さらばマルク。さらばケイ島。ライオン航空でジャカルタへの道のり。
【ライオン航空:左アンボン空港、右:マカッサル空港の搭乗風景。】
コースターコテージは基本的に好き勝手に過ごせる緩い感じの宿で、居心地はよかった。
西洋人に人気なので英語でコミュニケーションを取るのが苦痛でなければ快適に過ごせると思う。
こんなへき地までやってくる西洋人はたいてい大人なので、相手の方が配慮してくれますから
あまり気をもむ必要もありません。
出発日の朝、部屋の前でのんびりと朝食を取っているとケティさんが現れた。
「これから出かけるから、宿代払ってもらってもいい?」
差し出された伝票をよくよく見たら昨日バザールで買ってきた海ぶどうをつまみに飲んだビールが勘定から漏れていたりして、 思わずこちらから「ビールが少ない」と申告してしまったくらい。
支払いを済ますとケティさんは買い物に出てしまうし、他の若い従業員もバイクでブーンと帰ってしまい、
宿に客だけ残してもぬけの殻になるあたりも、やっぱり緩いのであった。
同宿だったイギリス人は朝のフライトでアンボン経由でジャカルタまで飛び、 そのまま深夜便でイギリスまで帰ると言っていた。
日本行きの便もほとんどが深夜便なので出来ないことはないが、
万一国内線に遅れが出たらアウト。
だからジャカルタに滞在する余裕を作ってあった。
結果的にこの判断は正解。LCCの運航がいかにいい加減かを痛感することになる。
まずありがちなことだが、飛行機のケイ島到着が大幅に遅れた。
スケジュールではアンボンでの乗り継ぎ時間は40分なのに、到着時にすでに20分を切っていた。
アンボンの空港では、乗り継ぎカウンターにすでにプリントした搭乗券を持った職員が待機しており、
身分証を提示して、ジャカルタ行きの新しい搭乗券をもらいます。
そのまま安全検査を受けて乗り継ぎ便に搭乗。この間、10分もない。
ジャカルタ行きの便はマカッサルで途中降機する便。機内待機はできずマカッサルで機外に出されます。
マカッサルのトランジットエリアでは、アンボンでもらった搭乗券を見せて抜けようとしたら
「あそこで搭乗券をもらってこい。」とか突き返されてしまい、
訳がわからずトランジットカウンターの行列に並んでみれば、搭乗便が変更されていた。
アンボン発マカッサル経由ジャカルタ行きを予約していたのに、マカッサルに着いた時点で
マナド発マカッサル経由ジャカルタ行きに搭乗機を変更されてしまったのである。
アンボンでもらった搭乗券はジャカルタまでだったのに、機内にいる間に乗り継ぎ便が変更されたらしい。
マカッサルでは乗り継ぎ時間が1時間はあったはずなのに、通り抜けるだけでギリギリ。
しかも、搭乗口で職員が手書きで搭乗券の便名を書き換えられた。混乱の極みだろ。
もう自分がジャカルタに何時に着くのかさっぱりわからない。
LCCですから、これだけの長丁場で水の1杯もでません。
エアアジアは食事や飲み物を販売してたけど、ライオン航空は販売すらなかったです。
ケイ島をでる前に食事をしていたから良かった物の、空港で買い物するタイミングも限られてるし、
LCCに乗るのなら事前に飲み物や軽食などを準備しておくべきだった。
ジャカルタでは頼んでいたホテルの迎えは来ておらず。
混み合っているブルーバードタクシーの行列に並び、タクシーで向かいました。
ホテルから「空港に着いたら電話を」と言われ、「電話を持ってないから時間に来て」とお願いしたが、
まあこんな状態で時間に来いというのも無理な話だ。(来なかったのは単に忘れていたんだと思う。)
ここからさらに日本へ乗り継ぐ便の予約をしてなかったのは幸い。
LCCって日本では乗ったことないけど、どんな感じで運行してるんでしょうねぇ・・・。
海外でLCCを使うときは、できる限り乗り継ぎ便を避け、余裕のあるスケジューリングをすべし!
コースターコテージRp165,000~食事:朝30,000 昼・夜40,000ルピア
Ohoililir Kei Kecil, Maluku
ケイ・クチル島の西海岸沿いオホイリリアー村にあるビーチフロントの宿。
宿の目の前に真っ白な砂浜の海岸が南北4キロくらいに渡って広がる絶景が売り。 海は遠浅で波も穏やかなので家族連れでも充分楽しめる。
ただし、エアコンやホットシャワーはなく、発電機も備え付けられていないため、停電時はろうそく生活。そこそこのインフラがないと耐えられない方にはむかない。
部屋のタイプは4種類有り、タイプにより値段は異なるが、掃除が行き届いていて快適な滞在ができる。
持ち主が違う建物をボブとケティが管理を委託されて管理しています。
欧米人観光客に人気の宿で、長期滞在する人が多いため、繁忙期(クリスマス休暇等)はメールで予約をしておくと安心です。
シュノーケリングツアーなど各種アクティビティも手配してくれます。(詳しくはHP参照。)
宿の目の前に真っ白な砂浜の海岸が南北4キロくらいに渡って広がる絶景が売り。 海は遠浅で波も穏やかなので家族連れでも充分楽しめる。
ただし、エアコンやホットシャワーはなく、発電機も備え付けられていないため、停電時はろうそく生活。そこそこのインフラがないと耐えられない方にはむかない。
部屋のタイプは4種類有り、タイプにより値段は異なるが、掃除が行き届いていて快適な滞在ができる。
持ち主が違う建物をボブとケティが管理を委託されて管理しています。
欧米人観光客に人気の宿で、長期滞在する人が多いため、繁忙期(クリスマス休暇等)はメールで予約をしておくと安心です。
シュノーケリングツアーなど各種アクティビティも手配してくれます。(詳しくはHP参照。)
インドネシア ケイ島に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。
旅行時期:2015.9月
100インドネシアルピア=約0.82円
100インドネシアルピア=約0.82円
■宿泊:コースター・コテージ 220,000ルピア 食事 30,000~40,000ルピア
■交通:コースターコテージ→空港(町での買い物滞在込み)300,000ルピア
■成田-ジャカルタ航空券 直行便で燃油サーチャージ込み60,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
ジャカルタ-ラングール航空券 片道15,000円~20,000円(予約クラス・レートによる。)
たまたまアメリカの利上げ観測に伴う新興国通貨の巻き戻しルピア安で安く行けた。
ケイ島へはマルクの州都アンボンの空港を経由しないといけません。
飛行機以外にペルニ船もありますが、船は直前にならないとスケジュールが出ないため、
時間に余裕がある人じゃないと使いにくいです。
ジャカルタとアンボンを結ぶ航空機は、マカッサル経由の物もあるので注意が必要です。
私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。
旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
Lonely Planet Indonesia
マルク州の情報が唯一載っているガイドブック。分厚いので私はこのガイドブックは切り刻んで必要な箇所のみを持っていきます。
重い荷物を持ち歩きたくない場合は、電子書籍版を購入するか、oney planetの公式サイトで売っているpdf版を必要箇所だけ 購入することも可能です。
ジャカルタなどと違って離島は急激に発展しないので、古い情報で旅しても問題は起こらないです。 むしろインドネシアの人は日本人に親切なので、指さし会話帳などを駆使しながら頼り切るのも有りですよ。
武部 洋子 情報センター出版局 2011-05-01
離島に行くと英語は観光関係者にしか通じないので、買い物を楽しんだり、現地の人と交流するのに片言でもインドネシア語がわかると楽しめます。 特にインドネシアのお金はゼロがやたらと多く、わかりにくいので、数の数え方は知っておいた方がよい。
離島に行くと英語は観光関係者にしか通じないので、買い物を楽しんだり、現地の人と交流するのに片言でもインドネシア語がわかると楽しめます。 特にインドネシアのお金はゼロがやたらと多く、わかりにくいので、数の数え方は知っておいた方がよい。
posted with ヨメレバ
ケイ・クチル島の欧米人に人気の宿2件の公式サイト。
宿泊案内の他、島の観光情報も掲載されていて参考になる。
ジャカルタの宿を予約。スカルノハッタ国際空港付近のトランジットホテルが豊富。