ブッダガヤで購入したトルコ石。気がすごいと言われ。
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そしてそれに合わせてではないですが、友人が自宅に遊びに来た際にブッダガヤで手に入れたブレスレットを見せたら「こんなに"気"が強いものを触っていいの?」なんて言われて驚きました。私はそういうのには鈍感というかよくわからないのですけど、チベットの方がすごく大事にしてきた品物とはわかっているので大事にしておりました。ところが、家族がそれを無くしてしまい、昨日はおおわらわでした。
こちらは巡礼シーズンにブッダガヤに行ったとき、出稼ぎできているチベット人から買った物。
扱っている商品は全てチベットの物だと言っていました。
チベット人にとってトルコ石は幸運の象徴であり、大事に使われきたものだと思われます。
インドやネパール等々で寺院にお参りしているチベタンを見るとわかると思いますが、
かれらは首からじゃらじゃらと石の首飾りをぶら下げています。
日本では数珠は手で握れる小さいサイズですけども、あちらでは108個の玉を繋いであるので、
私はこのブレスレットも元々はどなたかが大事に使っていた首飾りを生活の足しなどで
バラして売っているのではないかと思いました。
このブレスレットは最後の一つだったかなぁ。
分け合って、チベットからヒマラヤ山脈を越えてインドに渡り、今は日本の私の手元へ。
普段は大事にしまってありますが、いつかチベットやブッダガヤに行くことがあったら
また持っていきたいですね。
トルコ石も化学合成で作るものは真っ青なブルーでクラックも何もないものですが、
こちらはアンティークのものです。どのくらい古いのかは神のみぞ知る。
日本では一粒で3万円とかで売られている物もありますが、 その当たりの価値は私にはよくわかりません。 それより調べてみると「チベット人が着用していたアンティーク」として石を売っているお店が結構あるので、要するに今彼らが代々受け継いできた大事な品物がどんどん流出しているのかなぁと寂しくも感じます。
ちょっと前にラサに列車が繋がったとき、価値も何もない家庭で拝んでいた古い仏像が、高級ホテルの飾り物として高値で取引されているのを見ましたが、 そんな感じで物質主義というか、いろいろ横行しているのかも知れませぬ。
しかし、またいつかラダックとか行きたくなってきたなぁ。
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