台湾東海岸の宜蘭は「葱」が名物。三星葱ブランドいっぱい。
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宜蘭の三星地区では葱が有名で、その葱を使った製品がたくさんあります。その中の一つでした。
葱油、葱酢など沢山の製品がうられていました。
宜蘭には葱を使った製品がいくつかあります。
その中の一つ、義豊葱油派。
派というのは中国語読みで「パイ」と読みます。葱パイです。
はいこちらが葱油派の正体でございます。
台湾の葱餅は刻んだ葱を生地の中に練り込んでしまいますが、
この葱パイは生地の中に割とたっぷりめの葱をいれて生地を細長くのばし、 それをくるくるっと巻きながら丸くしてつぶした感じだと思います。
生地が層状になってパイみたいな焼き上がりになるのです。
南インドのケララパロタに似ています。
こちらは見た目カレーパンかピロシキみたいな外観です。
しかし、こちらも葱に関係しています。
こちらは葱がたっぷり入った、その名も葱多餅。
やっぱり三星葱ブランドを全面に押し出したスナックです。
作るのに少々手間がかかりますが(その場で生地に葱を詰める。)
揚げてある割りにまったくしつこさがなく、美味しく頂けます。
葱の香りがぷーんとします。うまみづけに豚肉をちと入れるのがポイント。
台湾の夜市というと臭豆腐とかみたいにどこの夜市に行っても必ずあるような
定番物も結構多いですが、こうやって地方色が出ているのを探すと楽しいです。
もし宜蘭と姉妹都市の町があったらそこでB1グランプリとかやってこういうのも
招待すると良い気がします。ただ、行列がさらにどんどん伸びちゃうだろうけど。
その場で包んで揚げたり焼いたりするので人気店は絶対に大行列なのです。
ところでこの三星葱。台湾の高級葱なんだそうですが、じつはゆるキャラがあります。
でもそんな物を写真にとっているのを見られるのが恥ずかしく感じ、
写真を撮らずに帰ってきてしまった。う、私は一体何を恥じていたのだ。
三星葱のペーストはガーリックバターのような味わいなので、
見た目はともかくパンにぬってトーストするとかなりイケマスよ!
後はせんべいとかの菓子類やそば(麺線)に葱を練り込んだのなどがありますが、
その辺はベタというか、まあ土産物として買いやすいかもしれませんが。
宜蘭(礁渓温泉も宜蘭県)に行くことがあったら探してみてね。
私が見たのは酒博物館の特設会場ででした。
葱、とか玉葱大好きなのでどちらも美味しいです。
香りが嫌いな人は、サイテーの食べ物なんだろうなぁ。
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