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ウブドの散歩写真:サラ村、ケチャ、ライステラス(棚田)

ウブドでジャランジャラン(サラ村編)

一見騒々しい町に見えたウブドもほんの少しの散歩で静かで素朴な村に出会う。
神々を敬うことを忘れない人々の素朴な生活をいつでもどこでも目にする毎日だった。
きっと「日本も昔はこうだった」と、多くの日本人が懐かしさのあまり訪れるのでしょう。

I 宗教儀式の準備中

宗教儀式の準備 バリを歩くと観光客向けのレストランやお土産物やですら、毎日店の前にお供えをしていることに驚く。 家の仏壇へも滅多にお参りなどしなかった私からすると、なんだか自分がイケナイ人だった様な気分に駆られる。
男は力仕事、女は籠編み&お供え物作りと、男女分業での作業中をぱちり。邪魔したくなくて何をしているのかは聞かなかった。
女がここで籠を編む お供え物を運ぶ 終わったから帰るわ~

II どこの家でも必ず鶏が丸ごと。。。

ひなたぼっこの鶏たち ウブドの町はたいていの家の軒先に鳥籠と籠に収まっている鶏がいる。
雑貨屋の軒先にいた鶏そういえば雑貨屋のたぐいは見かけるが肉屋はさっぱり見かけません(市場にはあったと思うが見損ねた)。 こうやって鶏は自ら飼うことが多いのかも。放し飼いもいれば、籠の中でコケコッコーと悲痛な叫びを上げるヤツもいたりして。 こんばんは鶏肉かな~?

III 水と緑があふれる村でした。

静かな村の様子 美しい棚田の光景が有名なウブドだからやっぱり水は豊富。村中に澄んだ水を蓄えた小川がさらさら流れゆく。
農閑期で棚田見れず しかし、今回歩いてみたサラ村はちょうど農閑期でたなびく稲穂は見られず。雑草ぼーぼーでした。ちょうど刈り入れから1ヶ月くらい経ったのかな?

IV 駄菓子屋は子供達のたまり場だ!

駄菓子屋の雰囲気! サラ村はウブドの中心から直線距離で3キロほど東の村。 しかし、坂を上って下ってを繰り返すなかなかハード道のりだった。 地元の人は誰も彼もがバイクでぶぶーーんと走り去る。
ちょうど疲れ始めたそのときに現れた雑貨屋。ここでコーラを飲みながら休憩タイムである。
「マヤ・ウブドに泊まってるの?」←近くの高級リゾート
「ううん。チャンプアンから歩いてきたの」 「すごーい?!」
雑貨屋の女主人も驚愕。だって、遠いんですよ。坂だらけなんですよ~。
帰路ではマンディ中のおじさんに会ったりして、なんだかほのぼのした1日だった。
写真撮って~♪ 自転車が必需品なのだ 雑貨屋の息子君


ウブドでジャランジャラン(ジュンジュンガン村のケチャ編)

芸能の村ウブド。毎日町中のそこかしこで様々な伝統芸能の講演があり、多くの観光客を楽しませる。
今回はたまたま月曜に当たったので、毎週月曜のみに行われるジュンジュンガン村のケチャダンスを見てきました。
お寺の境内が会場という厳かな雰囲気と、舞台裏がかいま見れるほのぼのとした雰囲気のミスマッチが◎。

I 会場前の準備中です。

会場の看板 ケチャは上半身裸の男が火を囲んで「ケチャケチャ」言いながら踊る・・・。そんな情報だけ頭にインプットされていた。 ファイヤーダンスなのだ 観光局からのピックアップでジュンジュンガン村に着くと、火の周りを囲むように設置された観客席に着くように言われ、 ひたすら開始時間を待つのだ。会場では、このダンスのストーリーを渡されるので(日本語有)読んでおくとより楽しめると思います。

II 音楽は男のケチャケチャで。

男が火を囲んでケチャ ケチャはバリの伝統的なダンスにラーマーヤナを融合されて出来た比較的新しいバリ芸能だ。 王子とお姫様 ラーマーヤナの融合を提案したのは、かの芸術家ウォルタースピースだそうで、「なんでラーマーヤナなわけ?」 「そりゃ、ヒンドゥだからでしょ。この島が」。って、そゆことか~。 バリってインドネシアだからヒンドゥってイメージがあまりなかった。

III 物語は進んでいきます。

悪い王様? 上半身裸におそろいのサロンを巻き、耳にはハイビスカスを付けた男達が、小首をかしげながら 「チャ、チャ、んちゃ、ンチャチャチャチャ」なんてやっている姿が超愛くるしい。
老いも若いも村人みんなが一丸となり(時々ずれている人がいるのはお愛嬌)講演に夢中。 女の子はラーマ王子などの主たる出演者だけで、競争率が高そうでなかなか役を射止めるのが難しそうである。
猿神ハヌマン 真打ち登場!ハヌマン 大蛇でぐるぐる巻き

IV フィナーレ

フィナーレは主役で ところで、ずっと疑問に思っていたことがあった。
「この収益はどうすんの?やっぱ税収?」
週1の講演、各家庭から代表で一人ずつ出演していて、私の払ったお金が50,000ルピアでしょ?観客は50人ってとこかな?出演者で分けたって対した額にはならないし、それ以外に裏方もいるし・・・。

「絶対に村に入るんだろな」なんて考えてたら、同じ疑問を持ったらしい観光客が送迎車のお兄ちゃんに聞いていた。

「ジュンジュンガン村のケチャは毎週各家庭から代表で1人がでます。今日はうちは兄ちゃんがでてた。僕がでる日もお父さんがでる日もあります。ケチャの収益はお寺をなおしたり、お祭りに使ったり、村のために使います」

ジュンジュンガン村は、ウブドから数キロ離れた棚田が美しい静かな村だ。宿泊施設はあるにはあるけど観光客はあまり訪れない。毎日山のように観光客が訪れるのは村の雰囲気が壊れるし、かといって収入の道はほしい。 最初に村人劇団を発想した人はすごいと思います。
村中一丸となって、週一で、車を持っている人は車で送り迎えをして・・・無理なく続けられるところがいいですね。

お姫様も講演終わった直後に衣装のままバイクに跨って帰りましたよ(笑)
月曜日にウブドに滞在される方は是非、ジュンジュンガン村まで。
早速バイクで帰宅 一斉にわらわら帰る

ウブドでジャランジャラン(スバリのライステラス編)

ウブド散策地図
ウブド3日目。再びあてどもなくジャランジャラン。
ホテルでもらったマップを頼りにトレッキングロードをひた歩く。(ほとんど舗装道路ですが。)
マップをクリックすると拡大します。数字で場所を示してあるのでご参考まで。

ちなみに地図では平坦な道に見えますが、ここはウブド。 坂を上ったり下ったりを繰り返しますのでご留意ください。 体力に自信のない方は車を使ってライステラスだけ見に行った様ですよ。

I 初めての見渡す限りのライステラス

サンギガンのライステラス チャンプアンから坂を延々上ること20分。チャンプアン、サンギガン付近はちょうど田植えから1ヶ月くらい? 綺麗な棚田が整っていた。日本でも棚田は見られるが、山間部にこじんまりとしているものが普通。 ウブドの場合、広大な敷地に棚田が広がる上にその広さに外国人が目を奪われるのだろう。
日本でも将来的に農業が工業化したりなんかして、そのうち東北の広大な棚田に涙する時代が来てしまったりして・・・。 それはそれでなんだか悲しいですね。
かわいい石像
右は場所が違いますが、寺院にいたかわゆい石像をぱちり。 ハイビスカスにサロンというのはケチャでもそうだし、こちらの正装の様ですね。[写真をクリックすると拡大します]

II サンギガンの集落

家より神棚?が中心 地図の2の場所付近です。
昨日のサラ村でも感じましたが、集落の中にこじんまりとした集団があり塀で囲ってあること。そして、その中に住んでいる家族を塀の入り口の黒い看板で表示されている。看板には世帯主の名前と家族の人数がかかれてます。
狭い敷地だと1家族だけなんてこともありましたが、たいてい複数の家族が敷地内に住んでいます。親戚関係かどうかは不明なんだなぁ。
そして、どこの敷地内でも必ず神様が一番いい場所に鎮座しているのですね。信仰は本当に生活に根付いているようです。
小さな集落 手作りかき餅 敷地内の家の表示

III スバリの見渡す限りのライステラス

ライステラス 3.チャンプアンから道路沿いを登り、サンギガンの集落を抜け、坂を上って下りてを繰り返し、ようやく見渡す限りのライステラスが!すれ違う外国人が多かったので、ほとんどの人は逆ルートで回るようです。
当然、観光のためだけに農業をしているわけではないので、散歩の前に宿の人に「今どこが綺麗?」と聞いてから出かけるとよいと思います。私みたいにただひたすら歩くのはギャンブルと一緒だ。
スバリのライステラスの間に真っ直ぐな道 ライステラス2 風を知らせる道具

IV 民家カフェで休憩

壁にCOLD DRINK!民家カフェ 4.看板がでていた「360度ライステラスを見渡せます!」というカフェは休業中。ここまで歩いてくる人はたかがしれているのでしょう。車で来ればあっという間の距離なのでそんなものかもしれません。
ひたすら道を北上していたら洗われた民家カフェ。民家の敷地を改装してギャラリーと飲み物やをやっていました。
この周辺は、妙に新しい建物のギャラリーがやたらにいっぱいあって、どうも農家に兼業させる業者がいるようです。 ウブドの中心街みたいに無機質になってしまいそうだけど、ただそこまで客は来ないので続かないと思います。
定番はやっぱコーラ 涼しげなテラス? ライステラスを見渡す

IV トレッキング締めくくりはホテル近くの寺院で

グヌン・ルバ寺院 5.高級リゾートイバホテルとチャンプアンホテルの間にあるグヌン・ルバ寺院。 川を渡ってホテルへ この脇にあるほそーい道を渓谷沿いに登っていくとライステラスへのトレッキングルートに続きます。 ちょっと険しいのはこの寺の付近だけなのでご安心を。15分くらい歩いたら舗装道路になりますよ。 このあたり、カフェやギャラリーをぞくぞく建設中でしたが、供給過剰な感じでどうなんだろな~って思いました。
川を渡ってホテルへ