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やっぱりバリは神が宿る?ウブドのホテルでうふふ。

ホテルチャンプアンのラジャルームRaja room
チャンプアンリゾート&スパのラジャルームに滞在。70ドルくらいでした】
バリ島の玄関口、デンパサールの空港に着くと、そこからはタクシーでウブドに向かいました。
いつもの旅はこういう時、バスなどの公共交通機関を選びますが、バリ島にはそれがないからです。
タクシーカウンターで行き先を告げると、あっさりと定額料金でタクシーが手配され、
なんだかこんなことすら不思議な感覚だった。この後の乗り物で交渉が必要ないのは空港だけだったけど。

走り始めて感じたのだが、バリの道路は東南アジアの島とは思えないくらい綺麗に整備されていて、
なんだかアジアの島に来たとは思えなかった。
その上、乗車しているタクシーがTOYOTAなのもしかり。
時々現れる椰子を見たところで沖縄とか宮崎にいるみたいで、外国に来た気が全くしない。

そもそもタイでもどこでも運転手がカタコト英語でなんのかんのと話しかけてくるのが普通なのだが、
運転手もきっちり教育されているのか、行き先を確認しただけであとは一目散に走り続ける。
車線が減り、道路が細くなり、住宅街をくねくねと抜けていくうちに徐々に田畑が現れ始め、
ウブドに到着したのは小一時間ほど経った頃だった。

ウブドといえばライステラスで、棚田をすーーっと突っ切って来るのかと思いきや、 いつの間にか目的のチャンプアンホテルに着いているという・・・。 なんだかバリは本当に今までの旅行と勝手が違うみたい。

チャンプアンホテル部屋
【コテージの外観】
さて、ウブドで3泊予約した「チャンプアン・ホテル&スパ」 は、もともとウブド王室の貴賓館として建てられたもので、1934年にピタマハという芸術家たちの同盟が、 西洋人の画家ウォルター・スピース等に結成され一躍有名になった場所です。
ウォルタースピースがアトリエとして使用していた部屋も、現在は客室として使用されています。

私は特に芸術に興味があるわけでもなく、ただなんとなくネットでこの宿を予約したのですが、 これが大正解!!

ナチュラルスプリングウォータープール
【天然の泉のプール】
このリゾートはウブドの中心から2キロほど離れた渓谷沿いの静かな場所にあります。
すべての部屋が渓谷を見下ろすように建てられており、水と緑と自然の中にひっそりと建物がたたずんでいて、 とてもゆったりと過ごせる作りになっている。

観光したければ徒歩でも宿のシャトルバスでも簡単に町に出られるし、 観光客がぞろぞろ行き交うモンキーフォレストに比べ、とにかく静かにのんびり出来るのがうれしい。

渓谷を挟んだ寺からも川を渡れます この宿で私が一番気に入ったのは、宿の敷地の隅っこにある山のわき水を貯めたプールです。
なぜかこの水に入ると頭がすーーーっと冴えわたり、体中が覚醒していくような感覚が走る。
後頭部の方からすーーっとすっきり、しゃっきりとするのです。
ええ~。なにこれ~。 ∑o(*'o'*)o

特に町を散策したあとにどぼんと飛び込むと、なんともいえない気持ちよさ。
どこの国でも大自然に湧き出た泉はパワースポットとして崇められているところが多いけど、
まさにそんな感じです。体に大地のエネルギーをもらっているようなそんな錯覚が起こります。

ガムラン演奏 お名残惜しさにチェックアウト前に足だけつかりましたが、温泉の足湯よりも気持ちよかったかも・・・。

バリでは信仰や神様が人々の普通の生活にとけ込んでいますが、 正直、この宿は神様とか精霊がいるのではないかとまじめに思ったくらい。
そのくらい自分の精神状態が浄化されていく感覚を憶えました。
神様とか信仰とかってこういう体験から心に宿りそうな気がしました。

バリ=観光客が多くて騒々しい島という思い込みが見事に初日から吹っ飛びました。

芸術家が集う理由も、アトリエにしてしまった理由も、 そして、多くの外国人が未だにバリに移住してしまう理由も、滞在してみてわかった気がする。

宿からライステラスは見えませんが、小一時間の散歩で見に行くこともできます。
宿の紹介で終わってしまったけど、オススメです。ここならまた行きたい!!