のっけから驚愕のインディアンエア。大変賑やかなフライトです。
実は、この年の旅行は行けないものとあきらめていた。
よりによって弟がＧＷのまっただ中に結婚式を挙げる！なんて言い出した。
ＧＷの初日の29日に結婚式ってあなた！旅行代金がピークになってからじゃ高いし・・・飛行機がとれない～。（←素直に祝え）
高い料金を払うのはイヤだが、休みも航空券も無駄にはしたくない。諦めきれずにカチャカチャとＰＣ操作で旅行情報を集めた。
昔は日本から直行便があったカルカッタ（コルカタ）には今はなし。
バンコク、クアラルンプール、シンガポール・・・と東南アジアの主要空港を経由していくのが一般的である。
バンコク－コルカタ間のインディアンエアラインは毎日便がないため、30日の昼過ぎバンコク発便に間に合わせねばならない。
とゆーわけで、4月の29日の結婚式終了後、挨拶もそこそこ新横浜から新幹線で東京に向かい（←こんな近距離で新幹線に乗るのも初めてだよ）、 成田から台北へ。そして、翌朝台北からバンコクへ飛べればコルカタ行きに接続できるのだ。
インディアンエアラインに乗るのは二回目。
一回目はグジャラートに行ったときの国内線で、荷物の収納に四苦八苦している乗客に目もくれず、 どかんと偉そうに立ちつくしているでかいおばちゃんスッチーの強烈な顔だけが印象に残っている。
このところJAL、ANAばっかりだったので、相変わらずのテキトウなサービスぶりがなんかインドっぽくて笑えた。
（ちなみにLCCができて、レベルも同じくらいに下がっていると思う。笑顔はあるとはいえ。）
しかし、乗客のインド人も負けてはいなかった。 同じインド系の航空会社であるエアインディアは成田や関空からデリー、ムンバイまでの直行便が飛んでいて、
日本発便の乗客は、インド人、他国から日本経由でインドに行く外国人。
特に私が乗るのは日本人の休み前後のピークのため、日本人が半数以上を占めることになる。
今回はバンコクから乗ったため、乗客の大半がインド人。
タイ・マレーシア等のマレー半島の国々には印僑も多いためか、バンコクからインド各地へフライトがたくさんあるのだ。
中でもインディアンエアラインはインド行きの最も安価な飛行機の一つで、観光目的ではなく、出稼ぎのインド人男性の利用が多い。 （つまり家族連れが少ない。）
飛行機という狭い空間にインド人のおっさんが詰め込まれると、・・・タイヘンだった。
まず、彼らはやたらに荷物が多い。
インドで誰かと知り合いになるとお土産をねだられることが多いが、これはインド人同士でも同じ。
我々日本人もやたらにお土産を買い込む人種だと思うのだが、インド人は日本人のそれ以上である。
家族や親しい友達へのお土産は特に奮発するし、それに加えて、自分自身への土産やビジネス用に、 とにかく持ち込めるだけものを持ち込む。
船便で送るのは時間もかかるし、荷物を抜き取られたりするのが嫌なんだろう。
しかし、それだけなら別によい。おそらく日本人だって海外に長期滞在したらやることです。
エコノミークラスの無料手荷物許容量は２０kg。それ以外に各航空会社規定量の荷物を機内に持ち込める。
ふつうの旅行者はトランクなどの大きな荷物を貨物室に預け、簡単な手荷物を機内に持ち込むものだが、・・・びっくりした。
搭乗口に並んでいるとあるインド人男性の集団は、ひもをぐるぐる巻き付けて取っ手をつけた 50cm角くらいの段ボール箱を何箱も手荷物として持ち込もうとしていたのである。
・・・何考えてるんですか、アナタ。
こんなでかい荷物機内に収納できるわけありません・・・。
おまけに当然無料手荷物許容量なんてとっくに超えてるわけで・・・。
・・・搭乗ゲート前のカウンターで超過料金払わされてました。 (^▽^;)
当然荷物は貨物室行き～。わはは。
離陸後もシートベルトサインが消えた瞬間から立ち上がる・・・だけならいいのだが、じっと座っていられないらしく、とにかくやたらに機内を歩き回る。
そして、ひとところにたむろって大騒ぎする。
トイレットペーパーを使う習慣がないのはわかるが、トイレが水浸しになる・・・。
（どうも手洗い用のシンクに水をためてからおしりを洗うらしい。）
機内サービスのビールを何度も何度も要求し、どんどん鞄に詰めてゆく・・・。
（スッチーも手慣れており、最初から開栓せずにビールを投げてよこす）
とまあ、とにかく搭乗前から降りるまでずっとにぎやかなフライトであった。
ところで、ところで、トイレに行こうと席を立つと、扉の前に老若男女１０人くらいのインド人が並んでいた。
一人、二人、と進んでいき、１５分くらい経ってようやく私の前のインド人男性の順番が来ると、なぜかその男性が私に順番を譲ってきた。
「お先にどうぞ」
「は？いいですよ。お先にどうぞ」
「いえ、どうぞどうぞ」
どうも彼はレディーファーストが信条のようだが、この状況でそんなことする？？
１５分もずっと並んだところで今更譲られてもどうしていいかわからないではないか。
「いや、私次ですからいいですよ」
「プリーズ、プリーズ」
後ろにはまだまだずらっと列ができており（しかも私の後ろはインド人女性）、 遠慮してても迷惑なので結局順番譲ってもらいました。わけわからん。
いや～、おもしろいけど疲れるフライトだった（時間短くてよかった～）。
【インディアンエアラインの帰路の機内食はやっぱりカレーでした。】
よりによって弟がＧＷのまっただ中に結婚式を挙げる！なんて言い出した。
ＧＷの初日の29日に結婚式ってあなた！旅行代金がピークになってからじゃ高いし・・・飛行機がとれない～。（←素直に祝え）
高い料金を払うのはイヤだが、休みも航空券も無駄にはしたくない。諦めきれずにカチャカチャとＰＣ操作で旅行情報を集めた。
昔は日本から直行便があったカルカッタ（コルカタ）には今はなし。
バンコク、クアラルンプール、シンガポール・・・と東南アジアの主要空港を経由していくのが一般的である。
バンコク－コルカタ間のインディアンエアラインは毎日便がないため、30日の昼過ぎバンコク発便に間に合わせねばならない。
とゆーわけで、4月の29日の結婚式終了後、挨拶もそこそこ新横浜から新幹線で東京に向かい（←こんな近距離で新幹線に乗るのも初めてだよ）、 成田から台北へ。そして、翌朝台北からバンコクへ飛べればコルカタ行きに接続できるのだ。
インディアンエアラインに乗るのは二回目。一回目はグジャラートに行ったときの国内線で、荷物の収納に四苦八苦している乗客に目もくれず、 どかんと偉そうに立ちつくしているでかいおばちゃんスッチーの強烈な顔だけが印象に残っている。
このところJAL、ANAばっかりだったので、相変わらずのテキトウなサービスぶりがなんかインドっぽくて笑えた。
（ちなみにLCCができて、レベルも同じくらいに下がっていると思う。笑顔はあるとはいえ。）
しかし、乗客のインド人も負けてはいなかった。 同じインド系の航空会社であるエアインディアは成田や関空からデリー、ムンバイまでの直行便が飛んでいて、
日本発便の乗客は、インド人、他国から日本経由でインドに行く外国人。
特に私が乗るのは日本人の休み前後のピークのため、日本人が半数以上を占めることになる。
今回はバンコクから乗ったため、乗客の大半がインド人。
タイ・マレーシア等のマレー半島の国々には印僑も多いためか、バンコクからインド各地へフライトがたくさんあるのだ。
中でもインディアンエアラインはインド行きの最も安価な飛行機の一つで、観光目的ではなく、出稼ぎのインド人男性の利用が多い。 （つまり家族連れが少ない。）
飛行機という狭い空間にインド人のおっさんが詰め込まれると、・・・タイヘンだった。
まず、彼らはやたらに荷物が多い。
インドで誰かと知り合いになるとお土産をねだられることが多いが、これはインド人同士でも同じ。
我々日本人もやたらにお土産を買い込む人種だと思うのだが、インド人は日本人のそれ以上である。
家族や親しい友達へのお土産は特に奮発するし、それに加えて、自分自身への土産やビジネス用に、 とにかく持ち込めるだけものを持ち込む。
船便で送るのは時間もかかるし、荷物を抜き取られたりするのが嫌なんだろう。
しかし、それだけなら別によい。おそらく日本人だって海外に長期滞在したらやることです。エコノミークラスの無料手荷物許容量は２０kg。それ以外に各航空会社規定量の荷物を機内に持ち込める。
ふつうの旅行者はトランクなどの大きな荷物を貨物室に預け、簡単な手荷物を機内に持ち込むものだが、・・・びっくりした。
搭乗口に並んでいるとあるインド人男性の集団は、ひもをぐるぐる巻き付けて取っ手をつけた 50cm角くらいの段ボール箱を何箱も手荷物として持ち込もうとしていたのである。
・・・何考えてるんですか、アナタ。
こんなでかい荷物機内に収納できるわけありません・・・。
おまけに当然無料手荷物許容量なんてとっくに超えてるわけで・・・。
・・・搭乗ゲート前のカウンターで超過料金払わされてました。 (^▽^;)
当然荷物は貨物室行き～。わはは。
離陸後もシートベルトサインが消えた瞬間から立ち上がる・・・だけならいいのだが、じっと座っていられないらしく、とにかくやたらに機内を歩き回る。
そして、ひとところにたむろって大騒ぎする。トイレットペーパーを使う習慣がないのはわかるが、トイレが水浸しになる・・・。
（どうも手洗い用のシンクに水をためてからおしりを洗うらしい。）
機内サービスのビールを何度も何度も要求し、どんどん鞄に詰めてゆく・・・。
（スッチーも手慣れており、最初から開栓せずにビールを投げてよこす）
とまあ、とにかく搭乗前から降りるまでずっとにぎやかなフライトであった。
ところで、ところで、トイレに行こうと席を立つと、扉の前に老若男女１０人くらいのインド人が並んでいた。
一人、二人、と進んでいき、１５分くらい経ってようやく私の前のインド人男性の順番が来ると、なぜかその男性が私に順番を譲ってきた。
「お先にどうぞ」
「は？いいですよ。お先にどうぞ」
「いえ、どうぞどうぞ」
どうも彼はレディーファーストが信条のようだが、この状況でそんなことする？？
１５分もずっと並んだところで今更譲られてもどうしていいかわからないではないか。
「いや、私次ですからいいですよ」
「プリーズ、プリーズ」
後ろにはまだまだずらっと列ができており（しかも私の後ろはインド人女性）、 遠慮してても迷惑なので結局順番譲ってもらいました。わけわからん。
いや～、おもしろいけど疲れるフライトだった（時間短くてよかった～）。
【インディアンエアラインの帰路の機内食はやっぱりカレーでした。】
