スマトラ島沖ウェー島:イボイで宿探し。ビーチフロント鉄則!
【オーシャンビューバンガローからの眺め。正面はルビア島。】
村の入口付近は白い砂浜が広がる小さなビーチで、商店や食堂などが数件並んでいた。
民宿やバンガローを営んでいる人も多いようで、我々をめざとく見つけて声をかけてくる人もいる。
ただし、この辺りの宿はビーチフロントではあるのだが、オーシャンビューと言うわけにもいかない。
また、値段を問うてみれば1泊500円くらい。この値段だと絶対にバス・トイレ共同である。
イボイの宿は海岸を東側に望み、南北に細長く広がっている。
外国人に評判のいい宿は北端にあることもあり、まずは最深部の宿まで向かい、
気に入る部屋を探しながら徐々に戻ってくることにした。
バンガローを手作業で増築中。
1日で壁ができた。
今回私が向かったイボイとイボイロングビーチである。
正式には前者をTeupin Layeu、後者がTeupin Reudeupといい、
互いに2キロほど離れた場所にあります。
わざわざロングビーチとうたう通り、後者の方がビーチの面積が広そうですが、
実際、ロングビーチにあるプラウウェーリゾートなどは宿の目の前が砂浜で、
部屋の窓から海や白い砂浜が眺められる好立地です。
お値段はかなり張りますが、日本人の多くの人が求めるのはこちらでしょう。
たぶん、アチェの港で会った日本人中高年の集団はここに行ったと思う。
井戸から水を汲みあげる
エリア内に2カ所ほど白い砂浜のビーチはありますが、とても小さい。
大きな宿を建設出来るようなスペースが全くないので、
商店やレストランを経営する隙間で民宿を開いているような感じです。
海沿いに開けた場所に平らな土地が少ないので、このエリアの多くの宿は
海側の斜面を利用して、バンガローを建てています。
白い砂浜でのんびり甲羅干し・・・なんて休日はのぞめませんが、
代わりに専用ポーチで海を眺めながらのんびりと過ごせるわけです。
当然ですが、オーシャンビューの部屋は人気が高い。
各宿で2つくらいしか持っていないからです。
さて、私はまずイボイの最深部にあるユリアから順に当たりました。
ユリアはオーシャンフロントが満室だったため、とりあえず見送りましたが、
敷地内全体が広々としていて明るい雰囲気なので、内側でも雰囲気がいいし、
また、レストラン棟を海側の最もいい場所に作ってあるので、ここでくつろぐこともできます。
部屋の作りもまあまあで値段と設備のバランスはよいです。
そしてお隣のイボイインはロンプラに「信じられないくらいに高い」と言わしめる宿。
500円で泊まれるエリアにして3500円もとるのはここくらい。高いのはエアコンがついているだけである。
西洋式トイレやエアコン、こぎれいな調度品を備えているようで、ある程度の快適性をもたらす設備がないと
我慢出来ない人にはありがたい存在ではあると思う。
しかし、そもそもそんな人はイボイには来ないので、宿に客の陰は全くなかったです。
(値段下げてくるかと思ったけど、強気で下げてくれなかった。)
イボイインのお隣はオオンズバンガロー。オーシャンビューが空いたのでここで落ち着きました。
プライベートバスルーム付きのオーシャンビューバンガローが1泊1000円。
白いタイル張りのシンプルな部屋の真ん中に天蓋のように釣られた蚊帳がかかったベッドがぽつんと一つ。
壁には首振り機能が壊れた扇風機。バスルームは勿論インドネシア式です。
バルスームのドアが重みで曲がってちゃんと閉まらなかったり、多少の不具合は否めませんが、
オーシャンビューのプライベートバス付きでこの値段は破格。聞き間違いかと思って何度も聞き直してしまった。
宿の前に砂浜こそありませんが、海に張り出してバンガローが建っているのであまり関係ありません。
基本的に宿のまわりは岩場なのですが、海底が白い砂で埋め尽くされているため、海は透き通って見えます。
若干気になるのはシャワーの排水がそのまま海に流れ込んでいくことでしょうか。
海の広さと人間の数を比べればたいしたことではないのだろうけども、そして、バリでも川でマンディしてたし、
この程度の汚水は処理する必要はないのかもしれないけども、なんとも複雑な気持ち。
トイレの排水がそのまま流れないかドキドキして見てしまったけども、さすがにそれは別だったようです。
都市生活に慣れた日本人はちょっとしたことでビクビク反応してしまうのでした。
オオンズ バンガロー O'ongs banglalows 100000ルピア(オーシャンフロント、バスルーム付)
イボイは格安のバンガローが多く、バックパッカーが集まる場所。
欧米人は若者だけでなく、結構な年の人までいるので驚きます。
オオンズは海に張り出したバンガローの中で最もコストパフォーマンスがよい宿。 シンプルなインドネシア式バスルーム付き。バスルーム共同だと半額。
どうしてもエアコンなどの快適な設備がないと嫌な場合は隣のイボイ・インに行くとよいです。 値段は4000円近くなりますが、日本人にも抵抗感は少ないです。 シンガポーリアンはイボイ・インを御用達にしてるらしい。
オオンズは海に張り出したバンガローの中で最もコストパフォーマンスがよい宿。 シンプルなインドネシア式バスルーム付き。バスルーム共同だと半額。
どうしてもエアコンなどの快適な設備がないと嫌な場合は隣のイボイ・インに行くとよいです。 値段は4000円近くなりますが、日本人にも抵抗感は少ないです。 シンガポーリアンはイボイ・インを御用達にしてるらしい。
インドネシア アチェ・ウェー島に行きたくなったら。物価の目。
旅行時期:2012年4~5月
100ルピア=約1円
100ルピア=約1円
■交通:ミニバス(港-サバン) 30000ルピア、ベチャ(サバン-イボイ) 100000ルピア/台
■宿:オオンズバンガロー 100000ルピア
■成田-バンダアチェ航空券 経由地によるが10万円前後 (参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
バンダアチェに飛ぶためには日本からマレーシアのクアラルンプールに飛び、クアラルンプールからエアアジアに乗るのが最も近く、経済的です。他にはインドネシアのジャカルタからのフライトがあります。
クアラルンプール経由の場合、マレーシア航空のロス便が成田経由になったため深夜便にのれば早朝着で、エアアジアのアチェ便に乗り換えは可能。ただし、空港ターミナルが違うのでご留意アレ。
エアアジアの羽田発は深夜便があるのでターミナルを変えずに乗り換え可能です。(KIXはKULに一泊。)
ジャカルタ経由はガルーダやライオンエアなどです。(一部メダン経由)
エアアジアは直接航空会社のHPで。他はエイビーロードで金額をざっくり把握すると便利です。
旅程を立てるために参考になる本やウェブサイト
Ryan Ver Berkmoes Lonely Planet 2010-01
日本で発行されているガイドブックにはスマトラ島の情報が少なく、特にバンダアチェなどの北部の情報は全く掲載されていません。少々分厚くて持ち歩くには不便ですがガイドブックはロンプラしかない。(私は該当ページを破ってもっていく。)
2004年のスマトラ島沖地震の後、著しく治安が改善し、観光客誘致に力を入れているため、地図などは現地で手に入れた方がよいです。また、有用なウェブサイトもいくつかあります。
日本で発行されているガイドブックにはスマトラ島の情報が少なく、特にバンダアチェなどの北部の情報は全く掲載されていません。少々分厚くて持ち歩くには不便ですがガイドブックはロンプラしかない。(私は該当ページを破ってもっていく。)
2004年のスマトラ島沖地震の後、著しく治安が改善し、観光客誘致に力を入れているため、地図などは現地で手に入れた方がよいです。また、有用なウェブサイトもいくつかあります。
posted with カエレバ
Sumatra Eco-tourism|Lumba Lumba Dive Center|Pulau Weh Resort|インドネシア観光局:バンダアチェ、ウェー島|アチェツーリズム:ache.net(全て英語サイト)