中級ユーラシア料理店 元祖日の丸軒
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二階にあがる階段はなぜか2カ所もあり、あがったらあがったで、 船を模した内装と照明の暗さが沈没船の様で、独特の雰囲気を醸し出している。
予約もなしにいったので、アンドレ氏はとまどったらしく
「予約のひとじゃない?あ、じゃあベンチに座って待っていてください」
「こっちの人と一緒じゃない?」
となんども確認したり、どもったりをしつつ、どうにかベンチに座って待ってみる。
いよいよアナザーワールドに突入かぁ?と思ったら、愛想のいいてきぱきとした女性が席を作り、案内をしてくれ、結局、接客のほとんどはこの女性がしてくれた。
この日はアンドレ氏は厨房で料理を作っていた。
3人だったので、コース料理を頼み、あとは適当に料理を追加して、ワインを1本とギネス、ソフトドリンクで、一人約6000円でした。
料理はとにかく何でもありな店だったので、何を頼んでいいのかわからなくなってコース料理にした感じです。
(中華、タイ、ベトナム、インド、モロッコ、エジプト、イタリア等々の料理名が・・・)
ターメイヤとか久しぶりで懐かしい味でした。
「世界中を旅して、気に入った料理を出しているのかなぁ?」
「いや、自分が作れる料理を出しているんでしょ」
果たしてどっちが正しいのか?
ちなみにアンドレ氏とは最後にお皿を片づけに来てくれたときと、帰りに「またお願いします」と声をかけてくれたとき、最初と合わせて3回会話をしました。
会話のテンポが遅くて、すこし変わっている人と言えば変わっていると思いましたが、他の方のレポートの様に、取り皿をくれないこともなかったし、問題なく食事できました。
ただ、ワインとか結構高かったです。安いワインをおいてなかった。
(平均4000円前後。たまに2700円のワインもあったけど)
中級ユーラシア料理というだけに、ユーラシア大陸のワインだけをそろえていたのかもしれません(ワインリストをくまなく見た訳じゃないのでわかりませんが)
「あの味がまた食べたい!」とリピーターになるようなお店ではありませんが、地方の友人が出てきたときなど、連れて行って見せたいですねぇ。
なかなか他にはない雰囲気のお店でした。
でも、店名だけ見ると、ラーメンやさんかなにかみたいですよね。
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