旅ナビ-東南アジア
※当サイトは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでいます。
ホーム > ベトナム  »  フーコック・コンダオ > コンダオ島の海:ボートでシュノーケリングも同乗者がはずれ。

コンダオ島の海:ボートでシュノーケリングも同乗者がはずれ。

コンダオ島周辺の海の中1
シュノーケリングツアーで見た海中写真。魚は少ない時期でした。
ヴィラメゾンコンダオブティックホテルにて。のんびりと朝食を取っていると、スタッフから声をかけられました。

「明日日本人のカップルがボートをチャーターしてシュノーケリングに出るけど一緒に行く?」

滞在中、シュノーケリングには出ようと思っていたところ。ましてや日本人だったら言葉が通じるから気楽だ。
ボート代は一人860,000ドン。同乗者がいると安くなるのかは不明だが、とにかく頼んで見ることにした。

シュノーケリングボート
シュノーケリングボート
翌朝、指定されたビーチに向かうと、すでにボートはスタンバイしていた。
「ヴィラメゾンのお客?」との問いに頷くと、ボートに乗るように促される。
そして、前後してやってきたのがアジア系のカップル。
日本人というより韓国人かと思ったが、会話は日本語だ。
声をかけると、「あ、おはようございます」と返事をしたのは彼女だけ。
目をそらしてシカトと決め込んだ中年男に若干不愉快な思いを抱きつつ、
日本人4名を乗せたボートはコンダオ島を出発した。


2名の船頭と4名の乗客を乗せたボートは、珊瑚礁があるポイントまで一気にブーンと走って行った。
空も晴れ渡り、波も穏やかで絶好のシュノーケリング日和である。
ゴールデンウィーク前後からは東南アジア一帯もそろそろ雨期に入り始める頃であり、
日本出発前は、ベトナムの天気予報は軒並み雷雨だったので、これだけ晴天に恵まれたのは大変にありがたい。

しかし、この二組の乗客の間に流れる空気が非常に微妙で、それさえなければって感じ。

というのも、感じの良い彼女の方は20代半ばくらい。
愛想もいいし、ニコニコしていて、きっとすごいいい子で、みんなに好かれているだろう。
対する男の方が、白髪交じりの中年。30代半ば~後半ってところだろうか。
若くてかわいい彼女にいいかっこをしようと粋がっているのが明らかで、言動がいちいちウザい。

ボートでマングローブの森の中へ
マングローブの森へ向かう
こんなにいい天気に恵まれて、ボート上からの景色もとっても綺麗なのに、
スマホとタブレットを離さない。
(なぜボートに持ってきたかが謎。カメラは別にすげーのを持ってきてたし。)
昔行った旅行の写真を開いてずーーーっと彼女に自慢話である。

「前に行ったマレーシアの海ではさ、ジュゴンがいたんだよ!ほらこれ見て!」
「へぇ~。そうなんですね~。すごーい。」

もう素直に感心しているっぽい彼女の反応にも、冷めたタチの私は感動すら覚える。
それでも若い彼女の興味を引こうと必死に粋がる若造の姿が、目も当てられないというか。ただただドン引き。
そんなのは海の上じゃなくって、部屋でやってくれ。部屋で。

これで彼が普通に挨拶されたら挨拶を返す普通のマナーの持ち主であったなら、 盛っている若者の姿を生暖かく見守って終わるところだが、初っぱなが感じ悪すぎで 一日中見ているだけで不愉快だった。(男の方だけが。)

たぶん必死で口説いて、ベトナムまで連れてきたんでしょうね。
「俺は何でも知っているぜ」とかっこつけようと必死なのが痛々しい。
明らかに彼女より10以上年上なのに、全然余裕がない。
詳細は省くが、耳に入る会話の中身がいちいちいろんな意味で、背伸びしすぎである。

終いには亀の保護施設を見るために降りたバイカー島で、船頭や国立公園の職員を捕まえて、
「ここの島にはジュゴンいる?ほら、これ見て!」とかやり出して、冷たく「ノー」とか言い放たれていた。
なんだかなぁ・・・。もう。

ちなみに彼女とは「泳いでいて亀とかいました?」とか話したりしてたので、
翌日、Dram Trauのビーチで見かけたことを伝えようかと思ったのだけど、
いろんな意味で余裕がなかったのか、翌日にはすでにチェックアウトして島を去っていた。

つーかさー、こんな浅い海でジュゴンなんかでるかっつーの。
ジュゴンも珊瑚で腹をスリながら泳ぐことになるだろ。

桟橋
バイカー島の海岸。ここで亀に産卵させるので人は泳げません。

コンダオ島のシュノーケリングボートツアー写真

コンダオ島周辺の海の中の写真

コンダオ島周辺の水中写真1
コンダオ島の海水浴場は砂浜や岩場で波も高くなく泳ぐのには適していますが、珊瑚などはちょっと沖のポイントに行かないと生息していません。
海の水は澄んでいて綺麗だったけど、プランクトンなどもあんまりいない時期みたいでお魚はそれほど多くなかったです。 ましてやジュゴンや亀もいません!!
東南アジアで普通に見かける熱帯魚を中心に、ふよふよと泳いでおりましたよ。

[写真はクリックで拡大します。]
コンダオ島周辺の水中写真2 コンダオ島周辺の水中写真3 コンダオ島周辺の水中写真4 コンダオ島周辺の水中写真5

バイカー島の国立公園

国立公園の看板
バイカー島は島全体が国立公園になっています。 ボートでマングローブの林の中を突っ込むと、浅瀬から上陸できるようになっていて、ウミガメの保護施設を見学できます。
ウミガメの産卵シーズンは産卵を観察できるツアーも出ていて、夜中に見学するために仮眠する施設もあります。
特に産卵の季節ではなくても、入って見学するだけで入場料を取られます。 自然保護活動に寄付したと思ってください。(ほんとただ入るだけなので。)
亀の一生についての説明看板 バイカー湾の写真1 バイカー湾の写真2 コンダオ本島の亀の像


コンダオ島の航空写真(by google)

ベトナム旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2018年4~5月
100ベトナムドン=約0.5円

■レジャー:シュノーケリングボート 860,000ドン/人、国立公園入場料 60,000ドン/人
■宿泊:ヴィラメゾンコンダオブティックホテル 7,500~8,500円くらい

■成田-ホーチミンシティ航空券 直行便で燃油サーチャージ込み60,000円前後~。
 ホーチミンシティ-コンダオ航空券 片道8,000円くらい
旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
地球の歩き方ベトナムもソクチャン、コンダオ島の情報がともにうっすら載っていますが、少なすぎるのでロンプラを買いました。 ロンプラは分厚すぎるので、必要な章だけをPDFで購入したり、行き先によって使い分ける。
ロンプラの欠点は毎年改訂しないことですかね。 今の時代は最新の情報はネットで調べて、整合性を取るのがベターです。
あと旅の指さし会話帳 は今回も役立ちました。

使ったwebサイト|Super Dongベトナム航空Booking.com agodaスケッチトラベル