ロンボク島から帰国。東日本大地震の反応のことなど。

2011年はインドネシアのロンボク島に行ってきました。
全部で10泊という日程の制約があったため、行ける場所が限られていたため、
日本で予め計画を立てた上での旅でしたが、その予め立てた旅が面白いようにはまり、
雨期と乾期の変わり目のくるくる変わりやすい天気を見事に乗り切りながら回れました。

今回の旅の計画は昨年末のインドネシアのマルク諸島(バンダ島)の旅の手配の時点から、既に決まっており、結局、そのまま計画通りに旅行をしてきました。
思っていたとおり日本人とわかると、やっぱり東日本大震災のことを聞かれました。 でも、人々が口にするのは「TSUNAMI」のことばかり。 「ははーん。インドネシア政府は原発のことはあまり触れてないなぁ?」と推測していた。
ロンボク島はバリ島ほどではないとはいえ観光客がわりと訪れる島です。
ホテルやタクシー、現地ガイドだけでなく、一般のおじさんでも割と英語を話しました。

さすがにいきなり津波のことを聞いてくる人はいなかったけど、話をしているウチに
「ところで、君は津波は大丈夫だったの?インドネシアでもすごいテレビで放送してた」
という感じで、話題を振られます。

インドネシアは日本と同じ地震国家で、しかも活火山もいっぱい抱えてますから、
自然災害の種類が日本ととってもにています。
つい半年ほど前もジャワ島の東にある火山が噴火したけど、あのとき西部のジャカルタまで
飛行機飛んでなかったもん。日本では「火山が噴火しました」くらいの報道しかなかったけど、
恐らく、宮崎の新燃岳の時のように現地の被害は大変なものだったのだろうと思う。

そして今回は2003年のスマトラ沖地震と同等の規模の地震&津波だったわけです。
インドネシアにとっても自分たちにも降りかかる可能性のある災害なので、
多くの人が感心を持っているという感じでした。

「今回の地震は日本の北東部だったの。うちは日本の真ん中辺で海からも遠いから平気だった。 でも未だにうちの地域でも毎日小さい地震はあるよ。」
とゆったらとても驚いていました。

ロンボク島でも時々地震はあるけど、スマトラ沖地震の時は全く大丈夫だったそう。

「リンジャニ山は活火山だから、噴火したらこの辺り灰まみれだけどね」なんて慣れた感じで話してました。最も最近の噴火は10年くらい前とゆってたかな?

富士山は活火山なのか?とか今回の地震でなくなったかたの人数など、
割と具体的な数値をだしながら、地震の話をしていましたが、
これだけ細かく地震や津波の話題が広がるのに「FUKUSHIMA」は一度たりとも出ません。
きっとインドネシア政府が原発事故に関する報道はあまり大きくしてないんだなぁと思った。

インドネシアは日本の5倍の国土を持つ島国で、田舎にいけば行くほど電気が充分でなく、
この前行ったアイ島などは電気は夜だけしかきませんでした。
恐らく、島のどこかにディーゼル発電機が設置されていて、夜の生活時間帯だけ
稼働しているんだと思います。
バンダ島は昼間も電気が来てたので、ある程度大きな設備があったんだと思う。

福島の話題が全くでなかったのは、今後、国の発展のためには原発の設置が欠かせないという考えもあり、あまり大きくニュースで報道するといざ原発を作ろうとした時に住民からの反発が 大きく支障を来すからなのでは?と勝手に推測していた。
実際には今のインドネシア大統領は2010年6月時点で今の電力需要や地元の反発なども鑑みて、 原発の建設計画を凍結していたのですね。
だから、福島の原発事故に関しては、あまり大きな報道がなかったのかもしれません。
それよりインドネシア人にとって切実なのは地震と津波なんだなぁ。と。

テテバトゥでトヨタの溶接の仕事で5年日本で働いていたという青年に会ったのですが、
彼は5年のうち1年は福島の工場にいたようで、福島のことを話題にはしていました。
原発事故のことより「寒くてだめ。」という話しかしてなかったけど。
全く福島が話題にならないわけではなく、原発自体がロンボクの人には遠い話題だったみたい。

日本ではインドネシアというとバリやジャカルタくらいしか知らない人は多いけど、
こうやって旅行に出てみると、思いの外、インドネシアの人は日本に関心があることがわかりました。
っていうか富士山ってそんなに有名なんですねぇ。
日本人が知ってるのは当たり前だけど、インドネシア人もご存じだとは。
世界遺産でなくてもやっぱり日本のシンボルですね。富士山って。

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