JR京浜東北・根岸線旧型車ラストランに偶然遭遇。

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昨日は中華街で食事をするために横浜に出ました。
横浜からみなとみらいをぶらぶら通って待ち合せの石川町に行くはずが時間を読み違えてしまい、関内に着いた時点で既に待ち合わせの時間。

「やばっ」っと一駅だけ京浜東北・根岸線に乗ろうと関内の改札をくぐりました。
そしたら珍しく京浜東北・根岸線が遅れており(日曜に遅れるのは余り見たことはない)

「ご迷惑をおかけしております。磯子行きはただ今横浜行きを出発したところです」

なんて放送が入った。

「うわー。ただでさえ遅れているのに。」
待ち合わせに遅れているのは自分なのに少々苛立ちを憶えつつ、電車を待っていました。
(ちなみに待ち合わせ相手はケイタイを持っていない)

しかしなんだか遅れていない反対車線のホームも人がたくさんいる。
別に今日は横浜スタジアムでイベントなどなさそうだし。
スタジアムで何かあったのならもっと多いはず。

おまけにおや?警備員の数多くない?
反対側のホームの先端にはロープが引いてあり、たいそうな望遠レンズを構えた人が大勢待ちかまえているではないか。

「ん?なんか特別な列車でも走るのか?」
そう気づいた数分後、次のような放送が入った。

「遅れていた磯子行きは桜木町を出発致しました。もう間もなく到着致します。
 間もなく到着致します列車はこの走行をもちまして運行が終了致します車両のため、
 列車の到着が遅れております。 お客様にはご迷惑をおかけ致します。」

放送の数分後、ホームにするりと滑り込んできた列車。
先頭車両には、この曜日、この時間らしからぬ混みよう。
少し開けられた窓から「うわーーーー」っと叫び声と共に数本の腕が左右に揺れているのが見えた。

うぉーーー。て、テツ電だ~!(←勝手に銘々)

私が乗車したのは後方車両だった(中華街行くから石川町の中華街口が待ち合わせ)が、
カメラを構えた男性が数人乗っているのが確認できた。

つまりです。京浜東北・根岸線の廃車車両を撮るべく、見るべく集まった鉄道愛好家達が、
時々列車を降りて写真を撮って乗り込んだりしていたんだと思います。

そして、写真のベストビューポイントがある駅はきっともっとホームに人がごった返しているのでしょう。
この列車、大宮から来たのかなぁ?大宮駅はすごいことになってたんだろうなぁ。

石川町に着いた時、下り方面のホームの先端に一人、コンパクトカメラを携えた男性の姿が目に入った。
これはたぶん、横浜にぶらぶら遊びに来た私のような人物で、たまたまカメラを持っており、
放送を聞いて写真を撮ることにしたのではないかと推察する。
きっと彼の昨日のブログには京浜東北線の姿が乗っていたに違いない。

そういえば横浜から関内まで歩いている道すがら、鉄橋に向かってカメラを構えている男性2人とあったんですよ。
今思えばあれも京浜東北・根岸線を撮ってたんですねぇ。
そして、関内の駅は、背景に鉄橋が入ることで有名な写真ポイントなんだそうです。
だから関内は警備員も多く、線路に落ちないようにロープで保護してあったと・・・。

昨日で最後だった京浜東北・根岸線は、我々素人からすると別に古い車両には見えないのですが、
13年しか走らないよという約束でJRに収めたヤツなんだそうで。
見た目にはわかりませんが、毎朝すし詰めの状態で乗客を乗せる列車ですから
サイクルも早くなるのかなぁと思いました。

しかし、フツーに乗り合わせただけの多くのお客さんはびっくりしたでしょうね。
なんか、私はうれしそうな鉄道愛好者の姿を見ていることがほほえましかったです。

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