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ペルーの最果て。チチカカ湖畔の町プーノ


アンデス山脈のほぼ中央に位置する標高3855mの町プーノは、ボリビアと領土を二つに分ける
チチカカ湖(ティティカカ湖)の湖畔にある町。
場所にもよりますがボリビアとの国境まで100kmも離れていないペルー最果ての町だってことと、
ウロス島やタキーレ島など、先住民族が数多く住むってこともあり、小さい田舎町だと思っていた。

が、しかし、それはとんだ勘違い。アグアスカリエンテスやオリャンタの方がよっぽど小さい・・・。
やっぱ国境近くってことは交通の要所だったんですねぇ・・・。
勿論、クスコやリマに比べたら比べ物にならないくらい小さいですけど。

プーノの町自体はこぢんまりしているし、見所といった見所もありません。
観光客はこの町を拠点にして、周辺の観光名所に出かけるか、ボリビアに抜けていきます。
かくいう私も、ここに2泊し、国際バスでボリビアに抜けていったのでした。

「宿題やってないじゃないか!そこに立ってろ!」って感じ?

宿題やってこないと教室に入れてくれない先生
宿泊したインペリアルホテル(名称は立派だが安ホテル)の前は学校。
朝の8時前になると登校した生徒が校門の前に並び始めます。
警備員が門を開けると先生が出てきて、校門の前に立つ。
そして、カバンの中からノートを出させると、チェックするのです。
多くの生徒がチェックを受けた後教室に向かうのに対し、
右下の男の子は入れてもらえず・・・。(T-T)
しかもそのうちチェックを自体を止めてしまい、ノーチェックで通し始めた。
これじゃ最初に立たされたあの男の子がかわいそうじゃないか。

市場の外でポン菓子をうるモグリのおばちゃん

潜りのポン菓子売りのおばちゃん
ペルーでは、お米やトウモロコシで作ったポン菓子をよく売っていた。
このおばちゃんはプーノの市場の隅で勝手に店を出していた。
袋一つ分お願いし「いくら?」って聞くと、「ドス(2)」っていう。
財布からお金を出そうともたもたしているうちに次のお客さん。
「これ、1ソレス分ちょうだいよ」
おばちゃん、こちらをちらりと見た後、ポン菓子を詰め始めた。
・・・ん?私のと量が全く同じなんですけど・・・。
「はい、お金。1ソレスでいいんだよね?」罰悪そうに受け取りました。

ホテルの前で出待ち。手編みのセーターや帽子を売るおばちゃん

ホテルで出待ちする手編みの土産物うりのおばちゃん
プーノは外国人が立ち寄るホテルやレストランの前で、
ござをひいて店を出しているセニョーラがたくさんいます。
ある日、向かいのホテルの前で座っているセニョーラを発見。
店を覗きに行ってびっくり。結構な力作揃いです。
しかも土産物屋で売られている機械織りの物よりずっと安い。
その代わり値下げはしてくれませんでしたけど。
「ムーチョ・トラバホ」と言いながら肩をとんとんとつらそうに叩きます。
これだけ作るのは大変で肩が凝るって言いたいらしいです。

毛糸の帽子 手編み製品を売るおばちゃん

こじんまりとしたアルマス広場。

プーノのアルマス広場
小さい田舎町でもアルマス広場とカテドラルが中心にあるのは一緒。
プーノは車がすれ違えないくらいに狭い道が多く、他の町に比べると、
ぎゅっとプレスされたようにこぢんまりしています。

特に書くこともないけど、町の写真がないから一応のせました。

町の小さいコメドールでお昼ご飯

オユキートコンチャクイ
お昼ご飯に町のコメドールに行ってみました。
この日の昼定食はオユキート・コン・チャクイ。オユコという芋の煮込み。
芋類はペルー原産っていうのもあるとはいえ、芋を食べない日はない。
ちなみにスープと飲み物とメイン料理のセットで2ソレス。70円くらい。
昼の時間が終わると入り口のメニューがくるっと裏返され、夜定食。
つまり、毎日ほとんどメニューが変わらないってことですね。

コメドールの昼間のメニュー コメドールの夜のメニュー レストランには見えない外観

夜は観光客向けのレストランなど行ってみた。

アルパカステーキとトゥンタ
プーノの観光客向けレストランのメニューを少し。
やっぱりペルーでしか食べられないものを観光客はのぞむし、
さらにここはアンデスってワケで、アンデスらしさも出したいところ。
写真はアルパカのステーキ、トゥンタの卵炒め添え。
トゥンタはアンデスの伝統的保存食乾燥ジャガイモです。
その他、チチカカ湖で養殖される鱒も定番メニュー。
観光客向けレストランは注文の後で作るので温かくて美味い。
値段は町の定食屋の何倍もしますが・・・。

トゥンタの卵炒め ケソ・フリート(揚げチーズ) チュペ・ペスカド(ペルー風魚の具だくさんスープ) 市場のジャガイモ売り場


▼ ペルー旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2009.08.中旬
1ソレス=約35円

■土産物:毛糸の帽子、手袋 各10ソレス、キヌア500g 4ソレス
■食事:大衆食堂の昼定食(オユキートコンチャクイorタジャリンコンポジョ+スープ) 2ソレス、
 観光客向けレストランのツーリストセット(サラダ、メイン[アルパカやマス]、スープ、飲み物) 16ソレス
 チュペ・デ・ペスカド14ソレス、ケソ・フリート・コン・パパス9ソレス、アルパカコントゥンタ 20ソレス
■買い食い:麦のポン菓子 1ソレス

■成田-リマ航空券 150,000~200,000円
日本から直行は燃料が保たなくて無理。アメリカ経由が最短。
私はエイビーロードで金額をざっくり把握してから、個別の代理店を当たります。
今回はCHINTAI TRAVEL SERVICEでロス往復。ラン航空でロス-リマを買ったせいでトラブった・・・。
発券手数料を取られても同じ代理店で最終目的地まで買ってください(詳細:ラン航空のレポ10部作)。
ペルーは見所が分散しているため、ツアーにするとかなりハードスケジュールになります
航空券だけ買って自由旅行にするか、個人で車をチャーターしてゆっくり回る方をオススメします。

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