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インド旅行記 中谷美紀


女優の中谷美紀さんが描いたインド旅行記。
旅行記としてのおもしろさはあまりないがファンにはうれしいかも。

この本のレビュー

女優の中谷美紀さんのインド旅行記。
一人でインドをひょいひょい旅してしまうのがイメージと違って意外な感じです。

知人から、最初の本(インド旅行記1)はなんだか後ろ向きでインドの悪口ばっかり書いていて
読んでいて面白くないけど2巻以降はまあまあ読める感じになっていると聞いていたのですが、
私はいきなり3をよんだんですが、うーーん・・・っていう内容でした。

というのもガイドブックや他の旅行記から引用したような説明文ばっかり長くて、
肝心の中谷氏の感じたことがとっても少なくて、だからなんなんだ的な旅行記になっている。
中谷さんがどう思ったかというのが価値があると思うんですが、他の人はそう思わないのかなぁ?

私が旅した場所も結構旅しているので、「へぇ、シッキム行ったんだ」とか、
親近感をもって読み始めたのですが、途中で飽きてしまった。文章がくどいです。
ただ、その分、ゴーストライターとか使わないで本当に自分で書いたんだなぁとは思った。

しかし、女優さんが一人でシッキムのトレッキングに臨んだのは結構すごい。
まあ、きちんとした旅行代理店を通しているし、場所がシッキムだから変に口説かれることは少ないかもしれないが。
うつくしい人を目の前にしてへんな感情を抱かなかったのかなぁ(笑)
中谷美紀さん自身はけっこうすきです。(私はああいうはっきりした美人が好きなので。)

インド旅行記で一番好きなのはSFCの教授をしている小熊英二氏のインド日記ですが、
これもこの前読み返してみたらくどかった(笑)
面白い!って思うかどうかはそのときの自分がどんな状態かで変わるもんだなぁと思いました。
だから中谷さんの本も、初めてのインドに行った後とかに読むと「面白い!」ってうなったかも。




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