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女ひとり玉砕の島を行く 笹幸恵


戦争慰霊団についてソロモンやPNGなどを巡った記録。
女ひとりっていうタイトルはちょっとなぁ・・・。(一人じゃないし。)

この本のレビュー

表紙に綺麗な容貌の若い女性(著者)の写真で、女一人というタイトル付けて、 女性が一人で旅した旅行記風にしてありますが、内容は戦争慰霊の旅行団についていって戦争の跡をたどる旅のレポート。
少しは南太平洋の島国の情景がわかるかなと思って手に取ったのですが、あまりその意図にはそぐわなかった。

前書きに「リゾートばかりじゃなくて、玉砕の島も訪れてみませんか?」と書いてありますが、
その島々を訪れようと言う気にさせる書き方(内容)じゃないのです。
玉砕の島が身近な人にはすっと入っていけると思いますが、なんとか読破はしたけど
内容は忘れてしまったし、「行ってみよう!」という印象も残らなかった。
ただ、戦争に対する知識や興味がある人にはもっとちゃんと読める本なのかもしれません。

うちの祖父も筆者が言う「玉砕の島」で死んだ一人だったので、そこだけは割とすっと入ったけど。
(それはソロモンと違って、硫黄島についての知識がすこーし入っていたからもある。)
私の場合は、一度でもソロモンやキリバスに行った後に読まないと頭に入らない本でした。

しかし、なんでこんなタイトルつけたんですかね。う、売れるのか?こう書くと。

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