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フィジー/ヤサワ諸島の旅:ヤサワフライヤーでアイランドホッピング!

ナンディ到着の翌日はヤサワ諸島へ向けての出航です。
メルキュール ナンディの場合、集合時間は朝の7時半。ロビーの前で待ちます。
ところで、フィジーに限らず南太平洋の島では、住民の気質がのんびりしたところがあり、
何事も時間通りにことが運ばないようなイメージがありますが、こと観光に関するとそれは当てはまりません。
日本のように秒単位で動くことはさすがに望めませんが、わりと時間通りに動きます。
(ある意味秒単位で列車のダイヤが決まる日本ってとんでもないっすね。)

オーサムアドベンチャーの送迎バス
ツアーの送迎バス。
一番ぼろかった(笑)
オーサムアドベンチャーの送迎バスの中
窓にガラスがないけど、
晴れてれば問題なし。
観光から外れたところ、例えばローカルバスや商店がどうなってるかと言えば、
インド人がしっかりがんばっているので、町が動いているような感じがする。
フィジアンも町で商売をしていないわけではありませんが、
商売熱心なのはやっぱりインド人。これは後日レポ書きますね。

さて、ほぼ時間通りにやってきた港行きのバスに乗り込みマリーナへ。
バスを降り、一目散に受付に行ったのですが、その後に躓きました。
「で、今日はどこの宿に泊まりたいの?」
「え、えっと~・・・。」(←船でのんびり相談しながら考えようと思っていた。)
私の後ろには次々と乗船客が並び始め、ジワリジワリとプレッシャーが走る。

昨日、オーサムアドベンチャーズの空港事務所でパンフレットを貰ったのだが、
この会社が扱うツアーの紹介を含めた総合パンフレットのようなもので、
宿の紹介ページは数ページのみ。
しかも「な、なんでこの写真を選んで掲載したの?」という様な中途半端な写真ばかりで、宿を事前に決めようにも決められなかったのである。

チェックインの時にヤサワのガイドブックをくれると書いてあったので、それを見ながら決めようと思ったのに、
くれたのは船の行程と時刻表がはいったリーフレットと宿の差額料金表だけである。

私の表情を察したおばちゃんはキョロキョロと辺りを見回していたが、(日本語ができるスタッフを捜していたと思われる)、 すぐに見切りをつけてこういった。

「船のバウチャーは乗船の時に渡して。そしてこれが宿のバウチャー。6泊分よ。
 船の中のトラベルデスクで乗船してから宿の予約を頼みなさい。」


ゆっくりとした英語で2回も繰り返して説明されてしまい(旅慣れていない日本人に相当苦労していると見た)、
適当な宿の名前を言いたかったのだが、今更予約してくれとは言いづらくその場を後にした。
そして、バックパックを預けに行くと「どこの宿?」「決めてない」「じゃあ受付で先に予約してこい」と今度は受付に戻され、この時、既に長蛇の列になっていた受付を見るやいなや、くるりときびすを返した私。

「にいさん。ロングビーチリゾート。」「はいよ~」
バックパックにロングビーチリゾートと書かれた黄色いタグをくくりつけ、荷物をぽーんと仕分けする兄さん。
結果的に船の中でロングビーチリゾートが予約できたから何も問題は起きませんでしたが・・・。(^▽^;)

ヤサワフライヤー(船の名前)は、下船前までに宿の予約をしておくことが原則となっています。
というのもヤサワの多くの宿は浜に孤立して建っているので、島に降りてから部屋探しなどできないからです。
毎朝、8時の乗船チェックインの時に最も部屋が動くので、途中乗船では希望通りに行かない場合も。

乗船前にいくつか候補を決めておいたほうがスムーズですョ。
白い砂浜と透き通った海ならヤサワのどの宿でもあります。日の出、日の入り、ダイビング、サンゴ礁(ビーチエントリーでシュノーケリングができる宿もある)など、日本である程度調べてから行くとよいです。

ちなみにヤサワフライヤーは私のような乗船パスだけでなく、宿までの片道乗船の人、離島の住民、
日帰りパッケージで離島に遊びに行く人、ぐるっと一周クルーズしてマリーナに戻る人が入り乱れています。
最後はサウスシーアイランド(日帰り観光がメインの島)で働くスタッフが大量に乗り込んできたのを見て、
その効率の良い経営に感心してしまいました。つ、通勤にまで利用されているのですね~。

しかも、プライベートヨットで沖を浮遊していた人が、ヤサワフライヤーから食料を調達していたのを見た時は、
心底びっくりしてしまいました。無線で注文するんかなぁ。いやぁ、スゴイ世界だ。


デナラウマリーナの波止場。

デナラウマリーナの波止場
ナンディのデナラウマリーナの波止場。ヤサワフライヤー以外に、クルーズ船や サウスシークルーズのタイガーVIなど様々な船が並ぶ。
プライベートヨットの大きさや国籍を比べてるのも楽しい。
日本人の船は、見かけなかったです。
日本と外国では金持ちのスケールが違いそうだ。
8年前に比べハードロックカフェができたりしてにぎわっていましたが、
送迎バスに乗る身としては立ち寄ることもなく。
シェラトンでのんびりできるような身分になってみたいものです。

ヤサワフライヤーの外観など

ヤサワフライヤー
ヤサワフライヤーは船体の色が鮮やかな黄色をしていて、ヒトデのマーク。 対してサウスシークルーズのタイガーは白地にカメさんです。 クルーは両方の会社の人が入り乱れているし、1回だけカメさん号が来たので、業務提携して運営しているっぽいです。
ヤサワ諸島の島は桟橋がないため、ヤサワフライヤーは各島の沖に停泊します。 そして、各リゾートが所有しているボートがヤサワフライヤーまで行き来する仕組み。 特にナズラ島周辺に停泊する時はリゾートが多いため、コバンザメのごとくボートが密集します。

ヤサワフライヤーの後部 時々タイガーVIに交代するらしい コバンザメのごとく群がるボート 船にぴったり寄せて乗船

展望デッキからの眺めなど

展望デッキからの長め ナブラロッジ
ボートの屋上や先端に展望デッキがあります。 年寄りはクーラーの効いた船内にいますが、浮かれた若者が多いと展望デッキはぎゅうぎゅう。
私の場合、船内だと酔うし、デッキだと日差しがきつくて曲がりきったお肌が大変なことになるので、 船内後部の展望デッキの真下にある屋根付きのオープンスペースに席を陣取りました。 ここ、結構競争率高いです。

コロボウビーチリゾートの送迎船 海上に漂う送迎船 サウスシーアイランドの船はでかい

プライベートヨットでセイリングしている人の海上生活

船の上からお買い物
ヤサワ諸島をアイランドホッピングしていると、大きなクルーズ船以外にプライベートヨットもたくさん停泊しています。
ある時、次々と荷物を受け取っているボートがいました。どうも中身は肉や野菜の食材のようです。
周辺リゾートからの乗客の乗り降りが終わる5分が勝負らしく、発泡スチロールからすごい早さで野菜を籠に移し、発泡スチロールを返却しておりました。肉はさすがにそのまま持ち帰りましたが。
小舟で隣の船まで出向き世間話しているおっさんもいた。

発泡スチロールをリサイクルする ボートから自分のヨットへ帰る 海上井戸端会議

リゾートの送迎船いろいろ

ブルーラグーンのティム
ヤサワ諸島の宿は宿によってレベルが違うので、迎えのボートもいろいろです。 屋根が着いている船は大抵ねだんが高めの宿の所有するボート。 左はブルーラグーンのニューボートと屋根に乗るティム。思えばティムは私の名前を一発で憶えた珍しい外国人であった。(私の名前は外国人には発音しづらいらしく、大抵憶えてもらえない。)
下右はナビティ島のコロボウのビーチ。遠浅なので引き潮の時はこの通り。 海中にコンクリートのボードを沈めて道を作ってありました。

ロングビーチリゾートの送迎船 オッシュマンズの船 引き潮なので海上の道を歩く

フィジー旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2010.07月
1フィジードル=約50.6円
■船+宿泊:ブラコンボパス 6泊7日 ダブルor ツイン 871ドル/人
 オーサムアドベンチャーズwebで事前支払い済。フィジーに来てから申し込みも可。
 各旅行代理店、ホテルのトラベルデスク、オーサムアドベンチャーの事務所(空港、マリーナに有)で。
 ブラ コンボパスには期間中のヤサワフライヤー乗船(1日1回まで)、宿(3食付)代が含まれます。

■成田-ナンディ航空券 60,000~120,000円くらい。
日本からの直行便がなくなって、時間もかかり、値段も高くなりました。
私の場合、7月出発の大韓航空で航空券代は10万円くらいでしたが、燃油サーチャージや
ソウルでのストップオーバーのチャージなどが加わり、13万円くらい。
その他、パプアニューギニア、グアム、香港、オーストラリア、ニュージーランド経由等があります。