マメな豆の話 吉田よし子
農林省の元技官で熱帯植物の食物利用を研究していた著者が
世界中の豆食文化を体験を元につづった本。
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この本のレビュー
熱帯植物の食物利用を調査してきた著者が「豆」のみにスポットを当て、世界各地でどんな豆をどのように食べているかをエピソードを交えて紹介した本。
記載されている豆や行ったことのない土地についての箇所は
想像がふくらまずにおもしろさは半減してしまいますが、
日本や中国の豆腐の違いや油揚げのことなど、我々の身近な豆加工品に
ついても触れられているため、読み進められるページもある。
個人的には南米の豆料理には詳しくないため、その辺りは文章を読んでも あまりよくわからなかったです。
旅や国内のエスニックレストランで豆を食べた後、興味を持ったら、
この本を読んでみると、いろんな謎が解けて面白いと思います。
特に私がなるほど~と感心したのはインドのダルにつかう挽き割り豆の製法。
日本で乾燥した豆を煮付けたりするのに水に浸して戻さないといけないけど、
挽き割り豆は単なる乾燥マメではなく、加工してあるのですね。
その加工の仕方まで細かく書いてある本にはこれが初めてでいました。
しかし、豆だけで1冊本が書けちゃうっていうのもすごい!
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