インドから送った国際郵便の宛先不明の顛末。高コストだ。

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宛先不明で戻ってきた年賀状 表 先日書いた旅行記の記事「デリーin6回目。シバの祭り好きなデリーの客引きとの攻防。」にデリーでGPOに立ち寄ったことをちらっと書きましたけど、そのときの年賀状が二つほど宛先不明で戻ってきました。
デリーで投函したのは2013.12.28です。消印も押してある。郵便局の窓口に出したし。 そして、日本で宛先の人たちに届き始めたのがだいたい1月10日前後だそうです。EMSですら1週間かかったので普通郵便が2週間というのもまあわかる気がする。(でも一体どこを経由するとそんなに時間がかかるのだろう。)
で、宛先不明の郵便物が差出人に戻ったのは1月20日です。すごい長旅。

宛先不明で戻ってきた年賀状 表 まずがこちら。冒頭にも載せた年賀状の表面です。
宛所に訪ねありませんというはんこの上に「差出人様戻し 裏面住所」、
その下に「東京国際郵便局 国際通常郵便部」とある。

宛先不明で戻ってきた年賀状 裏 こいつ裏面なんですけど、右下の赤字で修正したところに差出人住所が入ってたのね。
その差出人住所の上に年賀状の宛先となっていた場所の郵便局の受付印が押してあります。

宛先不明で戻ってきた年賀状 受付局印アップ 受付印をアップにしますとこれです。横浜の金沢区の郵便局の消印。1月14日です。
宛先が横浜の金沢区だったのですが、宛所訪ねなしで戻ってきたわけです。

つまり時系列でまとめるとこんな感じ。

12/28 インドのニューデリーGeneral post officeではがき投函。
     ↓
12/某日~ インドの国際郵便局をはがき通過
     ↓
 1/某日~ 東京国際郵便局ではがきの受付、日本の地方各局に配送
     ↓
 1/8頃~ 日本の地方各局ではがき配達
     ↓
 1/10頃~ 宛先住所に到着
       ↓
 1/14  横浜宛に出した宛先不明のはがきを横浜局で確認
     ↓
 1/中旬~ 東京国際郵便局にはがき返送、差出人を確認
     ↓
 1/18頃 差出人住所が日本だったので、差出人宛に返送
     ↓
 1/20頃 差出人に返送完了。

こんな感じです。すごいことになってます。長旅すぎるだろう。
差出人の住所が日本なのだから東京の国際局に戻さず、
横浜から差出人に戻せばすむことだと思うんですけど、そうはいかないんですかね。
まあ、国際郵便って海外在住の方から来ることを想定しているんでしょうし、
国際局に届いた後に、差出人の国へ返送されるんでしょうね。それがたまたま日本だったと。

ちなみに日本のはがきの配達料は日本全国どこに出すにも50円ですね。
インドで出したこのはがきは15ルピーです。当時のレートで24円です。
インドから大量のはがきを出されただけで大赤字なのに、さらにこんな仕事を
させられたらたまったもんじゃないですねぇ。
このはがき1枚でどれだけのコストがかかってるんでしょうか。

ちなみに宛先不明で返送されてきたはがきは2枚ありましたが、
いずれも日常的に顔を合わせるひとだったので、手渡したそうです。
本人の手元に渡るまで1ヶ月かかりましたね。

そういえば以前、キューバに小包を出したとき、キューバの法律をきちんと調べてなくて、 大使館の許可証をとらずにそのまま送ってしまったんですね。
送ったのは古着だったんだけど、許可証を封入しないと受取人が高額な税金を払わねばならなくって、当然、受取人は税金を払えないから受け取り拒否をしたのです。
(物を買えないから送ってくれと頼まれたのに、数万円を出せるわけがない。)

小包を出すときに宛所不明の時はどうしますか?という項目があったので、
「現地で破棄してください」と意思表示をしたのですが、
これがまた、半年か1年くらいかかって、戻ってきたのはおどろきました。

船便だったのでキューバに届くのに2,3ヶ月、それからキューバでの保管期限が1ヶ月くらい?
その間に受取人が来なかったら捨ててほしいと意思表示したのに、戻ってきてしまいました。
いっそのこと、郵便局の職員がもらってくれればよかったのに・・・と思うのだが、
まじめというか厳しいのでそういうことできないんですかね。
(ちゃんと書類には捨ててくださいって書いてあるのに。)

これもそうとうコストがかかってるなぁと。私の荷物を船に積んだ分、他の物を乗せられないのだから。

昔、インドとかネパールに荷物を送ると中身を抜かれるなんてよくあったんだけど、
そういうことは経験したことないですね。いまんところ。

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