アクアマリンふくしまで「きぼう」に会ってきた。

アクアマリンふくしま 外観 先週末はJRの鉄道の日記念きっぷを使ってふくしまに行ってきました。1泊2日の旅です。
福島と言えば、最初にいきたいなぁと思っていたのがいわきのアクアマリンふくしま。 震災の時、電源が喪失して9割の生物が死んでしまったというあの水族館です。
スタッフの努力やら全国の水族館、動物園の支援で再会館が夏休みに間に合った!ということは多くのメディアに報じられていたのは記憶に新しいはず。 うちの近郊には水族館が多くあるので普段は旅先で水族館に行くことはないのですが、今回ばかりは行こうと思っていってきました。

アクアマリンふくしまのゴマフアザラシきぼうちゃん まずはこちらがゴマフアザラシのきぼうちゃんです。
震災時にこの子のお母さんのくららが妊娠中で、震災後に千葉の鴨川シーワールドに 避難し、避難先で生まれたという例のあのこです。
元気にすくすく育っている感じでしたよ。
すいすいとどこかにおよいで消えてしまうので、 うまく写真がとれなかったんですけども。早いのです。ぴゅーっと。

アクアマリンふくしまのゴマフアザラシきぼうちゃん 2 ガラスと水のフィルタがかかって、こういう風なぼやんとした 写真ならいくらでも撮れます。止まってくんナイのだ。

海獣コーナーはアザラシとセイウチかなにかしかいないのですが、 セイウチのほうがでかくて見応えがあるので人気でした。
きぼうちゃんおもったよりかちやほやされてません。
小さくってゴマちゃん思い出しました。

アクアマリンふくしまのエトピリカ こちらはエトピリカという鳥です。アザラシの隣にいました。
実は水族館で写真を撮ったのはアザラシとこの子だけ。
この子はバカなのか、ガラスに向かって一生懸命足をこいでいます。
こいだってそこは壁なんだから進みませんわよ。 壁の圧力感じてるはずなのに・・・。
ルームランナーと命名しました。

アクアマリンふくしまのエトピリカ 2 はい、こいつがルームランナーです。
お魚たちはどんなに勢いよく泳いでいても決して水槽にぶつからないのに なぜかこの子たちはアクリルガラスにぶつかりつつも、水を掻くのをやめません。 一心不乱に泳いでいるのです。運動不足解消のためか?
顔も愛嬌があってかわいいです。エトピリカ。

きぼうカレー こちらは食堂でたべたきぼうカレー。
常磐線で東京から一気に来て、アクアマリンの最寄りの駅に着いたときにはすでに昼を過ぎていました。なので昼食は水族館の中で食べた。
こちらはたこの唐揚げ入りの「きぼうカレー」。アザラシが蛸が好物なんだって。だから希望カレーだそうです。
カレーとしては普通のカレーです。子供でも食べれるあじ。

くじらカツセット こちらは鯨カツと鯨汁のセットです。
回りを見渡すとある一定の年齢以上の人はみんなこの鯨カツを食べていました。 このあたりは鯨漁も盛んだったそうです。
水族館の中の小さな食堂の割に意外とメニューはがんばっている感じ。
「ヘミングウェイのカジキステーキ」と「地中海ピラフ」はあまり脈絡がないが、 水族館なだけにシーフードで統一といったところだろうか。

私はヘミングウェイの老人と海はキューバで読みました。
舞台となった海を見ながら読むのもなかなかオツではありましたが、
だからといって面白い文学とも思わなかった。すいません。

ところで、地震の後の電源喪失でポンプなどが止まり9割の魚などが死んでしまったそうですが、
生き残った生物の多くが、環境変化に強い川の生物と古代生物だったそうです。
古代生物というのはとても生命力の備えたDNAを持っているのかもしれません。
今展示されているのはそういった生き残った生物以外は新しく採取してきたり、
全国の水族館などから譲ってもらったものだそうです。

もともとが2000年にオープンした新しい水族館だったこともあり、
展示の仕方も結構見やすくてわりと楽しめました。
最近、どこの水族館にも巨大水槽がありますが、ここの場合は親潮と黒潮がぶつかる ところにあるっていうのが特徴みたいで、それを比較できる水槽になってました。

最後の最後にシーラカンスの展示があって、シーラカンスと福島にいったい何の関係が?って 思ったんだけれども、どうも水族館って展示だけでなくて研究活動もしてるんですね。
展示パネルには10年くらいまえにインドネシアのスラウェシ島の市場で発見されて、
その後すぐに解体されてしまったから(切り身にして食べるんだろう。)、新たにインドネシアの海で探したみたいなことが書いてあったんですが、その、シーラカンスだろうと何だろうとそりゃ漁師にしてみりゃ関係ないっちゃー関係ないよなと。

この前カリフォルニアではフカヒレ採取禁止になったし、日本の捕鯨の問題もあるし、
なんかいろいろ考えてしまいました。

もっと身近なところではいわきでは水族館に引き続き、ハワイアンズが再開しましたけども、
小名浜漁港なども未だに元の状態にもどっておりません。
私が泊まった宿ではGWあたりは「いわきにお金を落としにきました!」という観光客も来ていたそうですが、その後はぱったりで原発の関係の仕事やボランティアの人くらいだそうです。

常磐線の中から、以前、泊まった茨城の海沿いの旅館が見えましたけども、
建物はのこっていましたが、電気はついておらずひっそりと静まりかえってきました。
あそこはハワイアンズと提携していたか系列の旅館だったので、再開は順番なのかもしんないけど、はやく元通りになるか、いっそのこともっとすばらしく生まれ変わってほしいです。
そのためにはまずは原発の冷温停止が不可欠で、技術的なことはわからないけど、
一日でも早くなることを祈らずにはいられない。

まだ鉄道の日記念きっぷの3回目が残っているので、来週は日帰りでどこかに行きます。
一応、こんどは鬼怒川あたりにしようかと思っているんだけれども。
今年はなるべく日本をじっくり見て回りたいなと思います。

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