スマトラ島沖ウェー島:空港から港へ直行!初日はサバン泊。
【アチェ発ウェー島行きファーストボート】
バンダアチェはインドネシアの北端にある。2004年末に起こったスマトラ島沖地震でその名を知った人も多い。
かつてはインドネシアからの独立運動と政府との紛争が絶えず、治安が悪かったところなのですが、
地震と津波の被害があってからしばらくして政府と和解しました。
現在では観光誘致にも力を入れているようで、外国からの投資も徐々に集まりつつあるようです。
アジア人の観光客はシンガポール人やマレーシア人が中心の様で、日本人は中高年ならみかけます。
ダイビングや釣りを目的にした人が多いようで、バックパッカーは欧米人が中心。
日本からアチェまでは最も効率がいいフライトはクアラルンプール経由です。
クアラルンプールからアチェまではエアアジアが週3便直行便を飛ばしているため、これに乗るのが望ましい。
以前はアチェ空港でビザの取得ができなかった上に、日本国内では観光ビザは発行してくれないので、
ジャカルタやメダンでインドネシアに入国する人が多かったようですが、今はその必要がありません。
ジャカルタやメダンに特に用事がなければ、クアラルンプール経由がオススメです。
しかしエアアジアの発着するクアラルンプールのLCCターミナルは使い勝手がいまいちで、
おまけに飛行機があっさり2時間も遅れたりして、印象があまりよくありません。
飛行機の遅延でアチェのアライバルビザ担当職員がオフィスに帰ってしまい入国でもたついたりするし、
国際線の発着が少ない地方空港ならではの出来事であった。
ボートの後ろにカーフェリー
同じ時間に出航した。
最近ではATMからキャッシングする旅行者が多いため、クチコミ情報を探しても、 ATMの情報しかみつからず、空港に銀行があるのかがわからなかった。
空港をでて辺りをキョロキョロしていると、銀行こそありませんでしたが、
外貨の両替所があり、おまけに日本円もOKでした。
成田で念のためUSドルを準備していったのだけど、必要なかったです。
サバンの港
ウェー島行きの港までは20km以上。交通手段はタクシーしかありません。
そもそもウェー島行きを検討し始めたのは、去年、マルク諸島の旅で会った
アメリカ人夫婦に薦められたからなのですが、彼らはウェー島を薦める一方、
バンダアチェをけちょんけちょんにけなしていました。
「津波の後、外国人の支援がたくさん入ってきただろう?
だから彼らも支援に慣れてしまって、外国人とみるとマネー、
マネーって寄ってくるんだよ。あれがなければいいんだけど・・・。」
その台詞が聞いていてもいなくても寄ってくる客引きは大抵怪しいもの。
客引きは無視してタクシー乗り場を探していると、敷地の隅にタクシー料金が書かれた看板が立っていた。
そして、その脇で待機していたドライバーらしき男は「港までなら90000ルピア」と看板を指さす。
料金交渉をする羽目になると思っていたのに固定料金で、しかも、ロンプラに書かれた料金より安い。
警戒しすぎて拍子抜けしてしまった。
ウェー島からアチェに戻った後も、タクシーもラビラビ(乗り合いの軽トラ)もフィックスドプライス。
むしろアメリカ人オススメのウェー島の方がふっかけらたりした。なんだか話が違う。
ともかく、飛行機は2時間も遅れましたが、夕方16:00発のウェー島行きのフェリーには間に合いました。
島まではスローフェリーで2時間弱。ファーストボートで1時間ほどです。
島に着く頃にはとっぷり日が暮れますので、往路はファーストフェリーの方が安心かも。
インドネシア ウェー島写真館
サバンの港にあがった魚たち。イカがうまそう。
1泊目はウェー島で最も大きな町であるサバンにしました。
港には大型船用の船着き場もあったけど使われている様子はない。
ウェー島近郊はマグロやカツオが豊富に取れる漁場なのだそうですが、肝心の冷凍技術が今ひとつで、 水揚げができないという話をネットで見ていたが、 そもそもの問題は冷凍技術ではなく、電気の供給量が不安定なのが理由だろうと思った。(停電が多い。)
漁に出て町の人が食べる分だけ流通する感じ。サシミを食べれるか期待したけど無理でした。
ウェー島近郊はマグロやカツオが豊富に取れる漁場なのだそうですが、肝心の冷凍技術が今ひとつで、 水揚げができないという話をネットで見ていたが、 そもそもの問題は冷凍技術ではなく、電気の供給量が不安定なのが理由だろうと思った。(停電が多い。)
漁に出て町の人が食べる分だけ流通する感じ。サシミを食べれるか期待したけど無理でした。
サバンの町で食べたものいろいろ
サバンは港の近くに24時間営業のイカンバカール(焼き魚)の店があるというので探していたのだが、日が暮れてしまったので探すのを断念。(町はずれにあるが看板は目立たない。)
町中で、ひときわ賑わっている麺料理屋で夕食にしました。
ミー・ジャラックというサバンの名物麺です。とりだしのスープに手打ちの中華麺がのっていて、その上に醤油ベースのそぼろあんをトッピングしたもの。味つけがサッパリしていてとても美味しい。(インドネシア人は唐辛子ソースをタップリ入れる。)
サバン風の卵焼きは、焼き方がユニークで思わず買って帰りました。宿に帰ってつまみにした。
(アチェ州はインドネシアで最も敬虔なムスリムのいるエリアです。お酒は自宅にある在庫を持参しました。)
ミー・ジャラックというサバンの名物麺です。とりだしのスープに手打ちの中華麺がのっていて、その上に醤油ベースのそぼろあんをトッピングしたもの。味つけがサッパリしていてとても美味しい。(インドネシア人は唐辛子ソースをタップリ入れる。)
サバン風の卵焼きは、焼き方がユニークで思わず買って帰りました。宿に帰ってつまみにした。
(アチェ州はインドネシアで最も敬虔なムスリムのいるエリアです。お酒は自宅にある在庫を持参しました。)
サバン・ゲストハウス 300000ルピア(バスルーム、朝食付)
Jl Teuku umar , Sabang
サバンの中心を南北に縦断するTeuku umar通りの中心付近にある宿。
港からの乗り合いミニバスで一緒になったインドネシア人が長期滞在しており、「いい宿だよ」と薦められて宿泊した。
清潔な部屋でエアコンもついていて快適に泊まれます。個人宅を改装してあるゲストハウスですが、設備は インドネシアのホテルとあまり変わりません。朝食付き。
ただ、バスルームはインドネシア式の作りでマンディとシャワーはあるのに洗面台がなく、 朝、顔を洗うのにどうしようかとまどった。
清潔な部屋でエアコンもついていて快適に泊まれます。個人宅を改装してあるゲストハウスですが、設備は インドネシアのホテルとあまり変わりません。朝食付き。
ただ、バスルームはインドネシア式の作りでマンディとシャワーはあるのに洗面台がなく、 朝、顔を洗うのにどうしようかとまどった。
インドネシア アチェ・ウェー島に行きたくなったら。物価の目安。
旅行時期:2012年4~5月
100ルピア=約1円
100ルピア=約1円
■交通:タクシー(空港-港) 90000ルピア、ファーストボート(アチェ-ウェー島)55000ルピア
ミニバス(港-サバン) 30000ルピア
■食事:ナシ・チャンプル 12000ルピア、エビ焼き6000ルピア、ミージャラック 10000ルピア、
卵焼き 6000ルピア
■その他:水 5000ルピア、トイレ 1000ルピア
■宿:サバンゲストハウス 300000ルピア
■成田-バンダアチェ航空券 経由地によるが10万円前後 (参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
バンダアチェに飛ぶためには日本からマレーシアのクアラルンプールに飛び、クアラルンプールからエアアジアに乗るのが最も近く、経済的です。他にはインドネシアのジャカルタからのフライトがあります。
クアラルンプール経由の場合、マレーシア航空のロス便が成田経由になったため深夜便にのれば早朝着で、エアアジアのアチェ便に乗り換えは可能。ただし、空港ターミナルが違うのでご留意アレ。
エアアジアの羽田発は深夜便があるのでターミナルを変えずに乗り換え可能です。(KIXはKULに一泊。)
ジャカルタ経由はガルーダやライオンエアなどです。(一部メダン経由)
エアアジアは直接航空会社のHPで。他はエイビーロードで金額をざっくり把握すると便利です。
旅程を立てるために参考になる本やウェブサイト
Ryan Ver Berkmoes Lonely Planet 2010-01
日本で発行されているガイドブックにはスマトラ島の情報が少なく、特にバンダアチェなどの北部の情報は全く掲載されていません。少々分厚くて持ち歩くには不便ですがガイドブックはロンプラしかない。(私は該当ページを破ってもっていく。)
2004年のスマトラ島沖地震の後、著しく治安が改善し、観光客誘致に力を入れているため、地図などは現地で手に入れた方がよいです。また、有用なウェブサイトもいくつかあります。
日本で発行されているガイドブックにはスマトラ島の情報が少なく、特にバンダアチェなどの北部の情報は全く掲載されていません。少々分厚くて持ち歩くには不便ですがガイドブックはロンプラしかない。(私は該当ページを破ってもっていく。)
2004年のスマトラ島沖地震の後、著しく治安が改善し、観光客誘致に力を入れているため、地図などは現地で手に入れた方がよいです。また、有用なウェブサイトもいくつかあります。
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Sumatra Eco-tourism|Lumba Lumba Dive Center|Pulau Weh Resort|インドネシア観光局:バンダアチェ、ウェー島|アチェツーリズム:ache.net(全て英語サイト)