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フィジー/ヤサワ諸島の旅:ナビティ島 Bula Boy & Girlのフィジアンナイト

ナビティ島コロボウエコリゾートのフィジーナイトショー
【ナビティ島 コロボウエコリゾートのフィジーナイト:学芸会の乗りの爆笑ショー開催!】

ナブラ島に1泊し再びヤサワフライヤーに舞い戻った私。乗船口にいた男は乗客の荷物を手早く仕分けていく。
「どこの島で降りるの?」「わかんない。後で予約する」「じゃあ予約したら戻ってきて」
はじっこに追いやられた荷物を横目に、トラベルデスクに一直線。宿の予約に突っ走った。

「あの、ホワイトサンディビーチに泊まりたいんだけど・・・」
ホワイトサンディビーチはヤサワ諸島のちょうど真ん中辺りに位置するナビティ島にあるリゾート。
追加料金が発生せず、勿論ビーチは西側にある。
ヤサワ諸島に入ってから3日がたち、東からの強風は治まりつつあるが、用心するにこしたことはない。

↓クリックで拡大
ナズラ島のナブアロッジ周辺の海の様子
ナズラ島ナブアロッジ
ナヌヤライライ島サンライズラグーン周辺の海の様子
ナヌヤライライ島
サンライズラグーン
「満室だそうよ。・・・隣のコロボウはどう?ビーチは同じよ?!
 後はそうねぇ。ボタイラも空いてるわ。」

ボ、ボタイラってオッシュマンズよりも高い宿だ。追加料金は100Fドル!!

フィジーに来る旅行者の大半は白い砂浜の美しいリゾートに憧れてやってくる。
しかし、設備の整った快適な宿はどちらかといえばママヌザ諸島に集まっており、
設備も簡素でメインランドから遠いヤサワ諸島はバックパッカーが多い。
節約志向の旅行者が多いため、安い宿から埋まっていく傾向にある。

今回のようにメインランドへの復路に乗船する場合、既に満室の宿も多くあり、
節約の為に安宿に泊まるつもりでもなかなかそうも行かないのが現状。
オーサムアドベンチャーの案内には「アクティビティや飲み物代として1日あたり25~35Fドルくらいの予備費を両替しておけば充分!」なんて書いてありますが、
それは追加料金のかからない宿に順調に泊まれた場合の話。
宿によっては部屋代の追加料金の以外に食事代も別なので充分ご留意を。

ただし、安宿以外ではクレジットカードが通用するので、持っていけば現金を少額に抑えられます。
(その際はエンボス加工のVISA or Masterを持っていって!決済端末がないところもあります。)

ナビティ島 コロボウエコリゾートのお出迎え
コロボウエコリゾートテラス
「コ、コロボウにします~。」
コロボウは部屋代の追加料金が20Fドルだけかかる(ドミは10Fドル)。
しかし、結果的にこの宿、設備、もてなし、食事内容のバランスが良く、
コストパフォーマンスは一番よい宿でした。
1000円の追加料金はホットシャワー代と思えば悪くないですよ。
惜しむらくは1泊しかできなかったことです。
マンタレイシュノーケリングツアーなども行われていたので、ポイントが近いのかも。


チェックインするなり海にどぼん!こちらもビーチエントリーでサンゴ礁スノーケリング[クリックで拡大]

ナビティ島シュノーケリング:夕方の弱い光に輝く魚
ナビティ島に到着したのは14:20頃。しかし部屋の掃除が終わっておらず、 待たされること1時間?速攻着替えて海に飛び込みました。
この浜はナビティ島の西側のど真ん中にあるので、海流の影響を全く受けず、 波も穏やかで遠浅。そのせいかビーチはホワイトサンディーなのに、 海中の珊瑚の死骸が波に削られることもなくゴツゴツと足に突き刺さり、海草は悠々と生い茂る。
100mくらいがんばって泳げばサンゴ礁シュノーケリングに突入です。
夕方なので日差しは弱めですが、水温は高めで充分楽しめました。
この浜は、波にさらわれる心配も全くないので、子供連れでも安心して遊べますよ。

ナビティ島シュノーケリング:浅瀬は海草とごつごつした岩がいっぱい ナビティ島シュノーケリング:カラフルなサンゴ礁とお魚 ナビティ島シュノーケリング:ハートの珊瑚
ナビティ島シュノーケリング:珊瑚畑 コーラルガーデン ナビティ島シュノーケリング:ミノカサゴ ナビティ島シュノーケリング:サンゴ礁のエッジがいきなり現れる

フィジーナイト!筋肉ムキムキの若者が力一杯「ブラ!」と叫び踊る

木片を担いでえっほと踊る
上半身裸にコシ箕がせくしー
夜7時過ぎに鳴ったドンドコどんどん!という太鼓を合図に食堂へ。
「本日はフィジーナイトです。ロボのブッフェをお楽しみ下さい」との案内。
実は前日に泊まったオッシュマンズもフィジーナイトだったため、
連泊できないことにがっくり来ていたのだが、コロボウも?偶然?

のんびりと食事を食べ、フィジービター(ビール)を飲みほし、 そろそろ部屋に帰ろうと思った時、コシ箕付けた人がうろうろしていた。
ビールを追加し、テラスで様子を見ていたらブラ・ボーイ、ブラ・ガールのフィジアンナイトショーが始まってしまった。
し、しかもこのノリ。今朝、ナズラ島のお調子者小学生がやっていた踊りそのものなんだけど・・・。おまけにブラガールの火踊りは今日の午後、枝を手に練習していました。おお、このためだったんですか。あれは。

音楽に合わせて踊り狂いながら、要所要所で「ブラ!」と叫びまくり、 外人大喜び&大爆笑! 最後は観客全員参加でスネーク踊りまでやらされました。こっちも酔ってるので羞恥心なし。 (自分も参加しているので写真はないです。)
しかし、ブラ・ボーイ。びっくりするくらいみんな腹筋割れてます。うっへぇ。すげえ体。

フィジアンショー 男女の踊り ブラガールのたいまつの踊り ずんちゃかずんちゃか。振り付けは結構適当で合ってない 一人旅の人には必ず声をかける

午前中の引き潮で磯遊び。グロイ青ヒトデが大量にいる。

巨大な蝦蛄
干潮の時は珊瑚畑が海上に浮き出る
ご多分に漏れず、ヤサワ諸島4泊目の朝もやっぱり引き潮です。
昨日の夕方あわててどぼんと飛び込んでおいた良かった。
むき出しになっている生きてる珊瑚を踏まないように注意しながら
海をざくざくと突き進んでいきますと、いろんな生物が見られます。

蟹やゴカイが大量にいるのは今までと同じですが、 この湾には特に青ヒトデが大量にいました。 そうか、ヤサワフライヤーのヒトデのマークはこれから来てたのか。 ヤサワ諸島の海の中にうようよといるんでしょうね。

体長30cmくらいのどでかい蝦蛄が逃げていくのもびっくりしました。
タイの中華料理屋で食べられる蝦蛄もでかいと思っていたけど、 それ以上です。フィジーには人間という天敵がいないのかもしれない。

引き潮の間は珊瑚畑が海上にむき出しになりますので、
踏まないように注意しながら散策してみてくださいませ。

蝦蛄の赤ちゃんらしきもの 真っ青な恐怖のヒトデ 貝に擬態する蟹 貝に擬態する蟹2

ナビティ島 コロボウとホワイトサンディビーチの前の湾の様子

夕方の湾。太陽が弱いとホワイトサンディビーチに見えない
コロボウの前に広がるビーチはあまりに浅いので、引き潮になるとご覧の通り。 船を停泊することもままならず、船は沖に停泊させておきます。
写真ではホワイトサンディに見えませんが、白い砂浜のビーチです。 リゾートのブレがほとんどビーチフロントだからか、はたまたプールがあるからか 浜に転がっている外人はあまりいませんでした。
穏やかなのでシーカヤックも気軽に楽しめます。

引き潮の湾 海中にコンクリートプレートを沈めて道を造ってある ごつごつとむき出しになった溶岩の岩場

コロボウの敷地内を散歩して回った

従業員の出勤ボードとタイムカード
この湾には3つのリゾートが並んでいるだけで村がありません。
なのでリゾートの裏には従業員用の宿舎がずらりと並んでいました。
フロント棟の脇にはタイムカードと出勤ボードが掲げてあり、
現在、誰が仕事中かが一目でわかるようにしてありました。面白い。

リゾートの裏にあった一軒の立派な建物はオーナー宅かなぁ?
働いている人はほとんど若者だったので、一体どんな人がオーナーか、謎です。

洗濯室と従業員の宿舎 ドミトリーの外観 オーナーの家らしき大きな建物

コロボウエコリゾートの食事:フィジーナイトでロボディナー!

ブッフェ式のロボディナーの夕べ
コロボウの食事です。午後にチェックインし、翌日の昼前にナブラ島に向けて北上したため、 昼食は食べられませんでした。島を回るスケジュールによってはこういうことがままあります。
夕食のメインはロボ(チキン)とマグロ。野菜のロロ(ココナッツ煮)とサラダなど。 「何のロロなの?」「ローカルスピナッチ」って、それじゃわからないなぁ。タロイモの葉っぱかなぁ?苦かったです。
デザートはやっぱりケーキミックスの味でしたが、朝食の揚げパンは旨かった。揚げパンお代わりしちゃった。

ロボ料理:チキンと魚 ローカルスピナッチのロロ(ココナッツ煮) やっぱりケーキミックスで作ったチョコレートスポンジ 朝食の揚げパンとフルーツ


コロボウ・エコ・ツアー・リゾート Korovou Eco-tour Resort ドミトリーF$80、ダブルブレF$200(3食付)

ナビティ島 西部海岸の真ん中
コロボウのビーチフロントブレ
サービス、ご飯、部屋のレベルがバランスよくコストパフォーマンスがよい。
若いスタッフが元気に明るくもてなしてくれる。
清潔な木造のビーチフロントブレで、シャワーからはお湯が出る。
電気式の温水器なので、お湯の勢いは弱いけども。
目の前のビーチは波が穏やか。少し泳ぐとサンゴ礁が広がっていて
スノーケリングも楽しめる。マンタツアーも不定期開催(季節による)。

コロボウのブレの内部 デッキから見えるサンセット ブラナイトのフィジーダンスショー

フィジー旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2010.07月
1フィジードル=約50.6円
■雑貨:ビール 5ドル
■宿泊:部屋代差額 20ドル
■船+宿泊:ブラコンボパス 6泊7日 ダブルor ツイン 871ドル/人
 オーサムアドベンチャーズwebで事前支払い済。フィジーに来てから申し込みも可。
 各旅行代理店、ホテルのトラベルデスク、オーサムアドベンチャーの事務所(空港、マリーナに有)で。
 ブラ コンボパスには期間中のヤサワフライヤー乗船(1日1回まで)、宿(3食付)代が含まれます。

■成田-ナンディ航空券 60,000~120,000円くらい。
日本からの直行便がなくなって、時間もかかり、値段も高くなりました。
私の場合、7月出発の大韓航空で航空券代は10万円くらいでしたが、燃油サーチャージや
ソウルでのストップオーバーのチャージなどが加わり、13万円くらい。
その他、パプアニューギニア、グアム、香港、オーストラリア、ニュージーランド経由等があります。