丹沢・大山フリーパスを2日使い倒し。登山、温泉、グルメ。

※当サイトは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでいます。
小田急電鉄 神奈川中央交通 丹沢・大山フリーパスB 2014年のGWは遠くに旅行せず関東周辺をいろいろ巡っておりました。天気がよさげな5/4にうん十年ぶりの大山登山を決行すべく計画を立てており、ふと小田急で「丹沢・大山フリーパス」なるものの存在に目が行きました。
こちらは小田急の発駅から本厚木駅(または渋沢)までの列車往復に本厚木~渋沢間の乗り降り自由+指定区間の神奈川中央交通のバス路線が乗り降り自由になる切符です。
発駅から伊勢原まで行き、伊勢原から大山往復をすると数十円お得だったので購入したのですが、よく切符を見ると2日間有効なんですよ。
5/4に大山登山、5/5に東京に遊びに行くつもりでしたが、5/5はフリー切符の範囲内で厚木の温泉に予定変更です。

神奈川 大山 見晴台からの山頂の写真 初日は大山登山です。伊勢原から大山ケーブル駅までバスに乗り、ケーブルカーを片道使って山の中腹から登山。下山後は大山豆腐を食べて、お土産に買って帰る予定でしたが、滑落事故の影響で大山ケーブル駅まで出られず、日向薬師から伊勢原に戻りました。
伊勢原駅周辺では大山豆腐を売っているお店は全くなく、仕方なしに列車に乗りまして、本厚木で下車。本厚木で軽く飲んで帰宅。
ポイントはフリーパスは乗降自由区間の本厚木~渋沢でいったん降りること。

翌日は再び本厚木に出向き、厚木バスセンターから七沢温泉行きのバスに乗りました。
本厚木からのフリーパスの区間は、七沢温泉と飯山温泉なのです。
七沢温泉行きのバスで、七沢病院入り口で下車します。

厚木の地酒 盛升 ワンカップ 最初の目的地への入り口にセブンイレブンができてました。
厚木の地酒を造っている黄金井酒造は七沢にあるのですが、バスから見ると酒蔵はGWなので閉まっておりましたが、酒屋さんに行かずともセブンイレブンに地酒盛升が売っておりました。ここでワンカップを2つ仕入れます。
昔っぽい味の甘めで美味しいお酒だそうです。

ズンドバー 外観 ZUND BAR 一つ目の目的地のズンドバーです。ZUND-BAR。ラーメン屋です。
水にこだわるために山奥に作ったというラーメン屋さんなんですけど、 こんな山奥にあるのにいつも行列ができているのです。
11時40分くらい到着で19番目でした。
セブンイレブンで手に入れた盛升のワンカップをちびちびやりながら 1時間ほど待ちます。(このためのワンカップ事前購入。)
お店自慢のソフトクリームを食べながら待つ人もおられました。

ズンドバーの塩ラーメン 端麗 塩ラーメンです。らーめんは塩、醤油、つけ麺とあり、さらに端麗、まろ味の別があります。だから正確に言うと塩ラーメン端麗。
いりこだしのすっきりと澄み切った塩ラーメンですが、チャーシューがギトギトの油が浮いたバラ肉使った炙りチャーシュー。
たぶんスッキリなスープに合わせてチャーシューでコクを出す狙いですが、身内はチャーシューも脂が少なめのやつだったらいいのにな~とゆってました。この辺りは好みの問題。
麺は恐らく船子にある「扇や製麺店」の麺では?というのが我々の予想。厨房が見えないからはっきりとわかんないけど。

ズンドバーの焦がしチャーシュー麺 塩 まろ味 こちらは炙りチャーシューの塩をまろ味で頼んでみました。
でもふつうの塩ラーメンに乗っているのも炙りチャーシューだったし、 卵ものってるし、あれ?と言う感じで。要するにチャーシューの量が1枚多いだけ。 だったら普通のラーメンでも良かったなぁ。
まろ味は鶏の脂が加わってちょっとスープにこくがあります。 かといって良くある脂ギトギトのラーメンみたいにこってりしてないので、 飲み干そうと思えば飲み干せる。(飲み干さなかったけど。)

ズンドバーのソフトクリーム お約束で、支払いの時にソフトクリームを買いました。
コーンの底までぎっしりアイスが入っていて美味しかったですね。
ラーメンが比較的さっぱり目なので、デザートもぺろりといける。
これ、レジでお会計の時に買えるというのがポイントで、 ほとんどのお客さんがアイスを食べながら店を出てきてました。

広沢寺温泉 玉翠楼 外観

玉翠楼 ロビー
ズンドバーの駐車場の裏口からそのまま道をまっすぐ行くと広沢寺方面に出ます。 広沢寺のお隣にある広沢寺温泉玉翠楼で日帰り入浴。
入浴料は1回1000円で、大広間休憩付きなど様々なプランが1500円~。ただし、GWだからかわかりませんが、大広間休憩はできないと言われました。
「1時間か~」とゆってたら「どうぞごゆっくり」だって。
ちょうど2時間後に広沢寺温泉発のバスがでるので、2時間休憩ならぴったりだったのです。
要するに1時間ぎちぎちに出てくださいというのではなく、お客さんがいっぱいでなければロビーとかで休憩しても問題ないということですね。

入れ替わり立ち替わり日帰り入浴客が来ましたが、うまい具合にばらけてそれほど混みませんでした。
湯上がり休憩含めて1時間半くらいいさせてもらいました。
宿泊客は内湯もいろいろ使えるみたいだけど、日帰り客は露天だけです。

宿泊するならじゃらん@玉翠楼楽天トラベル@玉翠楼で予約できます。
ポイントためてる宿泊サイトを利用するとお得です。
大山の頂上から七沢方面に下山してきて、宿泊するとちょうど良いですよ。

広沢寺温泉 玉翠楼の檜風呂 夢未市で買った厚木の食材 豆腐 餃子の皮 焼きそば 広沢寺温泉でバスに乗り、小野橋で降りようか悩み、結局、温水で降りました。 温水から南方向に300mくらい歩いたとこにJAあつぎが運営している産直ショップ「夢未市」があるのです。
大山で豆腐買えなくて悔しかったので、豆腐を買いたかったのだ。

このお豆腐や小野橋にあるんで途中下車して店舗で買うかな?とも思ったんだけど、焼きそば麺が欲しかったから、焼きそば麺と豆腐を同時に買おうと小野橋をスルーして温水で降りたわけ。
ついでに扇や製麺店の餃子の皮も買いました。夢未市で扇やのラーメンの麺も売ってるんだけど、スープとバンドル売りなのですよ。スープはいらないのでここでは買わない。扇や製麺店は夢未市から歩けば10分くらいの距離にあり、製麺所で麺を小売りもしてくれます。

お豆腐屋でお豆腐を買うメリットはたいがいできたてのおからがただでもらえたり、
格安で分けてもらえたりするからです。
以前、大山のお豆腐屋さんに教わったんだけど、おからでサラダ作るとうまい。
ただし、できたてのおからじゃないとだめです。傷みやすいから。

小田急電鉄 神奈川中央交通 丹沢・大山フリーパスB 夢未市で焼きそば麺や豆腐を買った後、夢未市横にあるバス停(赤羽中央だったかな)でバスに乗り、本厚木駅南口に行きました。
温水でバスを降りるとき、運転手さんに「七沢温泉発のバスだけじゃなくって例えば森の里方面から来たバスでも乗れますか?」って聞いたんです。
というのも同じ本厚木方面に向かうバスでも温水で通るルートが変わるからです。
乗り降り自由区間の設定が曖昧というか、丹沢・大山フリーパスのパンフレットには
飯山温泉行きと七沢温泉行きのバス乗り場の案内しか書いてない。
帰路に途中下車した場合、また同じバス停から乗った場合でも、七沢温泉から来たバスだけでなく、厚木のいろんなところから来たバスがそのバス停を通るのです。
そのどれに乗ってもかまわないのか?という質問です。

でも質問の意図がわかってもらえず、「ここから乗ればまっすぐ行くのと、ここで曲がる(夢未市の前を通る)のとありますけど、どちらも駅に行きますから。」ってそれは知ってるんだけど。

結局、夢未市の前のバス停に来たのは湘北短期大学発のバスで、それこそ七沢温泉なんてかすってもいない系統だったんだけど、最近神奈中バスは中乗りになってしまって、 乗るときに運転手さんに「フリーパスで乗れますか?」と確認できず、そのまま駅まで乗りました。

本厚木駅南口でバスを降りるときフリーパスを見せましたが、意外そうな顔はしたけど特に何も言われず。無事フリーパスを利用することができました。

そして、本厚木駅から電車に乗り、5/4に乗った発駅で下車。
2日間、フリーパス使い切りましたね~。

2日目は登山帰りの筋肉痛があったので、昼頃から夕方までだったけど、
充分、もと取りました。
小田急線が発駅~本厚木、本厚木~伊勢原往復。
神奈中バスが、伊勢原駅~大山ケーブル駅、日向薬師~伊勢原駅、
厚木バスセンター~七沢病院入口、広沢寺温泉~温水、赤羽中央~本厚木駅南口。
もしタイミングよくバスが来たら、温水~赤羽中央もバス乗れますな。

このフリーパスは遠くから来た人が宿泊したりするのにも使えるよう2日間有効にしているのだと思われますけども、渋沢~本厚木の近くに住んでいれば、近所で遊び倒すのにも使えるなぁ。
車を持ってる人は車でぐるりと回れる距離だけど、GWはどこで渋滞するかわかんないし、駐車場止めるとこないし、そういう意味では公共交通機関の方が楽。
発行側も「公共交通機関使って!」という意図もあるのだろう。

大山はお豆腐食べれなかったので、次回またリベンジするようです。
今度はヤビツ峠の方から頂上に登り、大山ケーブルに降りることを目論んでいるらしい。
ヤビツ峠方面だったら下車駅が秦野だし、バスも距離が長くて高そうだから、
こんな無理矢理な使い方しなくても余裕で元取れそうですけど。
ただ、また筋肉痛になるのは目に見えてるので、今度は七沢温泉行くかも。
鶴巻温泉は駅から近いから、お客さん結構多くて混みそうだし。

広沢寺温泉、強アルカリでつるつるになりましたよ。
七沢温泉の看板も「つるつるの湯」とか書いてあったので、温泉成分は似てるのかも。

前へ

神奈川県の大山登山。滑落事故にまつわる人間模様。

次へ

ノースフェイスの修理サービスに改めて関心しきり。