インドネシア(バンダ島)個人旅行 2010年12月~2011年1月
マルク諸島は地球の歩き方に掲載されなくなったため日本人旅行者は少ないが、西洋人はそれなりに訪れます。滞在中に会ったのはオランダ人、フランス人、アメリカ人、ドイツ人など。 アメリカ人が割と多いのは意外だった。インドネシア遠いのになぁ。
またインドネシアの学校の休日と重なるとジャカルタからの家族旅行客が結構いて、
じいちゃん、ばあちゃん、両親に子供たち・・・と一家総出で島を楽しんでいた。
大都会の人たちが自然を満喫に来ている感じで、彼らのバカンスビデオに映っちゃったりして、
「同じ国民でもこうも違うのか~」と興味深い光景だった。
ハッタ島、アイ島、バンダ島、グヌンアピとあちこちの海で泳ぎましたが、 それぞれ生態系が異なって、リーフの特徴が違うのが面白かったです。
また、10年くらい前のグヌンアピの噴火で壊れた珊瑚が再生しているのはたまげました。
海の生命力ってすげー。
噴火前は日本のダイバーも結構来てたそうですが、今はあまり来ないんだって。
珊瑚再生しているのでどうですか?
フツーにシュノーケリングしていて2mくらいのナポレオンフィッシュに3回遭遇。
鮫を3回。エイを2匹。ボートで移動中にはイルカの群れに会いました。こんな盛りだくさんだったのは初めてです。
インドネシアの地図にも点でしか書かれてない小さな島なのにわざわざ旅行者が訪れる理由がよくわかりました。
どこも小さな島なので行けば村中に存在が知れ渡りますが、のーんびりとくつろぎました。
オフシーズン&ロンプラのオススメの宿に行かなかったので、どこでもほぼ宿借しきりだったのもよかったです。
マルク諸島:バンダ島への旅 | |
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渡航国:都市 | インドネシア:ジャカルタ、アンボン、バンダ島、アイ島 |
期間 | 2010.12.26-2011.1.11 |
旅程 |
12/26 成田 - air- バンコク (バンコク泊) 12/27 バンコク -air- ジャカルタ (ジャカルタ泊) 12/28 ジャカルタ -air- アンボン (アンボン泊) 12/29 アンボン -air- バンダ島 (バンダ島泊) 12/30 バンダ島 (バンダ島泊) 12/31 バンダ島 (バンダ島泊) 01/01 バンダ島 -boat- アイ島(アイ島泊) 01/02 アイ島 (アイ島泊) 01/03 アイ島 -boat- バンダ島(バンダ島泊) 01/04 バンダ島 (バンダ島泊) 01/05 バンダ島 -air- アンボン (アンボン泊) 01/06 アンボン (アンボン泊) 01/07 アンボン (アンボン泊) 01/08 アンボン -air- ジャカルタ (ジャカルタ泊) 01/09 ジャカルタ -air- (機中泊) 01/10 成田 |
旅行形態 | 個人旅行 |
航空会社 | ガルーダインドネシア航空:国際線+ジャカルタ-アンボン間 NBA航空:アンボン-バンダ島間 シンガポール航空の羽田発着便と悩んだ上でガルーダにしました。 今回、次回とインドネシア旅行をしてマイルを貯めて特典航空券を発券するもくろみだったが、 2010年10月のマイル規程改定で日本-インドネシアの特典航空券のマイルが35000マイルに・・・。仕方ないので次の旅行でアップグレードに使うか国内線をだしてしまいます。 バンコク経由しているのは、バンコク行きのチケットを元々持ってたからです。 日本からはガルーダで直行が最も最短です。私のは遠回りしてます。 |
宿泊 |
[バンコクの宿] バンコク ブティックホテル →2010年8月に正式開業したエアポートリンクのマッカサン駅に近いので予約。 値段も手頃だし部屋もまずまずでトランジットの宿としては及第点。 [ジャカルタの宿] アイビス・ジャカルタ・タマリン →ジャカルタの有名安宿街ジャランジャクサのすぐ近くの中級ホテル。 この辺りの地理に明るいことと、近くのアヤムゴレンやに行きたいので決めた。 可もなく不可もなく手頃。日本のビジホを少し広めにした感じ? 旧ホテルニッコー・ジャカルタ(プルマン・ジャカルタ・インドネシアです。) →安心のJAL系列ホテル。各種クーポンサイトで予約が可能ですが、 楽天トラベルは18:00までのレイトチェックアウトプランがお得だったので予約。 日本へのフライトは夜遅いので、格安ホテルを2泊分確保するのも手ですが、 日本語が通じる分、万一の時に日本の家族がホテルに電話する時も便利だと思う。 [アンボンの宿] ホテル トランジット マルク Hotel Transit Maluku →アンボン空港ターミナルから1キロの場所にある小さいホテル。代理店経由で予約。 バンダ島行きのフライトが早いこととアンボンは町まで30kmあるので予約した。 滞在に不自由はしないが設備は古い。食事メニューも少なく割高感がある。 町までタクシーで1時間1500円。往復のお金と時間を考えてどちらを選ぶかです。 通り沿いにワルンや雑貨店(ビールも売っている)があるので滞在には困りません。 タマン ルンテス ボア Taman Lunterse Boer →アンボン島の東レイヒツ地区のナセパビーチにあるコテージ。 ナセパは地元民が最もよく訪れる海水浴場で、土日は家族連れなどで賑わっている。 静かなビーチでのんびりリラックスしたい人は南レイヒツの方がよいかも。 アンボンの町までは頻繁にベモが出ている地区なので必要な時に町に出やすいです。 [バンダ島 バンダネイラの宿] ガマラマ ゲストハウス Penginapan Gamarama →ムスリムの多いバンダ島でビールが飲める数少ない宿のひとつ。 オーナーのウチュも奥さんもいつも笑顔で声をかけてくれて居心地が良い。 要求しない限りはほっいてくれるので気楽。稼ぐ気あるのかなぁ?って思ってた。 シュノーケリングは頼めば主催している宿(デルフィカやムティアラ)に繋いでくれます。 [アイ島の宿] グリーンココナッツ green coconatus →アイ島でビーチフロントにある2件のうちのひとつ。3食付き。お茶や水ももらえる。 バスルームは共同。オフシーズンだったため貸し切りで、別荘滞在の様だった。 客室のある2階のバルコニーからの眺めが最高。かなりくつろぎました。 英語を話すオーナーはバンダにバカンス中だったが(偶然バンダ島で会った。) 言葉が通じないのをお構いなしに家族総出でインドネシア語で世話してくれた。 |
旅行代理店 |
カンプンエクスペディションズ インドネシア東部の手配をしてくれる代理店。航空券と宿のみでも予約してくれた。 メールは日本人の阿部氏が現地とやりとりしながら日本語で丁寧に対応してくれる。 支払いは日本の銀行へ振り込むので海外送金をする必要がないので便利。 バンダ島へは飛行機が小さいため、着いてから予約では間に合わないことが多い上に しばしばスケジュールが変更されるため現地の連絡先があるというのは安心感がある。 それなりの手数料を払ったが全体に損はなかったと感じた。 航空券はアンボン空港到着時に往復分受取りのはずが、帰りの便が急に白紙に・・・。 滞在期間内にペルニ船も運行していたため船への変更を頼みましたが、 バンダ島滞在中に飛行機の運航が再開され、問題なく飛行機で戻って来れた。 |
両替事情 と 物 価 |
100円→10500~10700ルピア。1ルピア=0.0095円くらい。 ルピアの額面から0を2個取れば日本円に換算できる計算。 アンボンではアジア銀行は日本円の両替が可能だったっぽい。 マルク諸島は観光客の数が少ないため、観光客価格がないのがよかった。 ベモもオジェもタクシーも区間や距離で決まった価格があり、ぼられない。 公共交通機関を安心して使うことができる。 バンダ島の宿はバリなどに比べたら安いですがけど、高級志向の人は困るかも? アンボンで唯一4☆があるくらい。 また、酒飲みにはお酒は割高。食事代よりもビール1本の値段が高くなります。 特にバンダ島は1本350円です。宿で食事を頼めば1人前250円。屋台で100円。 クレジットカードは使えないと思っておいた方がよい。 アンボンはキャッシングで現地通貨を引き出すが可能だがカード払いの機会はない。 バンダ島では両替事情が悪いので町でルピアにしておくこと。 |
気象状況 (12月) |
[アンボンの気候] 晴れの日の日中 気温32~35度 湿度55% スコールがあった日 気温30度 湿度60% [バンダ島の気候] 晴れの日の日中 気温30度 湿度55% 雨が降った日 気温28度 湿度70% ジャワ島、バリ島、スラウェシ島などが雨期の中、12月のアンボンは乾期。 アンボンは雨期でも1時間程度スコールが降るくらいだそうで、旅行にはあまり影響はない。 バンダ島はアンボンと同じだろうと思ったが雨期だった。 6月~11月くらいまでがバンダ島のベストシーズンだそうです。 12月~5月も雨は毎日降らないし、降っても長くて数時間。 泳ぐのも観光もあまり問題はありませんが、 海の透明度は乾期には負けるそうです。雨期でもお魚はいーっぱいいましたけども。 |
旅の持ち物 |
旅の基本的な持ち物は「海外旅行の持物一覧」ページに記載したものを持参。役だったもの
現地で買う羽目になったもの
酒飲みは冷えてなくても美味しく飲める紙パックのお酒を持っていった方がよいです。 国際線の液体の持ち込み制限があるせいで瓶物を持って行きづらいのが難。 ジャカルタなどの大都市を経由する人はそこで調達するのもありですが、 アンボンではビール以外はウイスキーくらいしか売ってませんでした。 バンダ島でビールがどーしても欲しい人は、ビールがある宿に泊るしかありません。 ムティアラ、ガマラマ、ビタの3つの宿のみです。(ホテル マウラナにもあるかも。) |
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