旅の必需品ウォーターヒーター探し。インド製にご用心。
年越し迫った12月29日。マレーシアの首都KLに到着した。
「KL行きのチケットは売り切れよ」とか「今、年末でしょ?ホテルは予約で満室なんだよ」とか、ちょっといいバス、ちょっといいホテルに泊まろうとするとことごとく断られた昨晩。
やっぱり都会は事前予約が無難かもしれないが、きっちり予定通りに移動できるとは限らないのでなかなか難しい。
今回は夜もにぎやかなブギッビンタンのジャランアロー(屋台街)付近をターゲットにしていたため、夜遊びの後、屋台で食事して、そのままホテルにしけ込むマレーッ子カップルがいっぱいで、通りに面した良い宿は満室だったのだ。
バスが遅れなければ空いていただろうし、そもそもKLに宿泊施設は星の数ほどあるので、泊まれないことはないです。
さて、都会に来てすることといえば、郵便局探しと買い物。
買い物といってもお洋服やおみやげ物を買いに行くわけではない。探していたのはウォーターヒーターだ。
旅先でお茶を入れるのに便利なコンパクトタイプ。電熱器を直接どぼんとコップに入れるやつ。
日本では安全性の問題で発売が禁止なので手に入らない。(旅行用品店で台湾製の扱いがあることも。)
実はタイからここまで、電気屋という電気屋は全てチェックしていたのだが、
「ヒーター?ないよ。だって、タイは暑いのよ。タイ人は熱い飲み物は飲まないわ。」
と一笑に伏されたりしてお話にならなかった。
KLでもそれは同じことで、日系デパートですら置いてはおらず、「やっぱ中国で探さないとだめかな」と諦めかけたそのとき、その通りにやたらとパンジャビドレスのご婦人が多いのに気が付いた。
「そうだ。ここインド人街だっ!インド人は茶が好きだ。」
通りの店を端から端までチェック。布地、CD、本屋にホテル。いくら探しても電気屋は見あたらない。
最後の望みをかけて入ったインド系ショッピングセンターで、インド菓子に、紅茶(おっ?)、日用品、サリー・・・。と一つずつたどって行き着いた最上階。
だんだん買い物自体がどうでも良くなってきたそのとき、金属製のばかでかい泡立て器に電源コードが着いた・・・って、これヒーターだ! 鍋用のでっかいヒーターだった。
そして、ばかでかいヒーターがごろごろ転がっているその棚に、たった一つだけコップ用ヒーターが。
迷わず買い求め、宿に戻るとさっそくお茶にすることにした。
コップにミネラルウォーターをどぼどぼ注ぎ、ヒーターを突っ込んだ。
1分、2分、5分・・・。30分経っても沸騰どころか、2ミリくらいの泡がプカッて、それだけ。水温ちっともあがらない。
・・・もしかして不良品で返品されてきただろ、コレ。
ご報告申し上げます。
帰国後の測定によりますと、ヒーターの電気抵抗は、100×e3[Ω]。カップの水量を200cc、水温を10℃と仮定すると、このヒーターでお湯を沸かすには43時間もかかるそうな(計算式を教えて貰ったのですが、完全に理解できてないので今は略します。)。
ただし、私が思うに、お湯を沸かすそばから冷めて行くので(放熱ってやつ)、一生お湯は沸かないと思われます。
ってことはなんだ。7.2リンギット損した!(←おそい!)
この教訓を経た後、ウォーターヒーターを買うときはまず電気屋でチェックをしてもらうことにした。
インドの電気屋ではどこでもたいてい売っていて、「これ壊れてないの?」と問えば慣れた手つきでチェックしてくれる。
不良品が当たり前のお国柄なので、電化製品は使えるかどうか確かめるのは当たり前のようです。
店先にちゃんとそれ用のコンセントが準備されてますので、興味がある方見てみてください。
KLに夜中に着こうと繰り出してしまう、恐るべし屋台通りジャランアロー。
マレーシアの町は夜が早く、マレー料理を食べようと思うと夜中はおろか21時過ぎでも空いてる店を見つけるのが難しいのだが、華僑は働き者でよかった。一晩中空いてて、しかも、安くて美味い!中華屋台万歳。
ずっとバスに揺られてひもじかったんですよ~。
鹿肉の黒胡椒炒め、 イカスミ入り福建麺、豚肉とブロッコリー炒めです。
「KL行きのチケットは売り切れよ」とか「今、年末でしょ?ホテルは予約で満室なんだよ」とか、ちょっといいバス、ちょっといいホテルに泊まろうとするとことごとく断られた昨晩。
やっぱり都会は事前予約が無難かもしれないが、きっちり予定通りに移動できるとは限らないのでなかなか難しい。
今回は夜もにぎやかなブギッビンタンのジャランアロー(屋台街)付近をターゲットにしていたため、夜遊びの後、屋台で食事して、そのままホテルにしけ込むマレーッ子カップルがいっぱいで、通りに面した良い宿は満室だったのだ。
バスが遅れなければ空いていただろうし、そもそもKLに宿泊施設は星の数ほどあるので、泊まれないことはないです。
さて、都会に来てすることといえば、郵便局探しと買い物。
買い物といってもお洋服やおみやげ物を買いに行くわけではない。探していたのはウォーターヒーターだ。
旅先でお茶を入れるのに便利なコンパクトタイプ。電熱器を直接どぼんとコップに入れるやつ。
日本では安全性の問題で発売が禁止なので手に入らない。(旅行用品店で台湾製の扱いがあることも。)
実はタイからここまで、電気屋という電気屋は全てチェックしていたのだが、
「ヒーター?ないよ。だって、タイは暑いのよ。タイ人は熱い飲み物は飲まないわ。」
と一笑に伏されたりしてお話にならなかった。
KLでもそれは同じことで、日系デパートですら置いてはおらず、「やっぱ中国で探さないとだめかな」と諦めかけたそのとき、その通りにやたらとパンジャビドレスのご婦人が多いのに気が付いた。
「そうだ。ここインド人街だっ!インド人は茶が好きだ。」
通りの店を端から端までチェック。布地、CD、本屋にホテル。いくら探しても電気屋は見あたらない。
最後の望みをかけて入ったインド系ショッピングセンターで、インド菓子に、紅茶(おっ?)、日用品、サリー・・・。と一つずつたどって行き着いた最上階。
だんだん買い物自体がどうでも良くなってきたそのとき、金属製のばかでかい泡立て器に電源コードが着いた・・・って、これヒーターだ! 鍋用のでっかいヒーターだった。
そして、ばかでかいヒーターがごろごろ転がっているその棚に、たった一つだけコップ用ヒーターが。
迷わず買い求め、宿に戻るとさっそくお茶にすることにした。
コップにミネラルウォーターをどぼどぼ注ぎ、ヒーターを突っ込んだ。
1分、2分、5分・・・。30分経っても沸騰どころか、2ミリくらいの泡がプカッて、それだけ。水温ちっともあがらない。
・・・もしかして不良品で返品されてきただろ、コレ。
ご報告申し上げます。
帰国後の測定によりますと、ヒーターの電気抵抗は、100×e3[Ω]。カップの水量を200cc、水温を10℃と仮定すると、このヒーターでお湯を沸かすには43時間もかかるそうな(計算式を教えて貰ったのですが、完全に理解できてないので今は略します。)。
ただし、私が思うに、お湯を沸かすそばから冷めて行くので(放熱ってやつ)、一生お湯は沸かないと思われます。
ってことはなんだ。7.2リンギット損した!(←おそい!)
この教訓を経た後、ウォーターヒーターを買うときはまず電気屋でチェックをしてもらうことにした。
インドの電気屋ではどこでもたいてい売っていて、「これ壊れてないの?」と問えば慣れた手つきでチェックしてくれる。
不良品が当たり前のお国柄なので、電化製品は使えるかどうか確かめるのは当たり前のようです。
店先にちゃんとそれ用のコンセントが準備されてますので、興味がある方見てみてください。
クアラルンプールの写真
I 真夜中に荒らした屋台飯 うまーーい♪
マレーシアの町は夜が早く、マレー料理を食べようと思うと夜中はおろか21時過ぎでも空いてる店を見つけるのが難しいのだが、華僑は働き者でよかった。一晩中空いてて、しかも、安くて美味い!中華屋台万歳。
ずっとバスに揺られてひもじかったんですよ~。
鹿肉の黒胡椒炒め、 イカスミ入り福建麺、豚肉とブロッコリー炒めです。
II 今度はマレー屋台飯
マレーシアの屋台の朝食で定番メニューのラクサ。ココナッツ風味のカレースープに麺が入ったものだが、ココナッツミルクのマイルドさに騙されます。辛いです。だしは魚のだしですね。そのからーいラクサの後に食すアイスカチャンの美味いこと美味いこと。辛い物が苦手な方は注意です。店によって味は違うと思いますけどね。
III ここで一息。町の写真
写真左は、ペトロナス・ツイン・タワーがかいま見える。外から入って来たとき、コレを見て「あ、KLに着いた!」と実感したものだ。右は壁が剥がれたようにペイントされた建物。こういう古い建物はかろうじて残っていますが、そのうち無くなるんだろうなぁ。
IV マレーシアでも亀ゼリー
香港に行くと必ず食べてしまう亀ゼリー。お肌つるつる美容に良いのですが、高いです。
KLのチャイナタウンでは、一つ6リンギット。ラクサ1杯が2リンギット。比べると一目瞭然。
KLのチャイナタウンでは、一つ6リンギット。ラクサ1杯が2リンギット。比べると一目瞭然。
V 二日目の晩もやっぱり屋台。
バクテーは豚の薬膳スープといった感じでしょうか。豚は好みで部位を頼むものらしいですが、日本人にはよくわからないのでミックスというのが無難だそう。空きっ腹でこのスープを飲むと、身体にしみこんでいくのがよくわかる。うーぬ。滋養強壮(なんだそりゃ)。あたしは、好きな味です。
そして、違う屋台で点心貰って、ビール片手にプハーでした。
そして、違う屋台で点心貰って、ビール片手にプハーでした。