基隆廟口夜市の「旗魚蛋包」。カジキマグロ揚げ饅頭。
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名物はいろいろありますが、名物ってほどでもなくて、絵にならない食べ物もあって、「世界の食べ物」に掲載するか微妙に迷ってるのがいくつか。とりあえず、どうするか考える前にこちらでつぶやいてみました。
中国語だと「蛋」というのは卵を指すので、蛋包というと卵を包む=オムレツだったりするのですが、このお店では小麦粉を練って作った生地で具を包んで揚げたものをこう呼んでいます。
呼び名がこの店オリジナルっぽいのでどうもデータベースに載せにくかったのですねぇ。
肉包もあったけど、港町だけあって中の具は牡蠣、カジキマグロ、海老。
屋台なので素早くお客さんに提供するために低温の油でまずカラッと揚げたものをスタンバイしていました。
注文が入ると今度は高温の油で外側をカリカリに揚げます。
焦げてしまうとクラゲにはみえないなぁ。
カラリと揚げた後に饅頭の一部をこんっと割ってそこからソースを投入します。 具に味をしっかり付けると水分を含んで生地がべたべたになっちゃうし、 外側にソースをかけると食べにくい。
だから、揚げ饅頭をわって、そこからソースを注入するのです。
考えましたね。
かぶりついてみました。
カジキマグロって火を通すとあんまり脂っ気がなくてパサパサしますけど、 野菜がたっぷり入っているのでそれほど気になりません。
ソースは台湾人の大好きな赤いやつ。甘くてちょい酸味があるあれです。
外側がカリカリ。熱々のところをどうぞ。
カジキが珍しくて食べてみたけど、牡蠣とか旨かったかも。
お店の外観です。
具によらず1個40元の均一価格。4つで150元におまけ。
基隆の夜市ではこの蛋包のお店は1軒だけだったので、
メディア取材もうけているようす。
ちなみに羅東の夜市ではこれと似たような食べ物で、
三星ネギをタップり詰め込んだネギ餅があります。
ネギ餅は具の大半がたっぷりのネギなので軽めの後味ですが、
この基隆の蛋包は具がぎゅーーーーっと詰まってボリューミーです。
どっちも家で簡単に作れるなぁ。今度、作ってみよう。
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