プーケットからピピ島へ。英語話せなくてごめんなさい号出発!
朝8時。関空発プーケット経由バンコク行きのTGで来た友人が合流。
「島いきたーーい!」と言う彼の強引な交渉で、ぴーぴー島行きの日帰りツアーを手配。 さすがに、他の1日ツアーは既に出発済み。
「2500?高くない?」「2000?我々3人なんだけど?」
売り急いだ店員はドンドン値をさげ、最終的に1人1700バーツで成立。 こうもあっさり値下げされるとは、元の値段は一体なんなんでしょうね。
30分後、やってきた迎えのバンに乗って、島の真反対にある船着き場へ向かう。
船着き場の敷地内にある直前の大きなホテルでタイ人の若い女性2人をのせた。
「おお、タイのOLさんが二人でピーピー島に旅行なんだー」
「OLって言っても、このツアーに参加するってことは並大抵のOLじゃないね、恐らく(友人談)」
「今はタイのOLがプーケットに遊びに来るんだなぁ。」とは思ったが、そこはそれタイの女性なので、ジャージ姿だったのが印象的。つまり、海には入るけど、水着にはならない。その辺、さすがだ。
バンが船着き場に到着すると、添乗員がグループを二分割した。
「違う会社のツアーを同時に乗せてきたのかな?」と思ったが、どうも違う。 数人の欧米人とその他・・・つまり英語圏の人とその他の語学圏の人をきっちり分けていたようだ。
「ジャパニーズ?英語わかりますか?それとも日本語がいい?」
「日本語ーー!」
「OK。私の名前はニコンです。カメラのニコン。よろしく」
ニコンくんを含む、いろんな言葉を喋るガイドと共に、ピーピー島へ出発したのであった。
ちなみにツアーに使ったのは、モーターボートを少し大きくしたなという程度の船で、旅行会社所有の物ではなくレンタルの様で、船の提供と操作は船会社に委託しているようだ。
ピーピー島ツアーは3つの島に立ち寄るという非常に過密スケジュールで組まれているので、相当飛ばすうえに、波が荒れるのでぼんぼんすっ飛んで、おしりが痛くなります。
海が荒れてない時で片道1時間、荒れたときは倍の2時間。 この辺は、高い値段のツアーを選べば船が変わるので違うのかなと思ったりする。
ガイドは3人ほど乗っていたが、英語、タイ語、日本語の他、もう一つの言語を操る人がいる。
「・・・?フランス語かな?でも、ちょっと響きが違うよね。」
謎の言葉を話す女性ガイドに耳を傾ける人間が船の圧倒的多数を占めていた。
顔立ちは欧米系というか、スペイン人みたいな顔立ちの女性もいるし・・・妙に色白だし・・・。と悩む私に向かってニコンくんが一言。
「あの人たちはロシア人です。今日はツイてない。」
こんなに大量のロシア人と海外で出会ったのは初めてだ。
我々の船は、大多数のロシア人、2人のタイ人、2人のフランス人、そして3人の日本人という構成で、日本語を解するのは我々とニコンくんのみ。 ニコンくんの言いたい放題の日本語に大爆笑しながらの航行となった。
さて、船は最初のポイントであるKo Phi Phi Leのマヤ湾に到着。
「ここで30分間シュノーケリングしていいですよ。そのあとビーチに上がります。」
と言いながら、スタッフはシュノーケリングギアを準備したり、魚あつめにパンをばらまいたり、軽食用のパイナップルを準備したり大忙し。
「わー、結構綺麗だね。ここ、「ビーチ」(デカプリオの映画の話)では鮫が出たけど、絶対にいないよね~(笑)」
大半の乗客が日焼け止めを塗り、水着に着替え、シュノーケリングの体勢に入った。
・・・しかし、そこに怪しい人間が二人。
いきなりがばっと脱いだ服の下には競泳用のビキニパンツ。
「海でこういう格好の人ってあんま見ないよなー。本格的に泳ぐのかな?」
なんて思ってたら、おもむろにウェットスーツを着込む。なんだかもっと本格的になってきた。
そして、右足にベルトをすちゃっと装備。
???と混乱する私の前で、ベルトホルダーにナイフを刺し、シュノーケルを加えて、どぼん!と海に飛び込んだ。
「・・・あのナイフ何に使う気??」と思ったのもつかの間、今度は水中銃を手に、がしがし調整する男。
はぁ?君ら魚取って食うんかい?
あっけにとられる他の乗客を余所に颯爽と消えていった二人。
彼らのことは見なかったことにしてと。それぞれがそれぞれのペースで魚を鑑賞しはじめた。
30分後、船に戻った我々はおやつに貰ったパイナップルをばくばくほおばっていた。 パイナップルを食べ終わっても、40分経っても、50分経っても船は出ない。
「はぁ・・・。だからロシア人は嫌です。ロシア人がいるといつもこうなる」
どうも、あの水中銃組。戻って来ないらしい。ちらちらと時計に目をやりながらあからさまに嫌な顔をするニコンくん。 船の近辺には既に人はおらず、周りにいる他のツアー船も徐々に移動し始めている。
そりゃそうさ。次の予定があるもの。早くお昼ご飯も食べたいのに・・・。結局、ボートで湾内をくまなく探すハメになった。
はっきり言って危ないんですよ。周りの船の乗客だって、シュノーケリングを楽しんでいるんですから。 運転する方もものすごい神経を使うはず。
島に行く1日ツアーの中のほんの30分のシュノーケリングタイムに、あれほどの重装備で望むところも驚きだが、 時間オーバーもここまで来ると呆れる。スケジュールとか、他の乗客のこととか全く考えてないし。
結局彼らは現れず、そのまま船をビーチにつけた。
「日本人のお客さんはすごく好きです。それとアメリカ人とか。ロシア人がいる日は頭痛い・・・。」
ニコンくんの頭の痛い一日はまだ始まったばかりだ。
ところで、アメリカ人って結構悪い評判聞くので、ニコンくんのコメントは意外だったが、友人の「アメリカ人は金払いがいいんだよ。」って一言で納得。
どんなに自己主張をしても、自分の満足行くサービスを受けたら惜しみなくチップをわたすものね。
ロシア人は、勝手気ままな上にケチなのかもしんない。
「小屋だ、小屋。滝はないのか?」
レオナルド・ディカプリオが主演した映画の撮影地となり、すっかり有名になったピー・ピー・レ島。
私が初めてタイに来た頃はガイドブックにも数行紹介されている程度だった子の島は、今ではこの通り。次から次へと観光客を乗せた大小様々なボートがやってきて、湾でシュノーケリング、ビーチに上陸、島を散歩。そして、とっとと帰ってゆく。
我々だって、そうしたいハズなのに、なんせロシア人行方不明である。
おまけにこのビーチ。白い砂浜に透き通るようなブルーの海。青い空!
写真で見たときは涼しげだったけど、・・・暑いんだなこれがまた。
ここはタイ国の国立公園に指定されているからか、係官が船に入島許可証の様な物を出していた。
島の奥にあるテントは、職員の宿泊しているテントくさい。自然を守るのも大変だね。っつーか、よく映画の撮影許可でたね。そういえばあの時、タイの自然保護団体とだいぶもめてたなー、暇に任せて思い出す。
いい加減、他の船がほとんどいなくなった頃、どうにかこうにか問題児(立派な大人だが、行動が子供)現る。
ざっばーーと海から現れたヤツの手にはなにもなーし。
その水中銃は一体何のために必要だったか説明してほしいよあたしは。
予定を大幅に遅れ、船の乗客全員が空腹を目で訴える中、ボートはきっちり予定のコースをたどりながら、ピー・ピー・ドン島へ向かう。
レ島の裏側の美しい湾を通り、ツバメが巣を作る岩場を船から眺め、やっとこ昼食。
はらへったー。
昼食場所はドン島のLOH MOO DEEビーチにある一件のレストラン。
アジア班、ロシア班、フランス班に分けられ、食事となった。
内容は、辛さがとても抑えられた外国人向けのまあ美味しいタイシーフードに加え、なぜだかスパゲティのミートソースが並ぶ。恐らく、米が食べれない外国人のためだろうが、我々のテーブルではほとんどの人が手をつけなかった。
まー、7割タイ人だったしね。
すると、ニコンくんが我々の様子をみにやってきた。また変な顔してる。
「見て。ロシア人、あそこに寝てます。」
ここまでツアーの足並みを乱した例のロシア人。
泳ぎ疲れたのか、島にたどり着くなりビーチチェアに一直線。どこまでもマイペースである。
一応、添乗員がレストランに案内してるんだしさ。遅れたのだってあんた達のせいなんだしさ。ちょっとは気づいてほしいですねぇ、迷惑かけてることを・・・。
おまけに、食事を終え、島を出るなり、船上でレストランでかすめとってきたビールの栓を開け、
「スパシーバ!」「スパシーバ!」
と、飲んだくれ始める。
「ほんと、手ーつけられんな」と友人がため息混じりに椅子に寄りかかった瞬間、べちょっと嫌~な感触。
いつの間にか・・・濡れてべしょべしょになったロシアンのアロハシャツが友人のいすの背もたれにかけて干してあった・・・。
あのぅ・・・。座席は人間の数だけしかないんで~。せめて自分の背もたれを使ってはどうでしょうか?
「・・・困っちゃうね(笑)」(←笑うしかなかった友人のせりふ)
怒るどころか、呆れて笑うしかなかったね。子供の集団だー・・・。
朝はまっちろだった肌も、タイのつよーい陽ざしに晒されまっかっか。
日にさらされ慣れてないんだからさ、やめときなよ~。見ているこっちが痛々しいんだよぅ。
その日の夜、改めてパトンの繁華街に出てみた私は気がついた。
町にあふれているタイ人を連れく男にはロシア系の顔立ちが多い!
太陽がまぶしいこの国に北のさむーい国から遊びに来たい気持ちはよくわかる。日本人だって同じ。
だけど、君ら遊び方間違ってます!!
水中銃を使いたいならダイブボートに乗るとか、時間を守る気がないならボートをチャーターするとか、いくらただ酒でも持ち帰らないとか、日焼け止めはマメに塗るとか、ええと、もういいや(笑)
「最初、英語を覚えたんだけど、3年前から日本語を勉強してます」というニコンくん。
仕事を得るためには英語だけじゃだめだということだろうが、ロシア語をしゃべれると必ずロシア人のいる船に回されるわけで・・・。ロシア語をしゃべれると、仕事にはことかかなそうだけど、えっと、毎日あれを相手にするのわけね。子供より聞き分け悪いかも。
ちなみにフランス人のおじさまは、ジャンレノみたいな顔立ちでダンディでした。
英語圏の人じゃなかったために英語しゃべれない組の船に乗せられちゃって気の毒でしょうがなかったです。
「島いきたーーい!」と言う彼の強引な交渉で、ぴーぴー島行きの日帰りツアーを手配。 さすがに、他の1日ツアーは既に出発済み。
「2500?高くない?」「2000?我々3人なんだけど?」
売り急いだ店員はドンドン値をさげ、最終的に1人1700バーツで成立。 こうもあっさり値下げされるとは、元の値段は一体なんなんでしょうね。
30分後、やってきた迎えのバンに乗って、島の真反対にある船着き場へ向かう。
船着き場の敷地内にある直前の大きなホテルでタイ人の若い女性2人をのせた。
「おお、タイのOLさんが二人でピーピー島に旅行なんだー」
「OLって言っても、このツアーに参加するってことは並大抵のOLじゃないね、恐らく(友人談)」
「今はタイのOLがプーケットに遊びに来るんだなぁ。」とは思ったが、そこはそれタイの女性なので、ジャージ姿だったのが印象的。つまり、海には入るけど、水着にはならない。その辺、さすがだ。
バンが船着き場に到着すると、添乗員がグループを二分割した。
「違う会社のツアーを同時に乗せてきたのかな?」と思ったが、どうも違う。 数人の欧米人とその他・・・つまり英語圏の人とその他の語学圏の人をきっちり分けていたようだ。
「ジャパニーズ?英語わかりますか?それとも日本語がいい?」
「日本語ーー!」
「OK。私の名前はニコンです。カメラのニコン。よろしく」
ニコンくんを含む、いろんな言葉を喋るガイドと共に、ピーピー島へ出発したのであった。
ちなみにツアーに使ったのは、モーターボートを少し大きくしたなという程度の船で、旅行会社所有の物ではなくレンタルの様で、船の提供と操作は船会社に委託しているようだ。
ピーピー島ツアーは3つの島に立ち寄るという非常に過密スケジュールで組まれているので、相当飛ばすうえに、波が荒れるのでぼんぼんすっ飛んで、おしりが痛くなります。
海が荒れてない時で片道1時間、荒れたときは倍の2時間。 この辺は、高い値段のツアーを選べば船が変わるので違うのかなと思ったりする。
水中銃にハラショー。困ったちゃんロシア人参上!
船はピーピー・レ島(Ko Phi Phi Le)に向かい巡航。ガイドは3人ほど乗っていたが、英語、タイ語、日本語の他、もう一つの言語を操る人がいる。
「・・・?フランス語かな?でも、ちょっと響きが違うよね。」
謎の言葉を話す女性ガイドに耳を傾ける人間が船の圧倒的多数を占めていた。
顔立ちは欧米系というか、スペイン人みたいな顔立ちの女性もいるし・・・妙に色白だし・・・。と悩む私に向かってニコンくんが一言。
「あの人たちはロシア人です。今日はツイてない。」
こんなに大量のロシア人と海外で出会ったのは初めてだ。
我々の船は、大多数のロシア人、2人のタイ人、2人のフランス人、そして3人の日本人という構成で、日本語を解するのは我々とニコンくんのみ。 ニコンくんの言いたい放題の日本語に大爆笑しながらの航行となった。
さて、船は最初のポイントであるKo Phi Phi Leのマヤ湾に到着。
「ここで30分間シュノーケリングしていいですよ。そのあとビーチに上がります。」
と言いながら、スタッフはシュノーケリングギアを準備したり、魚あつめにパンをばらまいたり、軽食用のパイナップルを準備したり大忙し。
「わー、結構綺麗だね。ここ、「ビーチ」(デカプリオの映画の話)では鮫が出たけど、絶対にいないよね~(笑)」
大半の乗客が日焼け止めを塗り、水着に着替え、シュノーケリングの体勢に入った。
・・・しかし、そこに怪しい人間が二人。
いきなりがばっと脱いだ服の下には競泳用のビキニパンツ。
「海でこういう格好の人ってあんま見ないよなー。本格的に泳ぐのかな?」
なんて思ってたら、おもむろにウェットスーツを着込む。なんだかもっと本格的になってきた。
そして、右足にベルトをすちゃっと装備。
???と混乱する私の前で、ベルトホルダーにナイフを刺し、シュノーケルを加えて、どぼん!と海に飛び込んだ。
「・・・あのナイフ何に使う気??」と思ったのもつかの間、今度は水中銃を手に、がしがし調整する男。
はぁ?君ら魚取って食うんかい?
あっけにとられる他の乗客を余所に颯爽と消えていった二人。
彼らのことは見なかったことにしてと。それぞれがそれぞれのペースで魚を鑑賞しはじめた。
30分後、船に戻った我々はおやつに貰ったパイナップルをばくばくほおばっていた。 パイナップルを食べ終わっても、40分経っても、50分経っても船は出ない。
「はぁ・・・。だからロシア人は嫌です。ロシア人がいるといつもこうなる」
どうも、あの水中銃組。戻って来ないらしい。ちらちらと時計に目をやりながらあからさまに嫌な顔をするニコンくん。 船の近辺には既に人はおらず、周りにいる他のツアー船も徐々に移動し始めている。
そりゃそうさ。次の予定があるもの。早くお昼ご飯も食べたいのに・・・。結局、ボートで湾内をくまなく探すハメになった。
はっきり言って危ないんですよ。周りの船の乗客だって、シュノーケリングを楽しんでいるんですから。 運転する方もものすごい神経を使うはず。
島に行く1日ツアーの中のほんの30分のシュノーケリングタイムに、あれほどの重装備で望むところも驚きだが、 時間オーバーもここまで来ると呆れる。スケジュールとか、他の乗客のこととか全く考えてないし。
結局彼らは現れず、そのまま船をビーチにつけた。
「日本人のお客さんはすごく好きです。それとアメリカ人とか。ロシア人がいる日は頭痛い・・・。」
ニコンくんの頭の痛い一日はまだ始まったばかりだ。
ところで、アメリカ人って結構悪い評判聞くので、ニコンくんのコメントは意外だったが、友人の「アメリカ人は金払いがいいんだよ。」って一言で納得。
どんなに自己主張をしても、自分の満足行くサービスを受けたら惜しみなくチップをわたすものね。
ロシア人は、勝手気ままな上にケチなのかもしんない。
どこまでもマイペース。タイガービアでスパシーバ!
「おお、デカプリオが走っていた道だ!」「小屋だ、小屋。滝はないのか?」
レオナルド・ディカプリオが主演した映画の撮影地となり、すっかり有名になったピー・ピー・レ島。
私が初めてタイに来た頃はガイドブックにも数行紹介されている程度だった子の島は、今ではこの通り。次から次へと観光客を乗せた大小様々なボートがやってきて、湾でシュノーケリング、ビーチに上陸、島を散歩。そして、とっとと帰ってゆく。
我々だって、そうしたいハズなのに、なんせロシア人行方不明である。
おまけにこのビーチ。白い砂浜に透き通るようなブルーの海。青い空!
写真で見たときは涼しげだったけど、・・・暑いんだなこれがまた。
ここはタイ国の国立公園に指定されているからか、係官が船に入島許可証の様な物を出していた。
島の奥にあるテントは、職員の宿泊しているテントくさい。自然を守るのも大変だね。っつーか、よく映画の撮影許可でたね。そういえばあの時、タイの自然保護団体とだいぶもめてたなー、暇に任せて思い出す。
いい加減、他の船がほとんどいなくなった頃、どうにかこうにか問題児(立派な大人だが、行動が子供)現る。
ざっばーーと海から現れたヤツの手にはなにもなーし。
その水中銃は一体何のために必要だったか説明してほしいよあたしは。
予定を大幅に遅れ、船の乗客全員が空腹を目で訴える中、ボートはきっちり予定のコースをたどりながら、ピー・ピー・ドン島へ向かう。
レ島の裏側の美しい湾を通り、ツバメが巣を作る岩場を船から眺め、やっとこ昼食。
はらへったー。
昼食場所はドン島のLOH MOO DEEビーチにある一件のレストラン。
アジア班、ロシア班、フランス班に分けられ、食事となった。
内容は、辛さがとても抑えられた外国人向けのまあ美味しいタイシーフードに加え、なぜだかスパゲティのミートソースが並ぶ。恐らく、米が食べれない外国人のためだろうが、我々のテーブルではほとんどの人が手をつけなかった。
まー、7割タイ人だったしね。
すると、ニコンくんが我々の様子をみにやってきた。また変な顔してる。
「見て。ロシア人、あそこに寝てます。」
ここまでツアーの足並みを乱した例のロシア人。
泳ぎ疲れたのか、島にたどり着くなりビーチチェアに一直線。どこまでもマイペースである。
一応、添乗員がレストランに案内してるんだしさ。遅れたのだってあんた達のせいなんだしさ。ちょっとは気づいてほしいですねぇ、迷惑かけてることを・・・。
おまけに、食事を終え、島を出るなり、船上でレストランでかすめとってきたビールの栓を開け、
「スパシーバ!」「スパシーバ!」
と、飲んだくれ始める。
「ほんと、手ーつけられんな」と友人がため息混じりに椅子に寄りかかった瞬間、べちょっと嫌~な感触。
いつの間にか・・・濡れてべしょべしょになったロシアンのアロハシャツが友人のいすの背もたれにかけて干してあった・・・。
あのぅ・・・。座席は人間の数だけしかないんで~。せめて自分の背もたれを使ってはどうでしょうか?
「・・・困っちゃうね(笑)」(←笑うしかなかった友人のせりふ)
怒るどころか、呆れて笑うしかなかったね。子供の集団だー・・・。
朝はまっちろだった肌も、タイのつよーい陽ざしに晒されまっかっか。
日にさらされ慣れてないんだからさ、やめときなよ~。見ているこっちが痛々しいんだよぅ。
その日の夜、改めてパトンの繁華街に出てみた私は気がついた。
町にあふれているタイ人を連れく男にはロシア系の顔立ちが多い!
太陽がまぶしいこの国に北のさむーい国から遊びに来たい気持ちはよくわかる。日本人だって同じ。
だけど、君ら遊び方間違ってます!!
水中銃を使いたいならダイブボートに乗るとか、時間を守る気がないならボートをチャーターするとか、いくらただ酒でも持ち帰らないとか、日焼け止めはマメに塗るとか、ええと、もういいや(笑)
「最初、英語を覚えたんだけど、3年前から日本語を勉強してます」というニコンくん。
仕事を得るためには英語だけじゃだめだということだろうが、ロシア語をしゃべれると必ずロシア人のいる船に回されるわけで・・・。ロシア語をしゃべれると、仕事にはことかかなそうだけど、えっと、毎日あれを相手にするのわけね。子供より聞き分け悪いかも。
ちなみにフランス人のおじさまは、ジャンレノみたいな顔立ちでダンディでした。
英語圏の人じゃなかったために英語しゃべれない組の船に乗せられちゃって気の毒でしょうがなかったです。