華僑文化の色濃い観光地マラッカへ。
クアラルンプールからはバスでマラッカに移動することにした。
マラッカは観光地として有名な場所である上、マレーシアの玄関口からバスで2,3時間と近く、バスの本数は多い。
地方からクアラルンプールに来るのに苦労したのはいつのことやらという感じで、予約なしでも簡単にバスに乗れる。
KLのバスターミナルの中
クアラルンプールを出発したバスは定刻通りマラッカに着いた。
マラッカのバスターミナルはこれまで訪れた街に比べると小さく、バスは5,6台停めらるのがやっとという感じ。
掘っ立て小屋の様な切符売り場の前を通り抜け、まずはホテルにチェックイン。バス停の近くのシンプルな中級ホテルだ。
マラッカの町はそれほど広くなく、チャイナタウンの入り口はバス停から徒歩10分程。
中華風にアレンジされた通りを抜けて、ポルトガル風の観光地(教会とか時計塔とかあるんす)、博物館、広場をやり過ごし、安宿の多いタマン・ムラカラヤまでは徒歩で1時間ほどで、この辺りまでが旅人が歩いて回る範囲だ。従って、東西南北、町をぐるっと歩いても半日くらいで終わる。
チャイナタウンの一角
ホテルに荷を降ろした後、てくてく町を歩いてみた。
マレーシアに入ってから今まで、人々の生活空間をバスでささーーっと通り抜けていただけだった。
生活空間だから、代わり映えもしないし、都会は都会で特に申し伝えることもなし。
しかし、ここに来て初めて、観光地らしい観光地にでくわしてちょっとしたカルチャーショック。こういうとこ来てなかったなぁ。
チャイナタウンは、民家から土産物屋から何から何まで、全てが美観を調整してある。
妙に白くていかにも塗り直した感じの白い壁。そして、赤地に黄色い文字の中華街でおなじみの看板。コンクリを流して固めたばっかりの煉瓦の舗道。また、アンティークショップがやたらと多く、中にはアンティーク家具の展示傍ら、茶店をしている家まであった。さすが、華人。
朝は静かな雰囲気
そして極めつけは、中国正月はまだまだ先なのに、観光客に合わせて正月飾り。
狭い路地を大きな観光バスがばんばん通り抜けて行くのも、また驚き。
全然事前調査してなかったのもあり、マラッカって夕日のイメージしかなかったんです。
だから、この観光地観光地した姿にびっくりしてしまった。
そして、改めて感じたのが中国人の商魂たくましさ。ほんと働き者です。
KLでマレー料理が食べたいと思っても、夜遅くに開いてる店はないのに中華なら食べれるんですよ。
マレー人って商売っけがない感じ。客引きもバスの運ちゃんもみーんなインド系で、食べ物屋は華人が目立つ。
(インド料理やもあるけど、中華系に比べたら少ない気がする。)
・・・マレー人ももちっとがんばれ!というかのんびりが彼らの気質なのかもね。
やっぱ、中華は美味い!ってことで。毎朝通ってしまった飲茶の店。点心は一皿いくらの明朗会計で回転寿司みたい。断然うまいのは、ここのちまきです。毎朝くってました♪おばちゃんもおじちゃんも嫁も、ここに毎朝たむろっている親父たちも、なんか雰囲気がいいです。美味くて安くて居心地よい。はい。同じ華人でもシンガポールからの観光客とローカルを比べていると所作が面白かったです。急須にお湯を足してほしいとき、蓋を少しずらして合図する客は、香港で見る日本人以外にここで初めて見ました。
マラッカは観光地として有名な場所である上、マレーシアの玄関口からバスで2,3時間と近く、バスの本数は多い。
地方からクアラルンプールに来るのに苦労したのはいつのことやらという感じで、予約なしでも簡単にバスに乗れる。
KLのバスターミナルの中
マラッカのバスターミナルはこれまで訪れた街に比べると小さく、バスは5,6台停めらるのがやっとという感じ。
掘っ立て小屋の様な切符売り場の前を通り抜け、まずはホテルにチェックイン。バス停の近くのシンプルな中級ホテルだ。
マラッカの町はそれほど広くなく、チャイナタウンの入り口はバス停から徒歩10分程。
中華風にアレンジされた通りを抜けて、ポルトガル風の観光地(教会とか時計塔とかあるんす)、博物館、広場をやり過ごし、安宿の多いタマン・ムラカラヤまでは徒歩で1時間ほどで、この辺りまでが旅人が歩いて回る範囲だ。従って、東西南北、町をぐるっと歩いても半日くらいで終わる。
チャイナタウンの一角
マレーシアに入ってから今まで、人々の生活空間をバスでささーーっと通り抜けていただけだった。
生活空間だから、代わり映えもしないし、都会は都会で特に申し伝えることもなし。
しかし、ここに来て初めて、観光地らしい観光地にでくわしてちょっとしたカルチャーショック。こういうとこ来てなかったなぁ。
チャイナタウンは、民家から土産物屋から何から何まで、全てが美観を調整してある。
妙に白くていかにも塗り直した感じの白い壁。そして、赤地に黄色い文字の中華街でおなじみの看板。コンクリを流して固めたばっかりの煉瓦の舗道。また、アンティークショップがやたらと多く、中にはアンティーク家具の展示傍ら、茶店をしている家まであった。さすが、華人。
朝は静かな雰囲気
狭い路地を大きな観光バスがばんばん通り抜けて行くのも、また驚き。
全然事前調査してなかったのもあり、マラッカって夕日のイメージしかなかったんです。
だから、この観光地観光地した姿にびっくりしてしまった。
そして、改めて感じたのが中国人の商魂たくましさ。ほんと働き者です。
KLでマレー料理が食べたいと思っても、夜遅くに開いてる店はないのに中華なら食べれるんですよ。
マレー人って商売っけがない感じ。客引きもバスの運ちゃんもみーんなインド系で、食べ物屋は華人が目立つ。
(インド料理やもあるけど、中華系に比べたら少ない気がする。)
・・・マレー人ももちっとがんばれ!というかのんびりが彼らの気質なのかもね。
マラッカの写真いろいろ
I チャイナタウンの様子
整然とした町並みがいかにも観光地~って感じで面白かった。観光地とそうでない土地がはっきり分かれるところは日本とそっくり。観光地を抜けるとどでかいショッピングセンター並んでますしね。
II チャイナ風の柄のでっかいサンダル
お祝い事に使われるのかなという。どでかサンダル。履く人がいたらもっとすごい。
III 美味かったアイスカチャン♪
IV ポルトガル風の界隈
ポルトガル統治のころのすがたを、教会や博物館の建物の形で雰囲気を残してある。中華街を抜けるとこれだ。道路まで煉瓦造りで、トライショー(三輪自転車タクシー)の親父がうろうろしています。観光地です。はい。
ただし、売店をごらん頂ければおわかりの通り、観光客で多くにぎわう時間以外は皆さんやる気なしです。こういう売店、開いてるのを見たのはほんの少しだけだった。(形は凝ってるのに)
ただし、売店をごらん頂ければおわかりの通り、観光客で多くにぎわう時間以外は皆さんやる気なしです。こういう売店、開いてるのを見たのはほんの少しだけだった。(形は凝ってるのに)
V はい、定番です。マラッカのサンセット
深夜特急のように、夕日が感動的に沈んでいく光景はありませんでしたけども(笑)でも、カップルや多少の観光客が海辺にでてサンセットを眺めていました。日本人と日本語の上手なマレー人(恐らく宿の主人)もいた。今回、まともに日本人観光客にあったのは初めて。
VI プラナカン料理
マラッカの名物、プラナカンの味。マレー人と華人の混血料理ってところですが、はっきり言って美味くないです。料理がうまいまずいではなく、微妙。日本人には慣れない感じですね。せっかくの美味い中華を崩されたというか。。。
写真はカレーチキン(ココナッツミルク風味のカレーで煮込んだ鶏)、大好きな空心菜(カンコン チリ)も変に甘いし、うーむ。タイの方がいいなぁ・・・。豆腐スープは至って普通でコメントありません。[娘惹]黄梨塔は土産に買った。
写真はカレーチキン(ココナッツミルク風味のカレーで煮込んだ鶏)、大好きな空心菜(カンコン チリ)も変に甘いし、うーむ。タイの方がいいなぁ・・・。豆腐スープは至って普通でコメントありません。[娘惹]黄梨塔は土産に買った。
VII 栄茂茶室のやむちゃ♪
VIII ポピアを注文したらばーちゃんに寒天まで押し売りされたし。
おばちゃんに声をかけられて思わず入った軽食屋さん。ポピア(香薄餅)が美味しかった。ニョニャ料理でもコレは好き。
勝手にジュースや寒天を客のテーブルに置いて押しつけるばーちゃんもいい味だしてました。 変わった材料でも使ってるのかと思ったら、出してくれたのはやっぱり棒寒天。なーんだ。
勝手にジュースや寒天を客のテーブルに置いて押しつけるばーちゃんもいい味だしてました。 変わった材料でも使ってるのかと思ったら、出してくれたのはやっぱり棒寒天。なーんだ。
IX 夕方から開店する野外食堂。もち、中華。
華人の店は、上記の飲茶の店のように朝がやたらと早くて早じまいのところと、この店のように夕方開いて夜中までのところと割と両極端。間はマレー人の店に行けばいいので、時間の制約なしにふらふらする旅人には嬉しい限り。
しかし、写真みて、漢字読めば何を材料にしてどんな味か想像つきますね。
しかし、写真みて、漢字読めば何を材料にしてどんな味か想像つきますね。