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にっぽん全国百年食堂 [ 椎名誠 ]


作家の椎名誠氏による日本全国にある大衆食堂探訪記。
味はさておき、歴史に重点を置いて食べ歩いたルポの記録です。

この本のレビュー

作家の椎名誠さんが日本全国にある100年以上(もしくはそれに準ずる期間)続く大衆食堂を訪れ、
その食堂の歴史や現在の状況などを、お店の代表メニューを食べながらルポ。

通常のこの手のルポは味に重きを置いているが、今回の場合は歴史に重きを置いており、
美味しいから100年続いたという店だけでなく、何となく続いてきたようなお店もあり、
そのお店一軒一軒にさまざまな背景があって面白い。

本当の意味での大衆食堂で、その地域の労働者の方達に支えられて来たようなお店は、
お店を支えてきた常連さんが高齢化してポツポツと減っていき、取材した当時の
店主の代で終わってしまうのではないか・・・というようなお店も有り、
そういう物語を聞くと、きっとこういうお店は日本全国にさまざまあるのだろうと。
かつての漁業が栄えた町や炭鉱の町で、昔は労働者であふれていたけども、
産業構造が変わってしまった町などは日本全国あちこちにあるからです。

一方でとにかく味が美味しいのでお客さんが集まるようなお店もあり、
盛りの多さがネットでもかなりの評判のお店も有りと、背景は様々です。
本の中に出てくる食堂のウチ、何件は行ったことがあり、自分が行ったお店が
こうやって雑誌(雑誌の記事の書籍化)に載っているのを見るとなんだかうれしい。

日本を旅行したとき、この本に掲載されているお店を順番に行ってみたいですね。
近いところでは山梨や熱海あたりからってことで。

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