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アマラプラに世界最長の木製橋を見に行った。

がたっ。がくっっと大きく揺れながらも、列車は無事マンダレーにたどり着いた。

すぐに駅の二階にある列車予約窓口に駆け込むと、いろんな窓口を行ったり来たりしながらも、なんとか翌日のラーショー行きの切符を入手!

「ファーストクラスのチケットが欲しいんですが・・・」
「ファーストクラスは今壊れてて修理中なんだ。だからセカンドしかないけどいい?」

マンダレーからラーショーまでは列車で半日。所要時間はヤンゴンからマンダレーと大して変わらないのに、料金は1/4。セカンドクラスはさらに半額の5ドル。ってことは・・・よっぽどひどい列車なのだろうか。それとも昨日のあれは寝台料金でも入っていたのかなぁ・・・。うーむ、明日が怖い。

うーべいん橋
【ウーベイン橋】
適当な宿にチェックインし、休憩した後、マンダレーから日帰りで行けるアマラプラまで行ってみた。

日本でミャンマー情報を集めていたとき、ミャンマー人留学生が作ったサイトにあたり、妙にウーベイン橋が印象に残った。
ほんとかどうかは知らないが、世界最長の長さ誇る木造の橋で、その長さは1.3kmにも及ぶ。そして、大きな湖の上にかかる木造の橋を静かに歩く僧侶の姿が心に残り、静かで神聖なイメージを持ったのである。

マンダレーから乗り合いピックアップトラックで約30分。アヌラプラに到着。湖と思われる方角に歩いていたつもりが、細かい路地が入り組んでいて、曲がり角で立ちつくしてしまった。

そんな私を見て、何も聞いてないのに「あっちだよ」と道を教えてくれた人がいたのだが、その時は「外国人=橋を見に来た」ってことなんだろうと納得し、お礼を言って分かれた。

サンセット
【サンセット】
その後、日没までの数時間を橋の袂の簡易レストランで過ごすと、マンダレーに戻るべく元来た道をたどり始めた。

「うーん。ここからホテルまではゆうに1時間以上かかるしなぁ。トイレあるといいんだけど」

きょろきょろと当たりを見回していると、またもや何も言わないのに通りすがりの男性が「あっちだよ」って。
そして、教えられた空き地の奥にちゃーんとトイレがあった。

探してるのがトイレって・・・わかりました?

日本で、特に仕事の時はつんとすましてポーカーフェイスだったりする分、旅にでるとばかに素直になっている自分がいる。

現地の人の話す言語はろくに解さない。習慣も常識も全くわからない。そして、そこにいるだけで目立ってしまう自分。っそんな外国人がスムーズに旅行する為にはやっぱ人の手を貸して頂かないと無理。

コレまでの旅を通して、人への甘え方とか、交渉の仕方とか、ケンカの仕方とか、意識せずとも身体で憶えて来たような気がする。その分どんどん態度が大きくなって、「道に迷った!」「トイレ行きたい!」って、わかって~って態度でも出てたんだろうか。つーか、きっと素直に出せちゃうんだよな。なぜか。

「これも旅の経験値かね~」と、こんなくだらないこと考えている私も私ですが、そんな思い出しかないアマラプラでした。

すんません、書くことなかったんです・・・(_ _)ゝ(アップするのも恥ずかしくて、2ヶ月ほったらかしにしてました。この話。)


[写真とコメント]アマラプラほっつき歩き

I ウーベイン橋全景

ウーベイン橋:ローカル観光客が一杯
ウーベイン橋:橋の中腹
静かな所を想像していましたが、地元の観光客が夕涼みがてらに来るようなスポットで、橋の袂にはずらりと屋台が並んでいました。日本語で一生懸命売り込む土産物売りもたくさん。なにかの実を乾燥させて作ったネックレスや、それを編んで作った鞄や財布など、しつこく売り込まれましたね~。「糸がきれてバラバラになる」って言ったら「丈夫だから平気!」と引っ張ってみせられたし。
また、対岸にお寺が多いため、僧侶の姿もちらほら。そう言えば、ここに来る途中で賭け事している僧侶もいたなー。

II 乾期なので湖の水は少ない

乾いた湖
サンセット
今は乾期のため、湖の水は少なく、橋の途中くらいまではしたを歩いて行くことが出来ます。1.3キロという橋の真価は雨期に現れるんですね~。
右の写真は夕焼けの様子。周りに大きな建物が少ない地域なので(あってもパコダくらい)、夕焼けが綺麗に見えますよ。(帰りのことを考えて見たらすぐにここを出ましょう)

III 橋の両岸の様子

井戸
パコダ
 橋の対岸には小さな畑と井戸があります。井戸に水を汲みに来ていたおじさんの姿がなんとも美しかった(お姉さんの間違いでは?という感情ですが)。
 こんな小さな町でもパコダがあちこちに確認できる姿はこれまた美しい光景です。

IV 最後はお食事

米の幅広麺等
この日のお食事は、乗り合いトラック乗り場の近くの麺屋さんの麺他。キュウリとコーンのフリッターは意外や意外。美味い!みずみずしく柔らかくて熱々のキュウリを包むかりっとした衣が何とも言えず。冷めたら不味いと思いますが。コーンの甘さが塩味を引き立てるなぁ。ビールがうまい一品ですよ。

川沿いのレストラン;橋を眺めながらミャンマービアを トラック乗り場の麺屋 うまかったキュウリとコーンのフリッター