ホテル予約クーポンサイトからの謎のメール。

※当サイトは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでいます。
11月末日に書いた「年末旅のホテル予約は終わりましたか?私はまだ未完。」にもありますが、 昔は宿は現地で探す物だった私も、最近は事前に予約をして旅立つことが増えました。
というのも都市では飛び込みで安宿に行くよりも事前に割引価格で安ホテルに泊まるほうが コストパフォーマンスが良かったりするからです。
だから特に旅の初日と最終日は事前予約するっていうのがもっぱらの定番。
今回の旅は台湾っていうこともあり、宿事情は日本と同じって言うか、 ホテル、温泉旅館?、民宿っていうパターンなので、予約出来るところは予約しています。
ただ、台湾の民宿は繁体字の中国語でメールを出さないと返信くれないところも多いので、 その辺りがネックかも。まー、日本も地方の民宿は同じ事情を抱えてそうですけど。
いずれにせよ、このところ、今までに考えられなかったくらいに旅程を事前に立てております。

ところで、ここんところ、とあるホテルクーポンサイトの宣伝を担っている企業から、
HP用のネタを提供するからリンクをしてくれというメールが来ます。
それも私のHPを数ページ読んで無理に褒めていて内容にどん引きしている。
提供するというネタもこのHPの色にはそぐわなくて、明らかに数打ちをしてるのがよくわかる。
そのホテルクーポンサイトは日本での顧客獲得に苦労しているんだろうと思います。
私も使ったことはありますが、契約数や金額の点で他のクーポンサイトには及ばない印象です。

例えば先日送られてきたのは「世界各国のチップの相場情報」というネタでしたが、
アメリカ、南米、アジアなど実におおざっぱな区切り。
しかも結論を見ると「国によって事情が違うのでコンシェルジュに聞きましょう」
とか書いてあるところもあり、いったい、どうやって使ってというのか不思議だった。
旅行者はコンシェルジュのいるホテルにばっかり泊まりませんよ。
そのホテルクーポンサイトが手がけているホテルだって高級ホテルばかりじゃありません。
特に私はそうで、滅多にコンシェルジュにお世話になりません。

例えば、私がかつてよく行っていたインドに関しては、
「インドでは勘定書に10%が含まれているようです」(←そもそも憶測)
とありました。

私の過去の経験を思い起こせば、それはしゃれたレストラン、観光客向けレストランの話。
一般的な食堂では必要ありませんでした。
またサービス料の請求がないレストランでもイギリスの植民地だった影響もあり、
かつての身分制度の事情もあり、一般の人でもカッコつける傾向があります。
必要ないところでもチップを払ったりする上、チップを払わない日本人をケチよわばりする人もいました。
欧米人はチップの習慣に慣れておりさくっと払う傾向があるので、
最近では観光に携わる人にチップを払うのが常識みたいになりつつあり、
めんどくさいことこの上ない。
チップを払うべきか払わざるべきかの線引きがとても難しく感じてしまって、
そんなことで悩む自分も「ああ、インド人と同じくカッコつけたいんだな」と思ったりして。
ケチって言われたのがよっぽどかちんと来たんだろう。
もう、最初からサービス料含んでくれよ!っていう感じなんですけどね。

ガイドブックには「一般的には必要ない」とあるので、日本人はたいがい払ってないと思いますが。
それでチップを請求されると「ぼられた」とか大騒ぎしてしまったりする。

最近は経済発展も著しいし、懐が豊かになった一般人が増えて
ますますサービス料やチップを多めに払う習慣が付いていそうだなと思っていますが、
ここ数年、インドに足を踏み入れてないためわかりません。

そんなこんなで「提供します!」と送りつけられたネタがどうも中途半端に感じてしまったし、
自分の訪れたことのない国に至っては、ほんとかどうかもよくわかりません。
だからそんな情報を書いてサイトリンクを張ってしまっては逆効果では?と思いました。
被リンクをかせいで検索エンジンの上位を狙うのでしょうか?
グーグルに広告出すよりもその方が宣伝費が安いんですかね?

いずれにせよ被リンクは本業で努力する方が先なんじゃないかなと思います。



宣伝要請のあったクーポンサイトは 海外ホテル宿泊(外資系・日系・代理店)オンライン予約サイト一覧に載せています。ただ、あまり記事のネタに使うことはありません。
というのも私は滅多に使わないので、オススメするポイントが少ないからです。

例えば、最近よく使う楽天トラベルは日本国内の予約ではじゃらんと並んで定番。
海外は弱いですが、日本人旅行者が多い地域は割とよいホテル、サービスがそろっている印象です。
香港、台湾なんかは結構いいと思いましたし、この傾向から行くとハワイやグアムも使えそうな気がする。
だからもしこれらの国に行くことを決めたら、最初に楽天トラベルをチェックするかも。
また日航ホテルなど日系ホテルは日本人の心をくすぐるプランを出していたりして、
ただ割引だけの他のサイトよりも一歩違う利点を出している時期もあります。
さらに私のようにしょっちゅう旅行している場合はともかく、数年に1回ペースでしか休めない人の場合は、楽天はポイントサービスが楽天ポイントなのがうれしいでしょう。

楽天トラベルを通してホテルを予約してついたポイントは
楽天市場のお買い物で使えるわけですよ。これが一番大きいかもしれません。

エクスペディアはアジアは弱いけどさすがにアメリカ大陸は強いし、
アゴダはアジアのホテル契約数が多いのと、2星3星の比較的リーズナブルな宿が充実しているので、ホテルはそれなりに快適で寝るだけでいい私としては重宝する。
格安のホテルが多いと溜まったポイントを使いやすいんですよ。ただで泊まりやすくなるから。
ただし、ポイントに有効期限があるため、あまり使わないとポイントの有効期限が切れてしまうことがあります。私はおととし、去年はあまりアゴダを使わなかったので、 今年の年末に使いきれないポイントが少し消えてしまいます。

エクスペディアはポイントはつきませんが、最初からエクスペディアがとるマージンを低くしているようで、その分、ホテル代金が安めの傾向があります。
(他より高かったら1000円キャッシュバック!といいきるのはこの辺りにあると思います。)

ただ、さっきも言ったように、アジアとかはホテル数が少なすぎて全く使えないので(外資の高級ホテルがあるような都市のみ)、アメリカ人が遊びに行く方面で使うのがよいと思います。

またいつも決まった外資系チェーンホテルに泊まるという人は、ホテルクーポンサイトを使わず、
ホテルで直接予約した方がよいですよ。

ヒルトンホテル世界約100カ国に約4400ものホテルを有する客室数で世界最大のホテルチェーンIHGなど(インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツを含むホテルグループ会社。ANAホテルもグループです。)は日本を含めた世界中にグループホテルがあるため、 世界中の都市やリゾート地でグループホテルを渡り歩くことも可能です。
ホリデイ・インなんかは値段も手頃でそれなりに快適なので中高年にはオススメです。

これらのホテルグループの会員プログラムに申し込み、宿泊を重ねていくことで、
ホテルが用意しているポイントプログラムでどんどん会員のステータスがあがります。
得意客としてサービスがよくなりますし、そもそもクーポンサイトの割引価格と、
ホテルが直接出しているキャンペーンプランは金額的にはあまり変わりません。

その上、ANAやJALなど提携航空会社のマイルもプラスされることもあります。
ホテルクーポンサイトの提供する割引価格で宿泊した場合は、マイルはつかないことが多いです。
だったら、「一見様ではなく我々のお客」と認識してもらってサービスしてもらった方がお得です。
超高級ホテルの場合は一見様でも充分サービスはよいですけどね。

なんだか何の話だかわからなくなりましたが、アゴダとかの広告を貼らせて頂いていたり、記事の中で紹介しているのはそれなりに理由があるという話です。
勿論、他のクーポンサイトを利用したり、旅行代理店にお願いしたり、直接宿にメールしたりと
予約手段もそのときによって違いますが、なので、「たびnavi,」というメインサイトの方で、
次の方の参考になるように旅の履歴というページを作っていたりします。
以前は自分の旅行データ整理のための簡単な記録だったのですが、
最近では、逆にしつこいくらいに旅行データを載せるようになりました。

旅の経験も方法も人それぞれで全く同じ旅になることはありえませんが、
旅行先を選ぶときやガイドブックにはページが足りずに書ききれないような細かな情報は、
私は前に旅行した人の経験からいろいろ読みとって参考にするからです。

だから人からもらった情報をよくわからないままに載せるのはやっぱり変な感じでした。
突然メールをよこして「win-winの関係で」と言われましても、私にはlost-lostに思えました。
なんだったんでしょかね。あれ。また来るのかな?

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