タイ・バンコクのソンクラーン(タイ正月) 水鉄砲戦争に参戦の巻
【うっちゃうぞ~!】
毎年4月13日~15日に行われるお祭りで、通称水掛け祭り!
伝統的なタイのお正月にもあたります。
前日の12日はいわゆる大晦日となり、人々は掃除をしゴミを全て燃やすそうです。去りゆく年の悪い物が新年まで残っていると持ち主に不幸が訪れるといういわれからとのこと。
【至近戦!】
新年の安泰と五穀豊穣を祈り、年神さまを迎る準備が大掃除であり、すすを払って清めてから神様を迎えるということは意味は全く同じですね。
風水でも整理整頓は基本ですから、アジアの習慣はどこか似通った物があります。
で、ソンクラーン=正月です。
【感激!子豚の丸焼き♪】
そして、午後には仏像を洗う儀式があり、その後がお楽しみのけ水掛祭り!
宗教的な意味での儀式もさることながら(その辺は略)、タイ中の至る所でお互いに水を掛け合い楽んでいる姿が見られます。
・・・という生やさしい物ではありません。
ソンクラーンの間は無礼講。掛け合うどころか水鉄砲戦争と言っても過言ではないのだ。
知らずにこの日にタイに入国した方はご愁傷様。
普段は控えめなタイの人々が、うわーーーっと笑顔(⌒-⌒)ニコニコ...で、通りすがりに車の上から、お構いなしに水ぶっかけて来ます。
でも、この日はどんなことがされても笑顔を絶やしてはいけないのだ(さすがにバラナシのホーリーみたいな過激さはないですが)。
とゆーわけで、2007年4月。ソンクラーーン行ってきましたレポートです。
バンコクの六本木。カオサンのソンクランへ向かう
バンコク入りしたのは、いわゆる大晦日の4月12日。当時最もバンコクに早くつけたシンガポール航空の直行便でのバンコク入りだったので、宿泊ホテルには16時には着いていました。
バンコクからでるつもりはなかったので、バンコクフリーのパックツアーを利用。ホテルは格安ツアーの御用達であるBangkok City Inn。
古いけど立地もいいし、宿には寝に帰るだけなので全く問題ありません。
運河ボートのプラトゥーナム、伊勢丹至近で超便利なのにリーズナブル。その後も気に入ってリピートするホテルになりました。BTS駅は徒歩で5分程度です。
チェックインの後、MBCやサイヤムスクエア周辺を散歩して、これまたリーズナブルで人気のタイ料理レストラン「バーンクーンメー」へ。このお店はオーソドックスで美味しいタイ料理が味わえる上に調度品もタイ風。しかも、タイの民族楽器の生演奏もあるので、タイ人も外国人のお客様を連れてよく訪れる店です。
私もタイが初めての友人と一緒の時は、大抵この店に来ます。ハイ。
プラトゥーナム乗船場
そう言えば空港から町までの道も全く渋滞がなくさくっと来たし、サイヤムスクエアもMBCも人が少なかった。
タイ人もさっさと帰省しちゃってバンコクの町中には人が少ないのかもしれません。
翌朝、ホテルでの朝食の後、運河ボート乗り場に向かいました。
無難にカオサンに行くのがいいかなぁと思ったのです。
外国人がたくさんいるのでイベントやってるし、友人をそのまま王宮まで案内するのに都合が良かったからです。
【正月のガラガラの道路】
乗り場に向かうタイ人の女性がいたので大丈夫だと思ったんですが、その女性も「いつもと違う?!」という雰囲気を察したらしく、近くをうろうろしている近所の店の人に事情を聞いていた。
乗り場付近の運河に入ってのんびりボートの手入れしているおっちゃんがいたしなぁ。普段は上下線共にごーごー行き交うので、運河に入るなんてありえん。
今更バスだと時間もかかるので、タクシー捕まえちゃいました・・・。( ̄▽ ̄)ゞ
大晦日って勝手が違いますね。いろんな意味で。
て、カオサンです。
バンコクが初めての人にカオサンを説明するとき、「言ってみれば六本木?」と例えるんですが、この通りの周辺に安宿が集中しているため、外国人旅行者が集まり、それを目当てのタイ人の若者が集まる、そんな通り。
近年は、宿の値段も高騰しているし、交通の便もさほど良くないので、私は余り来なくなった。
ただ、バンコクの他の場所よりは宿も安いし、安い旅行代理店やレストラン、土産物屋など、旅行者が望むありとあらゆる物が揃っているで、やっぱりそれなりに活気はあります。
で、正月(4月13日ね)のカオサンは・・・通りの店がみーーんなピシャッっとシャッターを閉めていた。
こんなカオサン初めて見た~っ。
「カオサンだとシルバーとかお土産も買えますよ」 なんて、ゆってたのに無理でした。
カオサンもソンクラーンモードです。
カオサンのソンクラーン
【イベントに人が群がる】
ソンクラーンの祭りムード一色!という感じです。
コーラなどの飲み物を売る店、水鉄砲を売る店は普通としても、
お水を売る店まである!
確かにぴゅーっと売っちゃえば水の充填が必要とは言え、有料なのか~。
【超強力砲で不意打ち!】
「水の補給はどこかで出来るのかなぁ・・・」
という心配をよそに、あっさりと反撃用の水は購入できました。
公園とかは水道が設置されていたりするので買わずに済むのですが、こういう町中ではそうも行かず。しかし、1.5リットルで5バーツくらいで水を購入可能です。
【泡から出現する子供達】
水鉄砲は日本で買った方が性能が良くて強力らしいという結論に達したのですね。
当時は「日本で売っている物の方が性能がいいのでオススメ」という書き込みしか見あたらなかったのです。
しかし、行ってみて驚きました・・・。( ̄□ ̄;)!!私の水鉄砲へぼい!
【ねらい打つ悪の陰】
仲間の1人は630円の空気圧砲を買っていったのに、バンコクっこが持っているのは
背中に水タンクを備えた超強力空気水鉄砲!。
彼らの水鉄砲は常に背中のタンクから水が供給されるので、我々が5バーツで水を買って補充している間に攻撃を受け続けるのです。
(☆゜-^)┬┬‐ :・・・・・ ダダダダ(/TДT)/あうぅ
【丸腰で捨て身の突進!】
カオサンの真ん中を歩いているのに、歩道の上から攻撃を受けるのです・・・。
乱射!!(  ̄ー)o┳※・・・・・ダダダ∵ ̄□ ̄∵ダダダ・・・
反撃のためには、水を受けながら捨て身の突進をし続けるしかなかった・・・。
【武器装着!!】
そんな高性能なの値段が高いと思うでしょう?
しかも250バーツくらいで買えちゃう。(デパートだと高いけど)
水鉄砲はタイで買うべし!!
【何故か至近戦!】
「ソンクラーンってたのし~」 ヾ(=^▽^=)ノ
とほのぼのしていたのですが、正月一日(4月13日)のしかも午前中のソンクラーンはまだまだ水鉄砲戦争の入り口の入り口だったのでした・・・。
【反撃開始~!】