旅の本
※現在、デザイン変更中です。表示が崩れることがあります。

オススメの本

鉄道の旅手帖 乗った路線をぬりつぶしてつくる自分だけの旅の記録
国内の鉄道旅行に必携。路線を塗りつぶしながら造るたび記録。眺めているだけでも楽しい。
チェーザレ 惣領冬美
中世ヨーロッパの英雄チェーザレ・ボルジアの生涯を緻密で繊細な絵で描いた歴史漫画。
ぼくらの祖国 青山繁晴
祖国日本の過去と今と未来について一人一人が考え、行動するための提言書。
永遠の0 百田尚樹
海軍パイロットだった一人の男の生き様をたどる物語。家族の絆、男の生き様に涙しつつ、この国の歴史をすんなりと理解する。エンターテイメント性あふれる小説。
セデック・バレ ウェイ・ダーション
日本統治時代の原住民族と日本側との衝突を背景にしたエンタメ。大いに見応えあり。
有名旅行ガイド、人気雑誌、ご当地本など、国内旅行やレジャーに役立つ電子書籍を厳選収録。 ガイドブックを買って必要箇所だけ破って持っていく時代は終わりました。 電子書籍版は必要な箇所だけ購入できます。

ホーム > 旅行ガイド・地図 > ガイドブックにぜったい載らない海外パック旅行の選び方・歩き方 [ 佐藤治彦 ]

ガイドブックにぜったい載らない海外パック旅行の選び方・歩き方 [ 佐藤治彦 ]

個人旅行やパック旅行など様々な形で旅行してきた著者は結局パック旅行に行き着いた様子。
パック旅行の選び方や参加したときの座席の選び方など、経験談に基づいて解説してあります。
個人旅行好きにとってみれば役に立つ情報は全くありませんが、
初めて海外旅行に行く人や、パック旅行が好きな人は読んでもいいかもしれません。



この本のレビュー

著者は様々な国や地域へ、個人旅行やパック旅行を使って旅をして、
パック旅行の方がスタイルに合ったようです。
パック旅行の場合、人数が集まらないと催行されないツアーもありますが、
そういったツアーをどういう視点で選ぶかから始まり、ツアーに参加したときの
バスの座席の取り方とか、過ごし方など、多くのツアーに参加したことで身につけた
自分なりのコツをまとめています。

ただ、この方、単に参加者の目線で書いてあるので、ツアーでのホテルの選ばれ方とか、
そういうこと知らないのか、パックツアーのデメリット的なことはあまり書いていません。
例えば、ツアーでホテルが未定になっているのは、旅行代理店が直前までまって、
ホテルの部屋がバーゲン価格になったところで決定したりするからです。

時には繁華街のど真ん中のホテルでラッキーなこともあるでしょうけど、
パックツアーの場合、お客はバス移動するのが前提で郊外のホテルに閉じ込めても
ツアーを催行するにはなんの問題もありません。
そのため、夕食後に自由行動になった後、外に出たくても、遊ぶところもない・・・
なんていうことも起きます。

そういう意味では高くてもホテル指定のツアーにすると計画が立てやすかったりします。
パッケージツアーが作られる仕組みを充分理解している添乗員さんなどが書いた本の方が、
より具体的で親切だなぁとちょっと物足りなさを感じました。

それと、日本人の場合、スケジュールをぎちぎちにして、あちらもこちらもというツアーに
しないと人数が集まらないそうで、そういうのが嫌いな人は要注意です。
ましてや遺跡とか、美術館とか、一般的な観光名所に興味が無い人も。

個人的には高くてもオーダーメイドツアーとかダイナミックパッケージで
要所要所に現地発ツアーを組み込んで見る方がオススメなんですけど、
個人旅行もした経験もあって、それでもツアーがいいと感じる人もいるんだなぁと
自分とは違う感覚なので、なるほどと思いながら読みました。

しかし、ツアー代金が安いのはお土産屋での買い物でのバックマージンで
現地の人たちがやっとまともな報酬にありつけるので、
あまり立ち寄る土産物屋が高い、高いと書くのもかわいそうな気がする。
だって、普通に同じコースを個人旅行してみたら、ツアーがいかに安すぎるかわかるじゃないですか。

でも、ツアーで立ち寄る店は、それなりに品質がよかったりもしますし、
個人で絨毯買ったら、逆に騙されて偽物に大金払ってしまうこともある。
宝石とか絨毯とか、自分で見る目がない私の様な人は、高くても、
本物買えた方がありがたいこともありますよ、きっと。

パック旅行で初めて海外旅行に行こうと計画している人は参考になるかも知れません。
旅慣れた人には少々内容が物足りない。

記事はお役にたてましたか?

記事にご興味をもっていただけましたら、
以下のソーシャルボタンで共有していただくと嬉しいです^^

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
このエントリーをはてなブックマークに追加