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ガーデンアイランド:タベウニ島。森と水が豊富な島です。

ガーデンアイランドタベウニの森
【ガーデンアイランド タベウニの森。森林浴が心地よいかも?】

元旦は酔っ払いが島をうろついていたり、島の人々が特別料理で団らんしたりしていたが、
翌日から、タベウニではまたあっさりと日常生活に戻った。

日常生活という言い方は正しくないのかもしれない。だって、フィジアンはほとんどキリスト教徒だし、インド人もヒンドゥ教が大半。だから日本人みたいに「正月」を特別視する雰囲気はないのだろう。たまたま年が変わるということで、そこだけお祝い。っていうか、欧米人観光客の影響でホテルやレストランでカウントダウンイベントを始めて、なんとなく習慣付いちゃっただけな気がする。今日は酔っぱらいもいないんだよねぇ。

この島は「ガーデンアイランド」と呼ばれる。
道路の脇、人のうちの庭、小川のほとり。至る所に枝振りの立派な木がうわーーと群生している。

私にとって一番珍しかったのは、「椰子の森」
椰子の木って一本ずつ、一列に並んで生えているイメージがある。 今まで日本で見てきた椰子の木は、自生している椰子ではなく植えられた椰子の木なので、そうすると見栄えいいように整然と並べられている。
今時っぽくいうとマイナスイオンがいっぱいの島ですかね。

川の畔
河口近く
しかし、こういう島にいると交通手段の確保がとっても難しい。
一日中歩き続けたとしても島を一周するのは不可能で、歩くの大好き!な人でもある程度車が必要になる。
また、森の中に入った日には、迷うのは明白。そうするとガイドを雇わねばならない。
つまり本格的に森を散策するには、お金がかかるんですね。

バスもあるにはありますが、島の周りをぐるりと半周。端から端まで1日2往復のみ。島の内部は道路がなくてだから歩くよりほかありません。
「森の散策なんて面白くないわ!他に何か遊びはないの?」という方には海で遊ぶという手もありますが、ダイビングはともかく海水浴なら、観光客が少なくてゆったりと過ごせるという点を除くと、この島まで来るメリットはさほどありません。
やっぱここでは森林浴が一番の過ごし方なのかもしれません。

ちなみに一応主だったところは押さえておこうと思い、ボウマの滝まではバスを使って行ってきました。

椰子の森
椰子の森
麓から滝まで、山や川を越えて延々登っていく上に、ロープを伝って大岩を超えたりする場面もあり、気分はフィールドアスレチック。小さな子供や足の弱い方はとてもじゃないけどたどり着けません。
公園の管理人に届けてから登るのですが、帰りはノーチェックなので、何かあっても気づかれないまま終わる可能性大!

1人で行く場合は、ホテルに行き先を告げていく。雨の翌日はなるべく行かない。無理に川越えはしない。など、念には念を入れた方が良さそうです。そんなところです。

自然が素晴らしい=人間の手が入っていない=油断すんな~。
遊歩道がきっちり整備された日本の観光地を基準に行くと危ないですよ。

旅行者としてはある程度お金をかけないと面白くないかなと思える島でした。
高級ホテルなら食事もイベントも盛りだくさんだし、車もガイドも手配できるからよいけども、
ゲストハウスに泊まっちゃうと基本的に身動きできなくて行動範囲が限られます。
飛行機で会ったニュージーランド人の老夫婦のような人がのんびり過ごしに来るところかなって気がする。
一人旅より気の合う仲間や家族と連れ立ってくる方がおすすめです。


タベウニ島の写真。

I ざっと町の様子

橋はこんなん 教会
【手作りの木製橋、フィジーの町には必ずある教会、家。飾りがクリスマスのまま】
特に特徴があるわけではないのですが、ざっと様子を。(本文に載せた写真は略)
空港~ワイエボの周辺、大きなホテル周辺、病院など主要施設周辺を除くと道路の舗装は進んでいない。 家屋は木製やコンクリート製の小さな家が多い。そして、町には必ず教会があるんですよね。

II 船、接岸失敗

カーフェリー待ちの渋滞 接岸失敗。 ようやく下船。お疲れ様
ある日、海岸沿いを散歩していたら、フェリーが沖合でずーーっと停止しているのを発見した。 1時間が経過した頃、ようやく動き始めて船着き場に接近。しかし、そのまま右往左往している。
更に30分後、ようやく近くまで来てみるとこれ。車を入れる貨物部分の開閉扉?が壊れてしまっていたのです。車はずーーっと待ってるし、かといってワイヤーもなかなか巻き込めないし、大仕事でした。お疲れさん。
しかし・・・この日はフェリーが来る日では無かった。この船に乗らなければ船での離島ができないのでした。帰路も飛行機決定です。

III 滝を見るのも大変だ

バス 入り口はこれ 川を渡る
こういう手すりよ? 沢ガニ ここ、道?
滝 滝
バスに乗りボウマの滝を見に行った。入り口だけはきちんと整備されているが 中に入るにつれとんでもない状態。一人で行くには心が折れそうになる道でした。

IV ウォータースライダー

スライダー1 スライダー2 スライダー3
自然を利用したウォータースライダーも。所々ごつごつした岩がむき出しなので、そこいらは鉄製の滑り台を埋め込んである。結構急斜なので危ないと思いますよ。なんせ周りが岩ですし。

V タベウニの海

海1 海2
海はこんな感じ。すごい水がきれいで申し分ないけど、海水浴をしようという場所は少ない。
潮が満ちたら浜がほとんどなくなったりして。島の端っこにはビーチがあるらしいけど遠いです。
フィジーはリゾート島や珊瑚礁がいくらでもあるので、泳ぐ人はこの島には来ないかも。