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インドネシア(ロンボク島)個人旅行 2011年4~5月

今回は雨期と乾期の変わり目という微妙な季節に旅したにもかかわらず、わりと順調。
マルク諸島と違って元々観光客が来る島なので観光客物価というのはありましたが、
テテバトゥなどはスンギギやマタラムからガイドを付けて日帰りで来る人が多く、
現地の人にお金が全く落ちないので、珍しく現地で案内役を頼んだりしてみました。
お陰様で割礼のお祝いに乱入させてもらったり、思っていた以上に異文化体験ができた。
この前のマルク諸島の旅がよすぎたのであまり期待しないようにしてたんだけど、思っていた以上に楽しめました。 
新しいインドネシア料理ネタは期待してなかったけど、美味しいものもいっぱい食べた♪

ロンボク島:ギリ・アサハンのビーチ ギリ・アサハンは南西部の小島の宿泊施設を探しまくっていた時にひっかかってきた島。
英語版の最新のロンプラにも載ってない上に英語の口コミ情報も少なかったけども、宿の「目の前がサンゴ礁です」といううたい文句とマイナーさで行くことにきめました。
行ってみたら島の裏側にギリ・アイルにあるような簡素なバンガローがあって、ヒッピー風の欧米人がうろうろしていたのには驚いた。
スコトン半島周辺は徐々に開発が進んでいて、大型ホテルやリゾートが増えていますが、住んでいるひとが少ないので、公共交通機関がとにかく少ない。 タクシーや車のチャーターでしか行きにくいのが難ですね~。

ギリアサハンの住民は真珠の養殖で生計を立てています。
ロンボク島本島に近いためか、生活ゴミが浮遊しているのはちょっと気分が萎える。
この辺りはバリと同じです。まー、バリよりはましかもしれないけど。
今回は、どでかいイカが珊瑚に産卵しているのを目撃したのが収穫かな~。
バンダみたいな大きなお魚は少なかったけど、魚影もまあまあでした。

インドネシア西南部にあるギリへの旅
渡航国:都市 インドネシア:ジャカルタ、ロンボク島(テテバトゥ、スラナディ、ギリ・アサハン)
期間2011.4.29-2011.5.8
旅程 04/29 成田 - air- ジャカルタ (ジャカルタ泊)
04/30 ジャカルタ -air- アンペナン(マタラム) -taxi- テテバトゥ (テテバトゥ泊)
05/01 テテバトゥ (テテバトゥ泊)
05/02 テテバトゥ -ojek&bus- マタラム -car- ギリ・アサハン (ギリ・アサハン泊)
05/03 ギリ・アサハン (ギリ・アサハン泊)
05/04 ギリ・アサハン (ギリ・アサハン泊)
05/05 ギリ・アサハン -car- マタラム -bemo- スラナディ (スラナディ泊)
05/06 スラナディ -bemo- マタラム -air- ジャカルタ (ジャカルタ泊)
05/07 ジャカルタ -air- いろいろ経由 (機中泊)
05/08 成田
インドネシアロンボク島全体図(イラストマップ) インドネシアロンボク島スコトン半島拡大図(イラストマップ)
左:ロンボク島イラストマップ、右:スコトン半島部分の拡大図(クリックで拡大)
旅行形態個人旅行
航空会社ガルーダインドネシア航空:国際線+国内線

今回はジャカルタ-アンペナン間の国内線チケットはガルーダの特典航空券利用。
国内線の復路はガルーダのオンライン予約サイトで予約しました。
1ヶ月切ってからの予約だったため、最安値の格安航空券は残ってなかったです。
乗ってみたら満席だったので、ギリギリに買うと直行便とるの難しいのかも。
宿泊
[今回使ったホテルクーポンサイト]
agoda
なんだかんだいってアジアはやっぱりここがダントツ強い!

vcエクスペディア-世界最大級のホテル予約サイト

[ジャカルタの宿]
メルキュール・ジャカルタ・コタ
→コタの中華街で餃子でも食べようと思い、今回はコタ地区のホテルを予約。
 チェーン展開している普通の中級ホテル。サービスも値段も適当です。

グラン・マハカム
→ジャランジャクサ、タムリン、コタと比べてきたので最終日はブロックMにしてみた。
 さすがに5星ホテルでとても快適だった。
 設備をリノベーション仕立てだったようで多少ペンキの臭いがしたけど気にならず。
 空港までのリムジンバス乗り場まで歩いていけるところがよいです。

[テテバトゥの宿]
グリーン・オリー・イン Green Orry In
→テテバトゥは外国人もインドネシア人も日帰りで訪れるので宿が少ないが、
 テテバトゥの中で最も快適な宿だと思う。シャワーから熱い湯がじゃぶじゃぶでる。
 併設のレストランの食事もうまく、朝食は棚田が見渡せるテラスで取ると心地よい。
 現在、向かいにリンジャニ山を一望できるササック伝統家屋風のコテージを増築中。
 ロケーションと部屋(バルコニー付)を考えると中級ホテル並みの値段になると思う。

[スコトン地区 ギリ・アサハンの宿]
パールビーチリゾート Pearl beach resort
→ロンボク南西地区のギリ(小島)の泊れる宿をネットで探しまくって見つけた。
 オープンは2010年で丸1年経つそうですが、日本人の宿泊者は初めてだと言われた。
 全4室の小さなブティックコテージで宿の目の前はサンゴ礁。電気は夜間のみ。
 とにかく静かにのんびりと過ごしたい人むけ。家族連れよりカップル向けの作りです。

[スラナディの宿]
スラナディホテル Suranadi Hotel
→オランダ植民地時代の雰囲気が残るホテル。少しずつ直しながら大事に使っている。
 敷地内にわき水を利用したプールがあり、インドネシア人の若者で賑わっている。
 マタラムは単なる町で面白みがないのでロンボク最後の晩をここにしてみた。
 下界の暑さから逃れたい人にはお勧めです。プールの水は超冷たいけど。

旅行代理店 今回は特に使ってません。
両替事情

物 価
100円→10300ルピア。1ルピア=0.0097円くらい。
ルピアの額面から0を2個取ればおおよそ日本円に換算できる計算。

今回はマタラムやスンギギ、クタのような旅行者が集まる地域に行かなかったので、
ジャカルタでほぼ全て両替した。
マタラムのBCAは日本円は不可でドルも100ドル紙幣のみと言われた。
クレジットカードを使える宿にも泊らなかったし、ATMも田舎にはないので、
田舎巡り派は初日におおよその金額を計算して両替しておいた方が無難です。
気象状況
(GW期間中)
[ロンボクの気候]
 晴れの日の日中 気温32~35度 湿度55%
 雨の日の日中  気温28度 湿度60%

ロンボク島は5月頃から乾期が始まるという話だったが、季節の変わり目で結構降った。
ただ地域によって気候の差は激しく、テテバトゥなど山では激しく降る日もあったが、
南西のスコトン半島近辺では「まいにちちょっとしか降らないよ」と言われました。
基本的に午前中は晴れ、午後になると雨がだーーっと降るというパターンが多い。
山で一緒に雨宿りをしたおじさんによると最近は乾期でも結構ふるんだよとのこと。

今回の旅はとことんラッキーで移動中や宿でのんびりしている時に雨が降ることが多く、
島ではほぼピーカン。謀ったようによくできた日程で移動をしたことに悦に入った。
旅の持ち物 旅の基本的な持ち物は「海外旅行の持物一覧」ページに記載したものを持参。

[役だったもの]

防水カメラ
今回はカメラは防水のもののみにしてみた。雨にも降られたので重宝した。
「カメラが濡れないように気を付けて!」と言われ「これ防水だから」ってゆったら、
「おお!さすが日本製!」と周りのインドネシア人がどよめいた。(笑)

ラッシュガード&ラッシュパンツ
ギリ・アサハンでは日差しがきつく、ラッシュガードの上から日焼けした。
着てなかったら大やけどだったと思う。
ただしクラゲには全く効かず刺されまくったのでウェットスーツのがよりいい。

シュノーケル、マスク
ダイブショップのツアーに参加する人は貸してもらえるがあると便利。

カフェフック・S字フック
ゴミ箱が部屋の中にない宿でフックでビニールを引っかけてゴミ袋にした。

[持っていくのを忘れて困ったもの]

水陸両用スニーカー
前回のバンダ島の旅で壊れてしまい買うのを忘れていた。
潮が引くと珊瑚が露出するので裸足で歩くのはかなりイタイ。
引き潮の時はかなり沖をぐるっと回らないと宿に泳いで戻れなくて大変だった。

ビニール袋・雨具
テテバトゥの滝を見に行く途中で突然天気が変わり土砂降りになった。
サブバッグの中まで雨に濡れメモ帳やお金もしわしわになってしまった。
雨の季節はサブバッグの中身を必ずビニールに入れとかないと危ないです。
宿を出る前は天気が良かったので折り畳み傘も宿に置きっぱなし・・・。
ナイロン製バッグの防水加工は土砂降りには無意味。
[余り必要なかったもの]

蚊取り線香・虫除けスプレー
余り蚊がでない季節だったうえに刺されてもあまりかゆくなかった。(季節的なものだとおもう。)
ただクラゲや生きた珊瑚に肌が触れるとぶつぶつだらけになる上にかゆい。
プランクトンも多く、海が濁っている季節なのでかゆみ止めは必須!

石鹸
ロンボク島は観光地なのかなぁという感じ。宿ではたいてい石鹸があった。
日本から旅行用の小さめの石鹸と石鹸箱を持っていけば足ります。

旅の指差し会話帳などの会話本
ロンボク島は思っていた以上に観光地だったので結構英語が通じた。
ベモの運転手や市場などでは通じないので買い物用語は憶えておくと便利。
イメージ
(クリックで拡大)
テテバトゥの割礼のお祝いでいただいた食事 ギリアサハンの丘からパールビーチリゾートを望む 巨大イカの産卵 インドネシアの海