ウブドの散歩写真:サラ村、ケチャ、ライステラス(棚田)
ウブドでジャランジャラン(サラ村編)
一見騒々しい町に見えたウブドもほんの少しの散歩で静かで素朴な村に出会う。神々を敬うことを忘れない人々の素朴な生活をいつでもどこでも目にする毎日だった。
きっと「日本も昔はこうだった」と、多くの日本人が懐かしさのあまり訪れるのでしょう。
I 宗教儀式の準備中

男は力仕事、女は籠編み&お供え物作りと、男女分業での作業中をぱちり。邪魔したくなくて何をしているのかは聞かなかった。



II どこの家でも必ず鶏が丸ごと。。。


III 水と緑があふれる村でした。


IV 駄菓子屋は子供達のたまり場だ!

ちょうど疲れ始めたそのときに現れた雑貨屋。ここでコーラを飲みながら休憩タイムである。
「マヤ・ウブドに泊まってるの?」←近くの高級リゾート
「ううん。チャンプアンから歩いてきたの」 「すごーい?!」
雑貨屋の女主人も驚愕。だって、遠いんですよ。坂だらけなんですよ~。
帰路ではマンディ中のおじさんに会ったりして、なんだかほのぼのした1日だった。



ウブドでジャランジャラン(ジュンジュンガン村のケチャ編)
芸能の村ウブド。毎日町中のそこかしこで様々な伝統芸能の講演があり、多くの観光客を楽しませる。今回はたまたま月曜に当たったので、毎週月曜のみに行われるジュンジュンガン村のケチャダンスを見てきました。
お寺の境内が会場という厳かな雰囲気と、舞台裏がかいま見れるほのぼのとした雰囲気のミスマッチが◎。
I 会場前の準備中です。


II 音楽は男のケチャケチャで。


III 物語は進んでいきます。

老いも若いも村人みんなが一丸となり(時々ずれている人がいるのはお愛嬌)講演に夢中。 女の子はラーマ王子などの主たる出演者だけで、競争率が高そうでなかなか役を射止めるのが難しそうである。



IV フィナーレ

「この収益はどうすんの?やっぱ税収?」
週1の講演、各家庭から代表で一人ずつ出演していて、私の払ったお金が50,000ルピアでしょ?観客は50人ってとこかな?出演者で分けたって対した額にはならないし、それ以外に裏方もいるし・・・。
「絶対に村に入るんだろな」なんて考えてたら、同じ疑問を持ったらしい観光客が送迎車のお兄ちゃんに聞いていた。
「ジュンジュンガン村のケチャは毎週各家庭から代表で1人がでます。今日はうちは兄ちゃんがでてた。僕がでる日もお父さんがでる日もあります。ケチャの収益はお寺をなおしたり、お祭りに使ったり、村のために使います」
ジュンジュンガン村は、ウブドから数キロ離れた棚田が美しい静かな村だ。宿泊施設はあるにはあるけど観光客はあまり訪れない。毎日山のように観光客が訪れるのは村の雰囲気が壊れるし、かといって収入の道はほしい。 最初に村人劇団を発想した人はすごいと思います。
村中一丸となって、週一で、車を持っている人は車で送り迎えをして・・・無理なく続けられるところがいいですね。
お姫様も講演終わった直後に衣装のままバイクに跨って帰りましたよ(笑)
月曜日にウブドに滞在される方は是非、ジュンジュンガン村まで。


ウブドでジャランジャラン(スバリのライステラス編)
ウブド3日目。再びあてどもなくジャランジャラン。ホテルでもらったマップを頼りにトレッキングロードをひた歩く。(ほとんど舗装道路ですが。)
マップをクリックすると拡大します。数字で場所を示してあるのでご参考まで。
ちなみに地図では平坦な道に見えますが、ここはウブド。 坂を上ったり下ったりを繰り返しますのでご留意ください。 体力に自信のない方は車を使ってライステラスだけ見に行った様ですよ。
I 初めての見渡す限りのライステラス

日本でも将来的に農業が工業化したりなんかして、そのうち東北の広大な棚田に涙する時代が来てしまったりして・・・。 それはそれでなんだか悲しいですね。

右は場所が違いますが、寺院にいたかわゆい石像をぱちり。 ハイビスカスにサロンというのはケチャでもそうだし、こちらの正装の様ですね。[写真をクリックすると拡大します]
II サンギガンの集落

昨日のサラ村でも感じましたが、集落の中にこじんまりとした集団があり塀で囲ってあること。そして、その中に住んでいる家族を塀の入り口の黒い看板で表示されている。看板には世帯主の名前と家族の人数がかかれてます。
狭い敷地だと1家族だけなんてこともありましたが、たいてい複数の家族が敷地内に住んでいます。親戚関係かどうかは不明なんだなぁ。
そして、どこの敷地内でも必ず神様が一番いい場所に鎮座しているのですね。信仰は本当に生活に根付いているようです。



III スバリの見渡す限りのライステラス

当然、観光のためだけに農業をしているわけではないので、散歩の前に宿の人に「今どこが綺麗?」と聞いてから出かけるとよいと思います。私みたいにただひたすら歩くのはギャンブルと一緒だ。



IV 民家カフェで休憩

ひたすら道を北上していたら洗われた民家カフェ。民家の敷地を改装してギャラリーと飲み物やをやっていました。
この周辺は、妙に新しい建物のギャラリーがやたらにいっぱいあって、どうも農家に兼業させる業者がいるようです。 ウブドの中心街みたいに無機質になってしまいそうだけど、ただそこまで客は来ないので続かないと思います。



IV トレッキング締めくくりはホテル近くの寺院で


