マレーシアで話題のロティボーイを土産に買う。
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ふかふかのまあるいパンの中にバターがタップリと入っているシンプルパンです。
最近じゃマレーシアを飛び越して、東南アジア中に支店があるようですが、とくにこれといった土産物がないので、出発直前に買ってみました。
日本のパンだとあんパンみたいなかんじですが、
あんこがはいっているわけではないので、軽いです。
日本のメロンパンほどたっぷりではありませんが、まわりは甘めのクッキー生地でコーティングされています。
色が黒っぽいのはヤシ砂糖つかってるのかな?
袋の背面には、マレー語、英語、韓国語、中国語、タイ語、日本語と6カ国語で食べ方が書いてあります。
実はこのパンは焼きたてを食べられなかった場合は温めてたべろということです。
高さがあるので、オーブントースターだと中まで均等にあったまらないし、表面が焦げるからでしょう。
オーブンで低温(150度)でじっくりと温めろという指示があります。
あっためたあと、パンをわったところ。わかるかなぁ?
実はこのパン、バターを塊で生地の中にいれてあるようなのです。
生地に均等に練り込んでいるわけではなく、一部に固まってます。
つまり冷たいままたべるとバターがかたまっちゃうんでしょう。
それと、有塩バターみたいで、塩気があるので、
パンのほのかなあまさと、バターの塩気があうということらしい。
デニッシュとはまた違った味わいで、ふわふわとしっとり、
ほのかなあまさと、ほのかな塩気を楽しめる素朴パンです。
私はこのお店の存在を初めて知ったのはインドネシアなんですけど、
たしか一つ買い食いしたけど、取り立てて美味しかった印象はないです。
コーヒー味のを食べた気がする。
ちなみにインドネシアではジャカルタの空港にもロティボーイの支店があり
みなさん土産に箱買いしていくのです。
クリスピークリームドーナツの持ち帰りボックスみたいな物が用意されていて、
それでもって帰るの。
甘い香りがそこらじゅうに漂っていて、買いたくなっちゃうんだろう。
それにインドネシアの離島なんかにいくと、パン屋さんとかまったくないので、
珍しいので喜ばれるとはおもいます。たしかに。
で、マレーシアはトランジットだけだし、特に土産になるようなものもないので、
せっかくだから、このパンを土産にかってかえることにしました。
「箱はないの?」ときくと、「ありません。」と言われてしまったので、
その後、家族がサンダルをかったので、そのサンダルの箱にいれて帰った。
空港のX線を通すと靴の箱の中にまるい物体がうつっていて妙だった。
(開けろとはいわれなかったが。)
さて、このロティボーイというお店ですが、バリに行く女子たちには人気のようです。
でもアジアはお隣の韓国にすら進出してますが、日本にはありません。
正直、私は日本ではひっとしないだろうなぁと思います。
理由はマレーシアのブランド力の低さです。
クリスピークリームドーナツとかがヒットしたのはアメリカで話題だったからだと思うし、
日本じゃアメリカ、フランス、イタリアなど欧米でないとあまり広がらない。
日本にはすでにこういう美味しいパンを作るパン屋がいっぱいあるので、
その上の物語、とか付加価値をつけないとインパクトがないと思うのです。
マレーシアという国と欧米風のパンの味を結びつけるキーワードがないなぁと。
だからよっぽど金かけてキャンペーンうったとしても
その後続かないだろうなぁとおもったのです。
クリスピークリームドーナツやハーゲンダッツは新宿とか青山に店を出し、
そこ以外では食べられないという話題をつくって行列させたうえで、
特別感を植え付けてましたけど、逆に言うとそこまでしないと新しい物は浸透しないのだ。
とゆーわけで、日本に来るとは思えないのですがどうでしょう?
味は別に嫌いではありませんが、バターが入ってしつこいので、食事パンは不向き。
たまにたべるおやつとしてはいいかもしれません。
そして、弟は温め方をしっぱいしたので、特にこれといった味ではなかったと いっていました。(義妹は上手に温められたので美味しくいただけたそうだ。)
このパンは焼きたてが一番美味しいので、旅先で食べるのが一番かも。
土産だと、食べた人の食べ方で評価が分かれそうだ。
そういえば、一時期京都のパン屋のディッシュパンとか流行ってたけど、
いまどうなってるんだろう?
(友達が大阪からわざわざおくってくれただ、私には微妙だった。)
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