東南アジア四次元日記 宮田珠己
東南アジアの旅は探すでもなくなんじゃこりゃが溢れている。
宮田氏の笑いに溢れた文章も手伝って不思議と笑いに満ちています。
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この本のレビュー
宮田氏は特別にスゴイ旅をしているわけではないふつーのサラリーマンバックパッカー。しかし何もかもが日本とは違う外国を歩いているとみのがしがちなことを鋭く察知し、
なにかと長くて独特の文章が全くくどくなくて、ぷっと吹き出すことが何度もある。
普通だったらネタにもならなそうなくだらないエピソードもこの人にかかると面白くなる。
東南アジア四次元日記に関しては、初めて読んだときはそのおもしろさがあまりピンとこなかったけど、ミャンマーや香港に行った後に読み返したら、「あれ?こんなに面白かったっけ?」と 思い直しました。
彼の他の著書(「わたしの旅になにをする」など)に比べると、
ある程度その土地のことを知ってからの方がより楽しめると思います。
「BOOK」データベースより引用のあらすじ。
会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭にのせた虎の像、四階建てビルを枕にした巨大仏など、奇奇怪怪なものが続々登場。しかもその道程は、オンボロバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬間を見たりと、ハイパーデンジャラス!快笑旅エッセイ。
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