端午の節句で粽三昧。北部は甘いのが主流。
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日本でも「せいくらべ」という童謡にあるように、端午の節句には粽を食べるという習慣は一応 伝わっているようですけども、どちらかというと柏餅の方がポピュラーですもんね。
本場中国では粽だらけでしたよ~。
観光で街をぶらぶらしてきて部屋に戻ったらおいてありました。
中国の伝統的な行事は全て旧暦で行われるため、
2011年の端午節は6月6日です。
この日はスーパーで買った粽をケンタッキーに持ち込んで食べている 若者とかも見かけました。(ケンタッキーでは飲み物だけ頼んでいた。)
粽に砂糖が添えられていました。
実は旅行前にちょっと調べたんですが、中国の北部の粽は 甘い物が主流なんだそうです。
この粽もあん粽でしたが、確かに甘いんだけども甘さは控えめ。
お菓子としての甘さでは物足りない味つけなんですね。
だから砂糖がそえられていたみたいです。
端午節の朝のホテルの朝食にもミニ粽がありました。
ちなみにやっぱり甘かったです。あんこだった気がする。
この写真で写っている中華点心のうちしょっぱい味は餃子だけ。
他の団子類、みんな甘いおやつでした。
しょっぱ系を想像してたべたのでびっくりした。
ちなみにこの日は蒸し物に蓮包みの蒸しご飯も点心コーナーにあったそうですが、
気がつかなくって、いつか食べようと狙っていたんだけども、
その後、ついぞ朝食メニューには並びませんでした。これも季節物だったのかも。
こちらは持ち帰りようの粽セットです。
端午節の数週間前から、スーパー、デパート、ホテル等々、
あらゆる小売店で真空パックの粽セットを販売しているそうです。
こちらはシャングリラホテルの粽を土産にもらったもの。家で食べました。
(食べた時のレポはこちら≫。中国「端午節」の粽。...)
我々日本人は中華の粽というと南部のおかず粽を連想しているようです。
広東地方の飲茶とか、台湾とかで食べるイメージが強いんだと思います。
先ほども書きましたが、北部の粽は甘い方が主流なんだそう。
だからこういった粽セットの中身は肉粽がほんの1,2個で、後は全てあんこ系統です。
あんこや棗、棗クリーム、カボチャなど、腹にたまるおやつっていうかんじでした。
ちなみに端午節の翌日の6/7になると、この粽づくしがピタッとやみました。
売れ残り品を販売しているお店は多少見かけたけど、それも翌日のみです。
ホテルの出入り口に山積みされていた粽のテイクアウトパックはどうなったんだろな~。
絶対に余るとおもうんですけどね。
ちなみに日本でも世界各地でもポピュラーな中華おかずのひとつ「春巻」は、
中国では立春の頃に季節の食材を春餅に巻いて食べていたことからできた料理です。
「中国では春巻たべられないの?」って聞いたら「季節物です。」とどきっぱり言われたそうだ。
北方は春巻きもやっぱり、あんことかいれて甘いんだそうです。
ま、南方に行くと点心のひとつとして出たりもするので食文化の流れが違うってことですかね。
季節物はやっぱ季節外に食べると縁起が悪いのかもしれませぬ。
大量の粽は捨てられちゃったんだろか?どこにいったんでしょう~???
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