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リペ島から再びマレー半島上陸。サトゥーン行きの高速艇乗船。

数日間をリペ島で過ごし、午後に高速艇でサトゥーンに向かった。

12時過ぎに宿を引き払い迎えのロングテールボートに乗り込むと、ボートはぐるんと島を半周して停止。
どうもここで乗り換えの高速艇を待つらしい。

海の上で待っていたので、ひたすら島や周りを眺めているしかすることがなかった。
リペ島のパタヤビーチ沖には、所々、クルーザーが停泊しているのが目に付く。
先っぽにはためくタイ国旗がはためいているところを見ると、タイの金持ちなんだろうか。
プーケットに立派な港があったけど、あの辺りからここまでクルージングで来たりするんだろうか。

ボート
ボートに乗って島を出る
高速艇サトゥーン1号は遅れに遅れ、約1時間ほど待ったところでようやく姿を現した。

1時間近くもずっと海の上で停泊していたが、ようやく高速艇に乗り換え。
辺りに待機していた多くのボートが次々と高速艇に向かって動いていく。

ちなみにボートの代金は、当時1人30バーツ均一だった。
ボートに乗り込む我々のような乗客を送った後は、サトゥーン1号でリペ島にやってくるお客を拾う。
いわば海上の乗り合いタクシーのような役割をしている。
我先にと高速艇に向かって走り出したのは、お客を拾うのは早い者勝ちだからかもしれない。

村3
海から見たリペの漁村
サトゥーン1号の荷下ろしが全て終わり促されるままに船に乗り込むと、そのまま屋根に移動した。
船が出航すると、風がとても心地よく・・・と思ったのもほんの数分。ボートはすごい勢いで海面を滑り出した。
行きの漁船もどきの船とは全然スピードが違う。

スピードが速いとそれだけ早く陸地に着けるので助かるのだが、風の抵抗がすごい。
ひたすら高周波マッサージ器にかけられ続けているようで、気持ちいいやら辛いやらワケがわからない。
おまけに日焼けもするし、大人しく船内でくつろぐべきだったかもしれない。

出航から2時間半後、サトゥーン1号は予定通りタンマラン桟橋に到着した。
途中、待機していた漁船から人が乗ってきたり、タルタオ島で大量のタイ人観光客に会ったり、高層ビルの建ち並ぶマレーシアのランカウイ島を横切ったり、行きより変化があってそこそこ楽しんだの船旅であった。


リペ島からタイとマレーシアの国境の町サトゥーンまでの船旅

I リペ島を立ち去ってしまうのです。

ボートに乗り込む こうやってボートを接岸しビーチから船に乗り込みます。 桟橋が無いためどうしても水の中に入らざるを得ないので、裾のすぼまったパンツをはいてると膝上くらいまでぬれるので注意。
右上は、崖の上にある茶店。チャオレーサラダを食べながら、リプトンをのんだ。暑い国では紅茶は採れないのです。
そして、右下の写真でわかるように、リペ島はアダン島の様に起伏がありません。ぐるりと島を歩くと、ちょうどいい散歩になりますよ。

リペリゾート 崖の上の茶店 パタヤビーチとアダン島

II サトゥーン1号はマレーシアの船でした

コバンザメ状態 行きに乗ったローカル船は、漁船をでかくしたような、フェリーを超ちっこくしたような、日本でいうと遊覧船のような形の船だった。
復路のこのサトゥーン1号は、モーターボートをそのままばかでかくしたような作りで、船体がスリム。海の上をはねながらものすごいスピードで海面を滑っていく。
サトゥーン1号はリペ島到着が遅れたが、帰りはきっちり2時間半で到着。行きの乗客はやたらとキャベツとかを大量に持ち込んでいたので、荷物の多さに手間取ったんですかね。

サトゥーン1号 コバンザメ状態2 船に群がるボート

III 船の上から

偉そうにくつろぐ ボート タルタオ島ももうすぐ・・・という時分、サトゥーン1号はスピードを落として現れた右の漁船に少しずつ近づき始めた。 そして、漁船から荷物を持った軍人風の人が乗り移って来て、「ええ?タルタオに泊まるときは漁船で搬送するのか?」と、驚きを隠せなかった私。でも、実は、単に個人所有の漁船で、きっと観光客が来れない小さな島の島民はこうやって知り合いの漁船に頼んでボートに乗り移るのだと思う。しかし、びっくりした。
ちなみにタルタオ島にはしっかりと桟橋がありました。(その後ちゃんとタルタオにも立ち寄った)

IV タンマラン桟橋

タンマラン桟橋 タンマラン桟橋はイミグレなどの施設を有するため、ある程度立派。 そして、ここいらを行き来するボートは、マレーシアの海域とタイの海域の両方の許可を取る必要があるからか、船にはタイとマレーシアと両方の国旗が掲げられている。
基本的に、パークバラーの港から出る船はタイの海域しか走れないのだと思います。

サトゥーン1号 タンマラン桟橋 立派な施設