中国製煮込み調味料「水煮魚」で煮魚スープ。

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水煮魚 調味料 中国土産がまだまだ潜んでおりました。魚の水煮調味料。
水煮っていいますが、要はスープ煮込みです。
中国では煮魚というとスープたっぷりで煮込むことを言うそうです。 この前読んだ料理研究家のウー・ウェンさんの東京の台所北京の台所というエッセイでは、日本で旦那さんに煮魚を作ってくれと言われ、スープ煮にしてしまったという話が出てきたのを思い出しました。
しかし、このカツオのイラスト、日本のどこぞのメーカーのイラストとそっくりですなぁ・・・。

鱈の四川風煮込み 私が初めて中国に行ったのはもう10年以上前になります。
現地の観光ツアーで各地から集まった中国人と一緒になりました。
四川発(成都)のツアーだったため四川省の人が多かったのもあり、 食事の時は四川グループとその他グループに分かれました。
その他グループは日本人、北京、広州人、アメリカ人(中国系)です。

で、ある晩の夕食でこのような四川風の煮込み料理が出てきたのです。
私は中国語がわかりませんから出されるものをそのまま素直に食べていたのですが、 北京と広州の都会ッ子2人がしかめっ面をしながら お玉でスープをでろでろとかき回し始めたんですよ。

そのツアーにはたまたま中国に留学していた日本人もいたため、
その人が通訳してくれたんです。

「彼女たち言ってみれば中国の沿岸部に住んでいる都会ッ子なわけよ。
 だから今までもやたらに四川を田舎だ、田舎だってバカにしてたんだけど、
 真っ黒で唐辛子たっぷりのこんなまずそうな料理食べられない!ってゆってるんだよね」


で、結局、そのスープ煮はまるごと四川のテーブルに回ってしまったのです。
え!あたし食べてみたかったのに!ってそう思ってるの私だけだったようで。

あんな辛い物を食べるなんて頭おかしいっていうくらいの勢いだったようなのですが、
しかし、時代は移り、今では四川風の味つけが中国各地で流行っているそうです。
スーパーに行くと、こういう四川風の調味料ミックスが売っているくらいでして。

ちなみに写真ではスープの横に小皿にはいった唐辛子調味料が写っておりますが、
分量通りだと、これを全て投入することになります。
七味唐辛子の唐辛子が多いバージョンみたいなかんじです。

さすがに日本人には尋常じゃなさすぎる量なので量を控えめにしました。
それでも息を吸い込むと唐辛子の破片が気管に一緒に入ってしまって
ゲホゲホとむせてしまった。

ラー油みたいに液体というか、辛味がしっとりとしている場合はダイジョブなのですが、
粉状だと気管に飛んで来たりして結構食べにくいと判明。

しかし、中国って大陸なので基本的に魚は川魚を食べるものだったハズです。
カツオだしを使っているところはちょっとびっくりですねぇ。最近の傾向なんでしょうか?
この前台湾に行った時もカツオだしをふんだんに使っていたのが驚きでしたが、
台湾の場合、海に囲まれているし、日本が統治していた時代もあったので、
カツオが根付くのもわかる気がします。

味はまー、火鍋やで食べてるスープと似たような物です。手軽に中華風の味が楽しめます。
興味があればお土産にどうぞ。子供とかは無理だと思うけど。

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