1枚のくそガキの写真からベリーズの思い出走馬燈。

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ベリーズのくそがき 先日、このサイトから独立させた島情報サイト「島旅☆シュノーケラーで行こう!」にベリーズのキーカーカーの情報を載せ始めました。
1年半前の中米・カリブ海旅行は徐々に情報をアップしていて、マヤ遺跡なんかはこのサイトのメキシコと同じところにしたり、キューバは旅行記にしようとしたりいろいろなのですが、ベリーズは載せてもいいんだけど、渡航をオススメしたい国でもないので、どうしようかなぁと思いつつ、いちおう島に渡ったんだから島旅に載せるかという感じで書き始めました。
そしたら写真を保存していたフォルダからこのガキの写真が出てきて、「あ、こいつ!」といらんことを思い出しました。
いきなり背後から砂をつかんでかけられたんですよね~。
全く憶えてなかったのに・・・。カッと体温が急上昇して、自分でもびっくりした。

そういえばエジプトでもこういうことはあって、あの時は石だったけど、まあ、島で砂しかないんで砂でした。

私はアジアの旅が多いのですが、アジアの場合はこういうことないんですね。
アジアではモンゴロイド系の顔立ちは珍しくないし、日本人自体もメジャーだし、
せいぜい子供たちは人なつっこく寄ってくるだけなんですが、アジア人などあまり見ることもなく、
ましてや中国系の住民への差別意識がある国ではこういうことがたまにある。
(そういう国では日本のことなど知らないので、モンゴロイド=中国人だったりする。)
勿論、大人はこんなことしないんだけど、かなりイヤな気持ちだ。
差別とかいう以前に、たんなるいたずらゴコロっていうだけの場合もありますけども。

ベリーズは多民族国家です。
メキシコにあがるとモンゴロイドも多いのですが、ベリーズはどちらかというと
黒人とクリオーリャの数が圧倒的に多い感じがする。そして、さらにそれらの混血。
この国は昔、グアテマラだったのにイギリス人がカリブ海の島で働かせていた
アフリカ系の住民を連れてきて、勝手に占領したところです。
どうも黒人の血の方が濃く出ている気がします。

アジア人は中国人がいるけど少なくて、完全にマイノリティ。
ベリーズで最も地道に働いているけど、少なすぎて中華街が形成される程でもなく、なんだか力が弱そうでした。
しかもご飯が美味しくない国での唯一の救いである中華料理店ですらまずかったし・・・。
(現地の人の味覚に合わせないと商売にならないからだと思う。それがまずい・・・。)

ベリーズはいろんな意味で居心地はあまりよくなかったので、二度と行かない!と思ってましたが、
今になって写真を見ると、なんだか海の透明度が尋常じゃないくらいスバラシイです。

海に入らなかった私ですら思うのですから、ベリーズのバリアリーフを求めて
ダイバーやシュノーケラーが世界中から集まるのもわかる気がします。
観光地としての居心地などは整ってませんが、その分手つかずの自然が残っていると。
キッチン付の宿も多いので、自炊しながら海で遊んだりっていう人が多いのかも。
一人だと自炊すらめんどくさいですけどね。

メキシコの方がコストパフォーマンスが高いし(値段とサービスがバランスがよい)、
グアテマラの方が観光資源が豊富で楽しめます。
ベリーズはビザが必要で、出国税も高く、ご飯がまずくて、いろんな意味でコストパフォーマンスが低い。
でも、周辺国のような極端な貧富の差もなさそうで、治安はよいです。そして、自然もスバラシイと。

帰国した直後は「二度といかない!」と思ってたけど、今はお金がたくさん有り余っていたら、
世界旅行のついでに寄ってもいいかなぁというくらいの感覚ですかね。
(結局、行かないっていうことと一緒ですね。これは。)

お隣のグアテマラは絶対もう一度行きたいんですけどね~。
行ってないところいっぱいあるし、ティカルはもう一度のんびりみたいです。
ティカルは今までに見た遺跡の中で一番好きですね。雰囲気が残っていて。
治安や場所の問題で簡単には行きにくいのがよいのかもしれません。
そういう意味ではベリーズのバリアリーフも同じかも。

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