トルコの味を思い出しつつ。トマトに茄子に羊に。

※当サイトは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでいます。
5年前に行ったトルコ旅行の食べ物を世界の食べ物にほぼアップし終わりました。
載せた物以外にも食べたものはありますが中国人の作った豚抜きの中華料理だったり、まっずいスパゲティボロネーゼだったりとトルコ料理ではないので割愛。
トルコ人はトルコ料理をこよなく愛するからか、とにかく他国の料理は作り方はずさんというか、美味しく作る気ないのかなぁ?って思ったりもした。日本ではあんなにまずいスパゲティにお目にかかることはないです。
小麦文化なんだけど麺はあんまり食べないので、麺の美味しい食べ方とか気にしないのかな。主食はあくまでもパン!ってことで。


中華は中国人の兄ちゃんが開いている店だったのでなんとか食えましたが、
でも豚肉食べたくて行ったのに鶏肉だったんでがっくりで味を憶えてません。
政教分離だしムスリム以外も住んでいますが豚はあまり普及してません。
それでも中華やに行けば豚が食べられるとふんだだけに落胆が大きかった。
豚が食べれないんだったらトルコ料理食べにいったのに。

ちなみにトルコ料理は世界三大料理のひとつと言う話。調べたけど確たる根拠は見つかりませんでした。
いろんな情報を総合するに三大料理と言っているのはズバリトルコ人
言い続けているうちに何となく世の中に浸透していったというのが一番しっくり来ます。

欧米ではトルコ料理の知名度も高く美食家の中にも「三大料理」と言う人も少なくないそうで、
誰かが言ったひと言を耳にして「ほーらトルコ料理はやっぱり美味しい」
トルコ人がさらに自信を持って言うようになったのでは?と勝手に想像する。
それも、時代的にはそれなりに昔のことのような気がします。

今みたいに情報が瞬時に行き交うのってここ10年くらいでしょう?
ヨーロッパからも近く、行き来が頻繁だった国の料理だからこそ情報が入ったわけで、
しかも西アジアの味にアラブ、ヨーロピアンテイストが加わって進化したのだから、
ヨーロピアンの口に合うようになったともいえるわけですよ。

中華より日本料理の方が優れている!と思っているわけではありませんが、
でも鎖国していた島国ニッポンの味など知れてもなかったでしょうし。ヨーロッパの美食家は。

しかも、現在のトルコ料理の核をなすトマトですが、原産地は南米です。アンデスです。
そしてトルコに伝わった後、家庭の中まで浸透したのは20世紀に入ってから。
つまりトルコの家庭でトマトのうまみを活用しだしてまだ間もないのです。
言ったもん勝ちってところもありますねぇ。これを考えると。

日本の家庭料理に肉食が普及しだしたのも明治に入ってからです。
そういう意味では日本の家庭料理とトルコの家庭料理って歴史的にはにたようなもん?
オスマントルコ時代の宮廷料理がどうのというのであれば、日本料理もありますし・・・。

と、日本のことばかりいうと、私がまるで愛国主義者みたいなのでやめますが、
例えばベトナムとかペルーとか。他にもあるんですよ。何くっても美味い国。
だから、トルコ料理を「世界三大料理なんですよ。美味しいはずでしょ?」って紹介されているのを見ると、そ、そうかなぁ~?って思うんですよね。その修飾語使うの安易すぎない?って。

世界の食文化(9)トルコの鈴木薫氏は、中華はアジア文化圏の代表、フランスはヨーロッパ文化圏の代表、トルコを中東アラブ文化圏の代表と考えてみるとしっくり来るというようなことを言っていましたが、そういう分け方で世界を3つに分けるのであれば、なるほどという気もします。

トルコは中央アジア、アラブ、地中海の影響を受けて文化が発達していったので、
周辺のどの国より食文化が豊かだしトルコ発で世界に広がった料理もいくつもある。
細かいことを言えば中華がアジアの代表だと言えば日本や韓国が黙っちゃいませんし、
フランスなんてイタリアのお陰だろう!とイタリア人が文句を言いそうですが、
トルコが中東の代表っていうのは何となく納得です。

ところでトルコって味つけの基本は羊だしと塩なんですね。
あれだけお菓子に砂糖をどっぷり使うくせに料理には使わず、野菜の甘味を活用する。
発酵調味料がないんですよ。味噌、醤油、ナンプラー、ヌックマム・・・。
アジアってすごいもん作りだしちゃったんだなぁと今更感心した。

しかし、トルコ料理のアップは終わったけど、トルコ旅行のアップは途中で放置・・・。
今更書いても情報ふるいし、内容もないしっていまいち気乗りしない感じ。

茄子の挽肉詰め そんなこんなでここ1ヶ月くらいの間、トルコ料理についてずっと考えていたので、
なんかトルコ風の適当創作料理を作りました。カルヌヤルックという茄子の挽肉詰めもどきです。
このドルマ(詰め物)系の料理もトルコからヨーロッパに伝わっていった料理です。

挽肉を安く手に入れたとき、よくトマトたっぷりのキーマカレー作るんですが、
昨日の晩がキーマカレーで、その残りを茄子につめてオーブンでやきました。
しましまに皮をむいた茄子を裏の皮一枚残して切り込みを入れた後、
オリーブオイルを引いたフライパンで焼きます。(ホントは揚げたほうが美味しい。)
切れ目を開いてキーマカレーを詰めてチーズをのせてオーブンでやきました。

キーマカレーは挽肉、玉葱のみじん切り、にんじんのみじん切りに固形スープの素、
トマト缶1缶を入れてぐつぐつ煮込む。
これだけだとミートソースっぽいですが、これに大さじ2のカレー粉を入れるんですね。
南インドのトマトたっぷりチキンカレー:タッカリコディを思い出す味。
塩胡椒で味を調えたらできあがりです。
カレーとして食べるほか、パスタととろけるチーズを絡めてボロネーゼ風にしたりします。

今は円高でトマトの缶が安く手にはいるので、まとめ買いしたいですね。

前へ

旅の靴:スリッポンに加えストラップシューズも手に入れた♪

次へ

チケットweb手配でインドネシアから国際電話!び、びびった。