か、かわいすぎる。"福"盛りだくさんの中国製逆輸入「招き猫」。

中国製招き猫 先日、知人が中国の方からいただいたお土産の漢方食材がウチに回ってきました。それは鹿の角。 滋養強壮によいみたいで結局酒にする準備をしています。(今度朝鮮人参とクコを買ってみる。)
で、また「土産を貰った」と言うのでウチにも鹿の角が頂けるのかな?と思ったのですが、 なんとなんと招き猫でした。それも縁起物盛りだくさんでなんだかカワイイ。
それにしても日本文化の逆輸入ですね~。

招き猫の箱:招財の猫 頂いた招き猫の箱です。開運「招財の猫」。
これを見てピンと来ました。この商品台湾への輸出用です。
日本人が服飾雑貨デザインに英語を取り入れるのと同様に、 台湾では日本語のひらがなをデザインに取り入たりします。
日本製の信頼の高い台湾では、商品名に日本語が入ることで、 台湾製でも売り上げが伸びたりするそうです。
一番使われているのを見かけるのがこのひらがなの「の」。
そう言えば香港でもありますね。「優の良品」という店が。

しかし、箱にも桜吹雪に鶴、富士山など日本っぽい図案が使われています。

招財の猫:箱をあけたところ 箱を開けてみました。座布団がでーーんと乗っかっています。
これはお猫さまがお座りになる座布団なんでしょね~。


中国製招き猫
お猫さまを大きめの写真で紹介します。(大きくない写真もクリックすれば拡大で表示されます。)

ご覧ください。お猫さまったら腹に宝船抱えてます。
おまけに「運」と書かれたコマを回しております。
満面の笑みを浮かべていていかにもしあわせそうです。
あ、あれ?もしかして、宝船の横で跳ねてる魚は「鯛」?

招き猫:招財の猫うしろすがた
こちらは後ろ姿です。ちゃんと背中を綺麗に写さなくて申し訳ないです。
でもすごいんですよ。
しっぽの上に「鶴」がいますでしょ。
そしてしっぽの左右に描かれているのは「松竹梅」です。
招き猫に宝船と鶴と松竹梅。さらに七福神と富士山でも加わったら縁起よさそー。
(あ、富士山はちょっと違うか。正月の縁起物か~。)

招財の猫のタグ 表 猫の左足にかけられたタグの表側です。
招財猫とかかれています。手作りと書いてあります。

松財の猫のタグ 裏 タグの裏側です。

開運招福
「慢到贈物の朋友。萬事皆籠」ですかね?
ちょっと達筆すぎるフォントで読めません。
ポンヨウだけわかります。ポンヨウ。

金石工坊:松財の猫の入っていた袋 こちらは猫が包まれていた袋です。ちょっと見にくいですが。
金石工坊という会社の商品の様です。工房ではなく工坊です。

「感動人心的創意=人の心に感動を与えるアイデア」というコピー。
漢字だけで意味がだいたい理解出来る=繁体字文化ってことで、
やっぱり台湾か香港です。

そしたら金石工坊のHPを見つけました。やっぱり台湾の会社でした。
小さな贈答品を作る会社から始まったと書いてあります。
中国大陸南部の東莞に工場をもっているみたいです。

この会社のHPを見て貰うとわかりますが、招き猫のデザインがとっても斬新。
猫がおなかに子猫を抱えていたりするものは、開運だけでなくて子宝祈願とかもあるのかな?
雄猫、雌猫つがいのものなど、結婚祝いに贈るのかもしれませんねぇ。

招き猫は日本文化だよなぁ?と思って検索していたらこんな記事が出てきました。

福を手招き-中国に縁のある招き猫 秦 佳慧(浙江大学古籍研究所講師) 

この先生の記事によると、日本の招き猫は香港、台湾から火がつき中国全土に広がったそうです。
「精巧で美しく、縁起の良い贈答品として、それはビジネスマナーの関連書にも入っている。」というから驚きで、だから中国の方がお土産としてこの猫を選んでくれたのだろう。
宝船や松竹梅の入った図柄を選んだのも考え抜いてくれたのかもしれません。

しかし、貯金箱になっている辺りが地道な貯金を促してるみたいで面白い。
個人向けの贈り物としては実用性も兼ねたほうが喜ばれるんですかね。

大分前にNHKのスペイン語講座で、スペインでは招き猫が流行っているとかやってましたが、
もしかしてこの台湾の会社の物も輸出されてたりして。
ペルーの日本人経営のペンションでも作ってたけど、あれはペルー向け??

中国では富をもたらす動物に豚がありますし、よく金の豚ちゃんの置物が売っていますが、
豚ではなくて猫を選んだのにも意味があるのかも。単にカワイイからかもしんないが。

ちなみにこの前、大連の公園に行った時、十二支の動物のオブジェが並んでいたのですが、
皆さん、このオブジェの前で記念撮影をします。(私もしたけど。)
日本の「猪」に当たる干支が「豚」なのも縁起がいいからです。
でもうちの母は「なんで私の干支が豚なの!」といやがってましたけど。

あっれ?そういえばあのときの写真どうしたっけ?もらったはずなんだけど。

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