マレー半島縦断の最期は当然シンガポール。
マレー半島を縦断し、最後の場所はシンガポール。
旅立つ前に予想していたとおり、マレー半島の旅はトラブルらしいトラブルは無く、スムーズに流れていった。
道路も綺麗に整備され、乗り心地のいいバスにゆられ、なんの滞りもなく旅が進む。
南に下れば下るほど、インフラが整い、物価も上がり、何もかもが日本に近づいてきた。
バトゥパハからは、シンガポールとの国境の町、ジョホールパル(JB)まで、バスに乗った。
そして、JBのバスターミナルから国境までタクシーを飛ばすと、まず列車の時刻を確認した。
この旅の数年前にはマレーシアからシンガポールへ入る国際列車はちょうど朝、昼、夕に各一本ずつが国境を通過していたのだが、 2ヶ月前、一人旅でこの国境へ来たとき、その列車の昼便は無くなっていたのだ。
「たった2ヶ月で列車が増便するとは考えられないけど・・・、もしあったらラッキー。」
そんな軽い気持ちで駅まで行ってみたのだが、案の定、シンガポール行きのマレー鉄道は夕方までなかった。
ヨーロッパなどは別にして、列車に乗ったまま国境を越えられる機会は滅多にないので国際列車に乗ってみたかったのだけども、 残念ながら不発に終わる。また次の機会に持ち越しです。
ジョホールバルの駅までバスチケットを買うと、道路脇のイミグレーションで出国手続き。
バスに乗って国境に架かる橋を渡るとシンガポールに入国。
イミグレーションで手続きをすませると、今度はシンガポール側で、再び同じ会社のバスに乗り込む。
あとはシンガポール市街に一直線と、こういうワケです。
ところで、私、昔はシンガポールに全く興味が無かった。
だって、「マーライオンはしょぼい」とか、「街全体が綺麗に整いすぎて面白くない。香港のがいい」とか、シンガポールに関して人づてに聞く話はどれも芳しくない。マーライオンはどうでもいいっちゃーどうでもいいし、意外と遠くて旅費も高く付くし、わざわざ行かなくてもいいかなと思っていた。
マーライオン
しかし、とある本を読んで急展開。
シンガポールを作りあげたリーククアンユー元首相。その彼の功績を調子よく紹介したその本を見て、「そのシステマチックな街を見てみたい!」と、好奇心でいっぱいになった。
徹底的に作られてるらしい観光地。高速道路の自動料金収受システム。タクシーの乗り合いシステム。その他諸々、マーライオンなどの人工物。そして、名物?とも言える厳しい罰金制度。
「トイレを流さなきゃ罰金」って、壊れてて流れなかったら、それを証明できないと有罪なんかなー(笑)
結果として楽しみにしていたバードパークのオウム芸やレーザーを放つ悪人面マーライオンを拝むことは出来ませんでしたが、インド人街として似つかわしくないファンシーな見た目のリトルインディアや旧正月の飾り付けの始まったぎらぎらのチャイナタウンなど、気にもしてなかったところが意外と悪くなかった。そして、美味しい食べ物がいっぱい。確かに高速道路に料金所はなかった。そして、改装したての噂のマーライオンも見られた。
正直、ここまで楽しめる国だとは思っても見なかったなぁ。
そして、一番感心したのは、当時、タイムリーだった青色ダイオード。
実用化からしばらく経って、日本の信号も徐々にLEDになってきたなぁ・・・って思っていたのですが、シンガポールは全ての信号がLEDだった。 行動、早すぎ。狭いからこその国としてのフットワークの軽さがある感じ。
日本は組織がでかかったり、手続きが煩雑だったりしがらみが大きいところがあるけども、 国として考えずに地域で分割すればやれることは沢山あるだろな~と思ったりしました。
そして、正味1日のシンガポール滞在を終え、帰国した。
今回の旅は、びっくりするようなハプニングもなく、旅行記としてはおもしろみが全くないものになりました。
タイは、ハブ空港として使うことが多く、実際に旅行することは余り無かった。
久しぶりにハブ空港としての利用だけでなくタイを回りましたがせかせか働きづめだった私にはガス抜きになった。
マレーシアは、マレー人ののんびりとした気性が印象的。
「暖かい国の人はその辺に寝ていても死なないからね。」なんて知人が言ってましたが、 儲けようっていうせかせかした雰囲気がないです。反面、華人とインド人の熱心さが印象的でした。
マレー半島は国が陸続きに繋がっているので、一つ国境を越えるとがらっと変わる雰囲気や習慣を見るのが面白かった。
タイ、マレーシア、シンガポールは国も安定していて、治安もいいですし、旅の初心者も楽しく旅行できること請け合い。 せっかくだから、半島をぐるっと回って見ることをおすすめします。
旅立つ前に予想していたとおり、マレー半島の旅はトラブルらしいトラブルは無く、スムーズに流れていった。
道路も綺麗に整備され、乗り心地のいいバスにゆられ、なんの滞りもなく旅が進む。
南に下れば下るほど、インフラが整い、物価も上がり、何もかもが日本に近づいてきた。
バトゥパハからは、シンガポールとの国境の町、ジョホールパル(JB)まで、バスに乗った。
そして、JBのバスターミナルから国境までタクシーを飛ばすと、まず列車の時刻を確認した。
この旅の数年前にはマレーシアからシンガポールへ入る国際列車はちょうど朝、昼、夕に各一本ずつが国境を通過していたのだが、 2ヶ月前、一人旅でこの国境へ来たとき、その列車の昼便は無くなっていたのだ。
「たった2ヶ月で列車が増便するとは考えられないけど・・・、もしあったらラッキー。」
そんな軽い気持ちで駅まで行ってみたのだが、案の定、シンガポール行きのマレー鉄道は夕方までなかった。
ヨーロッパなどは別にして、列車に乗ったまま国境を越えられる機会は滅多にないので国際列車に乗ってみたかったのだけども、 残念ながら不発に終わる。また次の機会に持ち越しです。
バスに乗って国境に架かる橋を渡るとシンガポールに入国。
イミグレーションで手続きをすませると、今度はシンガポール側で、再び同じ会社のバスに乗り込む。
あとはシンガポール市街に一直線と、こういうワケです。
ところで、私、昔はシンガポールに全く興味が無かった。
だって、「マーライオンはしょぼい」とか、「街全体が綺麗に整いすぎて面白くない。香港のがいい」とか、シンガポールに関して人づてに聞く話はどれも芳しくない。マーライオンはどうでもいいっちゃーどうでもいいし、意外と遠くて旅費も高く付くし、わざわざ行かなくてもいいかなと思っていた。
マーライオン
シンガポールを作りあげたリーククアンユー元首相。その彼の功績を調子よく紹介したその本を見て、「そのシステマチックな街を見てみたい!」と、好奇心でいっぱいになった。
徹底的に作られてるらしい観光地。高速道路の自動料金収受システム。タクシーの乗り合いシステム。その他諸々、マーライオンなどの人工物。そして、名物?とも言える厳しい罰金制度。
「トイレを流さなきゃ罰金」って、壊れてて流れなかったら、それを証明できないと有罪なんかなー(笑)
結果として楽しみにしていたバードパークのオウム芸やレーザーを放つ悪人面マーライオンを拝むことは出来ませんでしたが、インド人街として似つかわしくないファンシーな見た目のリトルインディアや旧正月の飾り付けの始まったぎらぎらのチャイナタウンなど、気にもしてなかったところが意外と悪くなかった。そして、美味しい食べ物がいっぱい。確かに高速道路に料金所はなかった。そして、改装したての噂のマーライオンも見られた。
正直、ここまで楽しめる国だとは思っても見なかったなぁ。
そして、一番感心したのは、当時、タイムリーだった青色ダイオード。
実用化からしばらく経って、日本の信号も徐々にLEDになってきたなぁ・・・って思っていたのですが、シンガポールは全ての信号がLEDだった。 行動、早すぎ。狭いからこその国としてのフットワークの軽さがある感じ。
日本は組織がでかかったり、手続きが煩雑だったりしがらみが大きいところがあるけども、 国として考えずに地域で分割すればやれることは沢山あるだろな~と思ったりしました。
そして、正味1日のシンガポール滞在を終え、帰国した。
今回の旅は、びっくりするようなハプニングもなく、旅行記としてはおもしろみが全くないものになりました。
タイは、ハブ空港として使うことが多く、実際に旅行することは余り無かった。
久しぶりにハブ空港としての利用だけでなくタイを回りましたがせかせか働きづめだった私にはガス抜きになった。
マレーシアは、マレー人ののんびりとした気性が印象的。
「暖かい国の人はその辺に寝ていても死なないからね。」なんて知人が言ってましたが、 儲けようっていうせかせかした雰囲気がないです。反面、華人とインド人の熱心さが印象的でした。
マレー半島は国が陸続きに繋がっているので、一つ国境を越えるとがらっと変わる雰囲気や習慣を見るのが面白かった。
タイ、マレーシア、シンガポールは国も安定していて、治安もいいですし、旅の初心者も楽しく旅行できること請け合い。 せっかくだから、半島をぐるっと回って見ることをおすすめします。
シンガポールの写真いろいろ。
I お昼ご飯に食べた、ハイ、海南チキンライス♪
シンガポールに入るなり「お腹減った~」と一目散に行ったラッキーチキンライス。ホテルがオーチャード通りに近かったので。正直、マンダリンホテルの海南チキンライスよりも、味とコストパフォーマンスを考えると、こっちのが美味しいと思う。チキンは蒸したのか、焼いたのかを選べます。チキン、ライス、スープでS$3.5でした。うまっ。
II シンガポールの美味かもん。
III なんですかこれは。
わけのわからない像はFERNANDO BOTERO作。クラークキーの遊歩道にありましたが・・・。
そして、マーライオン。見に来て記念撮影をするのはアジアジン旅行者(含む日本人)だけでした。