サラリーマンの町、新橋でさくさくトンカツ「まるや」
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洋食屋を探しているうちになんだか気分がトンカツになり、検索ワードが「新橋」「トンカツ」に変わる。だって、洋食屋は銀座のばっかりだし、ハンバーグは気分じゃないし(洋食やだったらコロッケが食べたかったが見つからず)、新橋はサラリーマンの町だし・・・と頭をを切り替えたのだ。いやぁ、やっぱりありました。サラリーマンの味方!なお店が♪
ゆりかもめの乗り換え口の方向にある古びたビルで、ビルの中にWindsなんかが入っていて、いかにもおじさまが集まりそうな雰囲気を醸し出している。
まるやの看板駅前の道路を渡るべくいったんエスカレーターでビルの地下に入り、
地下道からそのままビルの中へ。サラリーマンの行列ができているからすぐわかった。
列に並んでいるのはわかいのから少々お年を召した方まで、すべてが男性。
それも大抵が一人来ていて、連れだってもせいぜい2人。
それもそのはず、お店はカウンターのみ15席。大勢で来たって一緒に座れる訳でもなし、おしゃべりしながら食べる雰囲気でもなし。なるほど、OLは来ないわけだ。
女性の食事って「おしゃべり」がかなり重要だもん。カウンターだけの店は足が遠のくだろう。あたしも上司と一緒なら来るけど、友達と一緒じゃこないだろうな~。
お昼のメニューは3品のみ。
私は初めての来店ということもあり、オーソドックスに「ロースカツ」をチョイス。
周りのおじさまたちもほとんどの人が無言でロースカツにむさぼりついていたし、
次の客も次の客も「ロース!」「ろーす」「ロ~ス」のオンパレード。
誰も「ロースカツください」とか言わない。
「ロース」
「はい、ロース一つ~」
「ロース」
・・・
「おあと ロース5つ~」
お客とおばちゃんの会話はほとんどこれだけ。
「はい、後ろから失礼します。おまちどおさま」
「700円です。ありがとうございました。」
思えば、店内で聞こえる声はほとんどおばちゃんが発っしていた。
私を含め、ほとんどみんな食事が終われば700円はらって、出て行くだけ。
普段ならでてくる「ごちそうさま」っていう言葉も出なかったな~。
(たま~に「みそ汁お代り」っていうお客さんがいたけど。)
さて、さて、肝心のロースカツのお味ですが、当たり前のコメントですいませんが衣がさっくり肉はジューシー。豚の脂の大好きな私にはたまらん~。肉汁じゅわ~っです。
豚ロースは肉が固くて繊維がかみ切れないこともあるので、こうも柔らかく、すんなりとかみ切れるこの歯ごたえがまたうれしい。ああ、家でこれくらい上手にできたらな~。
ソースはトンカツソースの他、塩も準備されており、お好みで塩で食べるのも通っぽくてオツです。
ロースカツ、山盛りキャベツ、ごはんに漬け物、シジミのみそ汁。
東京都心で700円でこれだけのランチが食べれるのってなかなかすごくない?
いやいや都心だからこそ、新橋だからこそ、美味しくて安くないと生き残れないんだろう。
銀座はブランドイメージで地価が高くてなかなか安くできないのでは?と推測してみたがいかがだろうか?だって、「矢場とん」の東銀座店は本店より高いもん。
満員電車はイヤだけど、お昼の楽しみが増えるっていう意味では、都心勤務もうらやましい。
とんかつ まるや (とんかつ / 新橋)[2007.09.13の日記です。]
住 所: 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 1F
営業時間: 月~金11:00~15:00(LO14:45)、17:00~22:00(LO21:30)
土11:00~16:00(LO16:00)
定 休 日 : 日・祝祭日
※ 夜はミックスフライとかロースかつ御前とか、メニューがいろいろ増えます。
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