チベット行き。香港から入って華南へ(1999.08.4-6 東京-香港-広州)
私はたび好きのOLってヤツだった。休みとあれば一人でふらふらと旅に出る。 なぜ一人かといえば、友人と休みを合わせていると思うように旅に出れないからだ。 旅に出てみると、1人でぶらぶらしている日本人旅行者にあれほどお会いするのに、職場ではなかなか見あたらない。 だから最初のうちは肩身が狭かったんだけ…
私はたび好きのOLってヤツだった。休みとあれば一人でふらふらと旅に出る。 なぜ一人かといえば、友人と休みを合わせていると思うように旅に出れないからだ。 旅に出てみると、1人でぶらぶらしている日本人旅行者にあれほどお会いするのに、職場ではなかなか見あたらない。 だから最初のうちは肩身が狭かったんだけ…
宿に荷を降ろし早速町に繰り出した私は3日間の列車の旅に備えて非常食料を買い込んだ。 ここで中国旅行には必需品といえる茶(写真は鉄観音)も忘れてはならない。 中国の人々は出かけるときには必ずと言っても過言ではないくらい、皆、My水筒(カップ)を持ち歩いている。 当然、お湯は何処でも簡単に手に入れら…
成都行きの寝台列車に乗り込んだ。私の予約した席は、日本語の漢字で表すと「硬い寝台」。 長距離移動をする一般的な旅行者が一番欲しがる席だ。 中国の列車の席は大きくわけるとまず、「軟らかい」と「硬い」に分類できる。そして、長距離だと寝台も登場する。 一番安い席は「硬い座席」で、読んで字のごとくビ…
中国で三ツ星以上のホテルに泊まるつもりの人は絶対にその町の旅行会社に行くべし。 その会社が顔の利くホテルにはめちゃ格安で泊まれる。 私の成都滞在は日によって多少変動したが、一泊280元の部屋に70~100元で泊まれた。安宿感覚で飛び込みで行くと正規料金になっちゃうからもったいないっす。 そのかわ…
成都に1週間ただいるものつらいので、近郊ツアーに参加してみた。 楽山大仏、峨眉山を巡る1泊2日のこのツアー。正直言ってかなりつらくもあり、楽しくもあった。 朝7時。ツアーの添乗員がホテルに迎えに来た。 ホテルの前に乗車定員20名ほどの大きさのミニバスがやってきてこれに乗車。まだ、他の乗客はいない。…
成都は四川省の州都であり、高層ビルはぼこぼこ建っているし、道路は綺麗に整備されているし、車もばんばん走っているし、都会といえば都会である。 主要な道路は片側二車線が自動車道路。そして、車道と同じ幅の「自転車専用道路」があるところが、中国らしい。自転車専用道路は、自転車に加えて三輪車なども走る。 …
四川省の都江堰(ダム) 道教の総本山青城山と都江堰(ダム)を巡る日帰りツアーなんかにも参加してみた(ここまでの日記を読んで、ホントに暇だったと言うことがわかって貰えるだろう)。 この日はあいにくの曇り空。でも、この間の楽山ツアーが楽しかったから結構期待していた。 でも正直期待はずれで、がっく…
チベット行きの朝、迎えの車は朝の4時半にやってきた。 山へのフライトは朝早いためどうしてもこういう出発時間になってしまう。 成都の一流ホテル錦江賓館の前までやってくると、一台のミニバスの周りにぽつぽつと人が立っていた。 どうやら、彼らが今回の旅の仲間の様である。日本人なんているわけないのでそのま…
空気が薄くて破裂寸前。 楽山や青城山のツアーと違い、チベットのツアーはいくらか時間に余裕があった。 いくら体力がある中国人でも高山病には勝てない。朝の集合時間が8:30とまあ普通の時間でうれしい限りだ。 ラサをと言うか、チベットを象徴する建物、ポタラ宮はラサの何処からでも眺めることができる。 ポ…
太陽光を活用したコンロ。 高地ならでは。 二日目は朝食のあと、ラサの北西12キロに位置するデプン寺に向かった。 この日は、どこでそうなったのか、成都軍団の隊長(成都の家族の親父が、いつの間にかツアーの人たちに隊長と呼ばれていた)が私のところにやってきて言った。 「今日は、Mr.huが君の通訳を…