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海路で国境越えてマレーシアへ。(サトゥーン-ランカウイ)

リペ島を昼過ぎに出たサトゥーン1号は、夕方にサトゥーンのタンマラン桟橋にたどり着いた。

代理店スタッフの言うとおり、既にマレーシア各地へのボートは終了。サトゥーンで一泊すべく、ソンテウで町まで向かう。

同じソンテウに乗り合わせた西洋人の中には、バスに乗り継いでハジャイを目指す人もいた。
彼らがどこに行くのかは聞かなかったが、私と同じようにマレーシアかもしれない。
ハジャイから国際バスでクアラルンプールにでれるから。でも、私は船で越えてみたいかなと思って。

久しぶりの町なのでちょっぴり物質的な贅沢をしたくなり、町一番の中級ホテルに飛び込んだ。
たまにはお湯とエアコンがほしいかな~って。エアコンがないと宿の値段が安いんです。はい。

部屋からの眺め
部屋からの眺め
すぐにジャングルがある。
夜になるとホテルの前の通りに夜市がたち、町のはずれの屋台街が明かりを灯し、 静かだった島の生活が終わったことをつくづく感じた。 明日からはもっと都会のマレーシア入りで、のんびりとした雰囲気の旅はこれで終わりかな。

それにしてもさすがにサトゥーンは国境の県でかなりムスリムが多い。 屋台もタイ料理だけでなく、マレー系も混ざってくるし、頭部をスカーフで隠した女性が増えた。
そして、飯はだんだんと香辛料とココナッツミルクがきつい。文化が明らかに違うのがすぐにわかる。

翌朝、ホテルをチェックアウトし、タンマラン桟橋に向かった。

ランカウイ行きのチケットを購入し、待つこと1時間あまり。
あっけない程簡単な出国手続きを済ませ、乗り込んだ船は昨日のサトゥーン1号!
つまりランカウイ-サトゥーン間を往復する船が、時々サトゥーン経由でタルタオ島に行く訳だ。

サトゥーンからランカウイまで船は全く滞りなく走っていった。

ところで、マレーシアのランカウイ島は日本からのパッケージツアーがあるくらい、リゾート島として有名な島だ。

しかし、私が目にしたランカウイは海岸沿いにどでかいリゾートホテルがあるのはわかるが、どう見ても海が綺麗ではない。
大きなホテルの前にある無理矢理作ったプライベートビーチらしき物にしても、灰色がかって見えるが気のせいだろうか?
おまけに入った港も・・・なんだか汚いんだけど。

日本の港に比べたらずっと綺麗だとは思うのだが、つい昨日までいたタイのアンダマン海に浮かぶ美しい島や、 数年前に訪れたマレーシアの西海岸の島と比べてしまう。
なんでここがリゾートになるのだ??という感じ。

ランカウイにも泊まって見ようかと思っていたが興ざめし、速攻で島を出るボートのチケットを買い求めに走った。

ランカウイのホーク その後、諸事情により、ランカウイからクアラケダー、クアラケダーからアロースター、アロースターからバタワース、バタワースからクアラルンプールと、なんと、4回も乗り継ぎを繰り返し首都クアラルンプール(以下、KL)入りをしてしまった。

だって、行く先行く先、興味をそそる物が何もないんですよ。
その上、年末年始で長距離バスチケットは売り切れなんですよ。
マレーシアッ子はみんな、クアラルンプールでハッピーニューイヤーってするわけですよ。

「抜かったな~」と思って見ても時既に遅し。細切れにでもKLを目指すほかなかった。

まさか1日で一気にKLに行くとは思っても見なかった。そのへんはそれ、長くなるので、別ページに続く。


タイのサトゥーンの町散歩あれこれ。

I サトゥーンの町を上から望む

ホテル 宿泊したホテルの外観です。当時、町で一番大きいと思われる中級クラスホテル。
田舎なのでバンコクなどの都会と違って値段はかなり安いです。

サトゥーンの町はほんの一部。数十メートルでも町からでるとジャングルや山に出くわします。
宿泊客が少なかったので最上階の部屋に泊めてもらえました。眺めは最高でございます。
ホテルの部屋から1 ホテルの部屋から2 ホテルの部屋から3 夕暮れ

II 3分一本勝負?屋台街あれこれ

パッタイ牡蠣のオムレツ
またパッタイ。野菜などの具を油で炒め、肉汁?や野菜の水分がじゅーじゅーとしみ出たところに、乾麺をどばっと投入! 鍋にたまったうまみを吸い取って柔らかく美味しく仕上がる。おお、これはうまいはずだ!
細い、米の麺ならではの作り方ですね。
ここのパッタイは、トッピングにダイスピーナッツがたっぷり。野菜もたっぷり。しゃきしゃき、カリカリ、くにくにとうまい! ラノーンのえびぷりぷりパッタイにはかなわないが、リペで食べたのよりも断然美味しかった。
島だと野菜とか高いからあまり使えないし、バランスが崩れるのもあるんでしょうね~。
牡蠣のオムレツはもう少々卵が柔い方が好き。サフランライスと鶏肉のカレーは、「ああ、もうすぐマレーシアかぁ」と思わせるが、こういうのは麺類と違って作り置きなので、冷めてて今ひとつ美味しくない場合がある。
島ではシーフード、本土では屋台がやっぱし楽しいです。

屋台街の様子 パッタイ オムレツ屋台 屋台飯、マレー&タイ