インドの列車のチケット・切符の手配について
インドの列車の切符の手配は以前は日本の旅行代理店に依頼するか、インド入国後に窓口で買うのが一般的でした。基本的に列車の予約は大行列に並ぶことになりますが、比較的大きな都市の場合、駅または周辺の予約オフィスに外国人専用の窓口があるのがありがたい。
外国人用の窓口では英語が堪能な職員が対応してくれますが、対応の仕方は人それぞれ。懇切丁寧な方もおられれば、忙しさのあまり事務的な冷たい対応をする人まで様々です。
特に首都ニューデリーの外国人窓口など、専用の予約オフィスが外国人で大行列を作っているので、
乗りたい列車番号から何からをきちんと指定の予約フォームに記入する必要がある。
「列車番号書いてきて。」「だってわかんないから。」「時刻表見れば載ってるでしょ。」
そう言われても時刻表には始発と終点が書かれているくらいで、細かい停車駅なんて書いてない。
後ろを見渡せば相変わらず外国人の長蛇の列。1時間近く並んだのにまた並び直しなんてやってられない。
「あなたの目の前の端末で調べられないの?」と食い下がったら嫌々調べてくれたが、
インドでは切符を買うのに氏名や身分証明まで確認されるので、日本のように日にちと時間帯、区間を告げてさくっと切符を買える訳ではないのである。
広いインドを長距離移動するには列車の利用が欠かせない。さらに移動距離の割には価格が安い。
近年、インドもLCC(ローコストキャリア)の登場で飛行機代も安くはなったが、それでも列車は破格。
田舎のローカル線はまるで空気を運んでいるが如くガラガラだけど、大都市間の長距離列車は常に満員御礼。
おまけに一般枠、外国人枠、緊急枠と予約枠がいろいろある上に、キャンセル待ちまでできる。
さらに賄賂を使った割り込みや、1つの寝台席を2人で利用する枠(ぎゅうぎゅうで寝るのに料金は2人分)、切符を発券した時点では座席は決まってないけど乗ったら車掌が席をくれる枠など、もう訳がわからない。
しかもキャンセル待ち上位の客は急なキャンセルを見込んで床に寝るのを覚悟で列車に乗り込むので、
乗車予定の駅から乗らなかった場合、車掌の権限で他の乗客に座席が明け渡されてしまう。
始発駅から座席を予約して途中乗車しようなんて思わない方が賢明だ。(←やろうとしたことがある。)
特にインド人が休暇を取る時期は要注意。
日本のGWはインド人も夏休み。また年末年始も混雑するので早めの手配をおすすめします。
近年、インドもIT化が進み、列車の時刻の確認や予約をインターネットを使ってできるようになりましたが、
ID登録方法が変わったり、受け付けられるクレジットカードが限られていたり、
サーバーのアクセスに不具合も頻繁で、国外からさくっと予約するのは難しいです。
私の場合、5年前は国鉄のサーバからクレジットカードがはじかれましたが、今年はID登録でもろくも挫折。
Clear Tripという民間サイト経由でもダミーで入れる電話番号がはじかれてしまい先に進めない。
問い合わせても「日本の携帯番号を入れて。」ともうすでに試したことしか言われず、
さらにID登録は通過したけど支払いでクレジットカードがはじかれたなんていう人もいたので諦めた。
やっぱり、プロに頼むのが早い。代理店経由での手配を選択しました。
そこまでたどり着くのにさんざん情報を調べました。
インドの国鉄を手配してくれる日本の旅行代理店、インドの旅行代理店、インド国鉄オンライン予約サイト、
時刻表や空席情報を調べるための便利サイトなど、ご参考までに列記しておきます。
ちなみに2012年はインドの国鉄は90日前から予約可能でしたが、2013年時点では60日前からでした。
旅程が短めで混雑するシーズンに旅する場合は、2ヶ月前までに旅程を決めて依頼するとよいです。
私は2ヶ月前に依頼したにもかかわらず、1本は希望通りの座席が取れませんでした。
繁忙期の座席の取り合いは、日本以上かも知れません。
できればはっきりと、日時、便名、取れなかった場合の対処(WLで待ちたい、第二、第三希望を提示)を
明確にした方がよい。
(例:昼便希望で「日中発優先」と言ったら、希望便が満席で早朝発午後着の便を確保してくれました。
私の中では午前八時前の便は早朝で「日中」ではなかったけど、相手は「日中」に含めた。
このような日本人同士でも起こる細かい行き違いは外国人相手だとなおさら起こる。)
また、チケットが一般枠か、外国人枠かなども確認を。(外国人枠は変更・取消し不可です。)
他の旅行商品の手配代行を依頼した人にのみ、列車の切符の手配も応じてくれる場合が多い。
日本の代理店とインドの代理店それぞれの手数料が加算されるのでそれだけ手数料が高いが、
日本語で確実にやりとりできる安心感は何事にも変えられない。
(例えば、相手のミスで手配に不具合が出た場合、日本の代理店が間に入っていれば何らかの対応があるはずですが、 相手がインド人だと、言い負かさせる可能性があります。)
ただし、航空券も列車もオンラインで手配する旅行者が増えてきたため、列車だけの手配に応じてくれる場合もありますので、 問い合わせてみるとよいです。
外国人用の窓口では英語が堪能な職員が対応してくれますが、対応の仕方は人それぞれ。懇切丁寧な方もおられれば、忙しさのあまり事務的な冷たい対応をする人まで様々です。
特に首都ニューデリーの外国人窓口など、専用の予約オフィスが外国人で大行列を作っているので、
乗りたい列車番号から何からをきちんと指定の予約フォームに記入する必要がある。
「列車番号書いてきて。」「だってわかんないから。」「時刻表見れば載ってるでしょ。」
そう言われても時刻表には始発と終点が書かれているくらいで、細かい停車駅なんて書いてない。
後ろを見渡せば相変わらず外国人の長蛇の列。1時間近く並んだのにまた並び直しなんてやってられない。
「あなたの目の前の端末で調べられないの?」と食い下がったら嫌々調べてくれたが、
インドでは切符を買うのに氏名や身分証明まで確認されるので、日本のように日にちと時間帯、区間を告げてさくっと切符を買える訳ではないのである。
広いインドを長距離移動するには列車の利用が欠かせない。さらに移動距離の割には価格が安い。
近年、インドもLCC(ローコストキャリア)の登場で飛行機代も安くはなったが、それでも列車は破格。
田舎のローカル線はまるで空気を運んでいるが如くガラガラだけど、大都市間の長距離列車は常に満員御礼。
おまけに一般枠、外国人枠、緊急枠と予約枠がいろいろある上に、キャンセル待ちまでできる。
さらに賄賂を使った割り込みや、1つの寝台席を2人で利用する枠(ぎゅうぎゅうで寝るのに料金は2人分)、切符を発券した時点では座席は決まってないけど乗ったら車掌が席をくれる枠など、もう訳がわからない。
しかもキャンセル待ち上位の客は急なキャンセルを見込んで床に寝るのを覚悟で列車に乗り込むので、
乗車予定の駅から乗らなかった場合、車掌の権限で他の乗客に座席が明け渡されてしまう。
始発駅から座席を予約して途中乗車しようなんて思わない方が賢明だ。(←やろうとしたことがある。)
特にインド人が休暇を取る時期は要注意。
日本のGWはインド人も夏休み。また年末年始も混雑するので早めの手配をおすすめします。
近年、インドもIT化が進み、列車の時刻の確認や予約をインターネットを使ってできるようになりましたが、
ID登録方法が変わったり、受け付けられるクレジットカードが限られていたり、
サーバーのアクセスに不具合も頻繁で、国外からさくっと予約するのは難しいです。
私の場合、5年前は国鉄のサーバからクレジットカードがはじかれましたが、今年はID登録でもろくも挫折。
Clear Tripという民間サイト経由でもダミーで入れる電話番号がはじかれてしまい先に進めない。
問い合わせても「日本の携帯番号を入れて。」ともうすでに試したことしか言われず、
さらにID登録は通過したけど支払いでクレジットカードがはじかれたなんていう人もいたので諦めた。
やっぱり、プロに頼むのが早い。代理店経由での手配を選択しました。
そこまでたどり着くのにさんざん情報を調べました。
インドの国鉄を手配してくれる日本の旅行代理店、インドの旅行代理店、インド国鉄オンライン予約サイト、
時刻表や空席情報を調べるための便利サイトなど、ご参考までに列記しておきます。
ちなみに2012年はインドの国鉄は90日前から予約可能でしたが、2013年時点では60日前からでした。
旅程が短めで混雑するシーズンに旅する場合は、2ヶ月前までに旅程を決めて依頼するとよいです。
私は2ヶ月前に依頼したにもかかわらず、1本は希望通りの座席が取れませんでした。
繁忙期の座席の取り合いは、日本以上かも知れません。
インド国鉄の切符をとるための便利な情報サイト、旅行代理店情報
インド国鉄時刻表検索
- e-rail.in http://www.erail.in/
- インド国鉄の時刻表、停車駅、接続されている客車や座席クラス等の検索サイト。
- シンプルな作りで非常に軽く、必要な情報があっという間に調べられる。
- 駅名入力補助機能や同一都市に複数の駅がある場合は周辺駅まで一覧表示されて便利。
(有名どころではバラナシの場合、バラナシ以外にムガールサラーイ発も出る。)
- 特急は毎日運行されない便もありますが、曜日もカレンダー表示されるのでわかりやすい。
- シンプルな作りで非常に軽く、必要な情報があっという間に調べられる。
- INDIAN RAILWAYS PASSENGER RESERVATION ENQUIRY http://www.indianrail.gov.in/
- インド国鉄のオンライン予約サイト。時刻表や空席情報が確認・予約もできます。
- 以前は外国のクレジットカードを受けてくれなかったが、近年使えるようになった。
- 民間サイトの方が早くて見やすいし、登録だけでも苦労するが、最安値で取りたい人はチャレンジもあり。
- 以前は外国のクレジットカードを受けてくれなかったが、近年使えるようになった。
- must see india http://www.mustseeindia.com/
- インド旅行ポータル。飛行機、ホテル、列車、タクシー、バスなどといったカテゴリから調べられる他、
都市名から観光情報、行き方などをたどることもできる。- 直通列車の本数が少ない田舎町へ行く場合、周辺駅の情報も一覧表示されるので、代替え案が立てやすい。
(例:カジュラホに行く場合、カジュラホ駅、ジャンシー、マホバ、サトナ発着の便まで出てくる。) - 直通列車の本数が少ない田舎町へ行く場合、周辺駅の情報も一覧表示されるので、代替え案が立てやすい。
- clear trip http://www.cleartrip.com/
- 民間のオンライン旅行予約サイト。航空券、ホテル、パッケージツアー、列車、バスなどが予約できる。
- インド国外に在住している外国人でもID登録をすればオンラインで列車の予約が可能で、日本人の利用者も多い。(ただし、私はID登録ではじかれて挫折した。)
- make my trip http://www.makemytrip.com/
- clear tripと同様の民間のオンライン旅行予約サイト。google、facebookのIDで 一回ログインしてしまうと、その後、メールが来続けてウザいです。列車以外の予約には使える。
日本語で対応可能なインドの旅行代理店
インドの旅行代理店と日本からやりとりする場合、曖昧なニュアンスを残さずに手配するのがコツです。できればはっきりと、日時、便名、取れなかった場合の対処(WLで待ちたい、第二、第三希望を提示)を
明確にした方がよい。
(例:昼便希望で「日中発優先」と言ったら、希望便が満席で早朝発午後着の便を確保してくれました。
私の中では午前八時前の便は早朝で「日中」ではなかったけど、相手は「日中」に含めた。
このような日本人同士でも起こる細かい行き違いは外国人相手だとなおさら起こる。)
また、チケットが一般枠か、外国人枠かなども確認を。(外国人枠は変更・取消し不可です。)
- シゲタトラベル http://www.yokosoindia.com/
- ニューデリーのパハールガンジにある旅行代理店。日本語堪能なラジェンダ氏がオーナーを勤める。
- ラジェンダ氏本人は日本語は堪能だが日本人とそつなく日本語でメールのやりとりをするレベルではないためか、日本人スタッフが手配の間に入っており、意思疎通がスムーズに行われる。
- 地球の歩き方に見開き広告を出すまでに成長したので、日本人旅行者の間ではおなじみです。
- 列車の手配は手数料も安くて良心的。
- 間に入っていると思われる日本人も的確な旅行のアドバイスをくれるほどインドを熟知しています。
- ラジェンダ氏本人は日本語は堪能だが日本人とそつなく日本語でメールのやりとりをするレベルではないためか、日本人スタッフが手配の間に入っており、意思疎通がスムーズに行われる。
- ロニシゲタトラベル http://www.ronishigetatravels.com/
- 上記のシゲタトラベルのラジェンダ氏の元相棒が経営している旅行会社。オーナーのロニ氏は日本語堪能だが、かつてはメールのやりとりはローマ字。現在はやはり日本人がかんでいると思われます。
- 料金などは明示されてませんので、問い合わせて確認する必要があります。
- かなりやり手の人なので、そのつもりで。(悪い人という意味ではなく、要はビジネスに長けた人です。)
- 料金などは明示されてませんので、問い合わせて確認する必要があります。
- ゴニトラベル http://www.sinha.jp/
- 日本語堪能なセナ氏が経営する旅行代理店。
- 日本人の利用者も多いようですが、問い合わせに回答をもらえなかった。メールは英語でないとだめかも。
- H.I.S. インド支店 http://www.his-india.co.in/
- 日本の旅行代理店H.I.S.のニューデリー支店。コンノートプレースにある。
- 日本人スタッフが常駐しているので日本語でのやりとりは可能だが、列車の手配は日本に問い合わせ。
- 日本語で確実に手配できる安心感はあるが、日本での手配手数料を取られるので経費をどう見るか。
- 支店に行ける環境であればデリー支店で手配可能とのこと。それなら駅で買うのと同じ。
- 日本人スタッフが常駐しているので日本語でのやりとりは可能だが、列車の手配は日本に問い合わせ。
- 西遊旅行 インド支店 http://www.saiyuindia.com/
- インド在住者であれば直接やりとりできるが、日本在住であれば日本のオフィスでの手配になる。
- 列車の手配は基本的に航空券などの手配を西遊旅行でした場合に取得代行を請け負ってくれる。
- ジョツナ旅行会社 http://jotsna.com/
- タミルナドゥの玄関口チェンナイにある旅行会社。列車は片道1,500円からの手数料で手配してくれる。
- チェンナイから入国する人は使うのもアリ。(何かあったときオフィスに飛び込めるようにした方がよい。)
インドの列車の切符を手配してくれる日本の旅行代理店
日本の旅行代理店は切符を1枚売っただけでは手間の割に儲けが少ないので、基本的に航空券やビザなどの他の旅行商品の手配代行を依頼した人にのみ、列車の切符の手配も応じてくれる場合が多い。
日本の代理店とインドの代理店それぞれの手数料が加算されるのでそれだけ手数料が高いが、
日本語で確実にやりとりできる安心感は何事にも変えられない。
(例えば、相手のミスで手配に不具合が出た場合、日本の代理店が間に入っていれば何らかの対応があるはずですが、 相手がインド人だと、言い負かさせる可能性があります。)
ただし、航空券も列車もオンラインで手配する旅行者が増えてきたため、列車だけの手配に応じてくれる場合もありますので、 問い合わせてみるとよいです。
- バイシャリトラベルズジャパン http://www.vaishalitravels.com/
- 東京にある旅行代理店。オーナーがインド人。列車の手配は区間によっては手配可能とのこと。
- 日時、区間などを決めてから、手配可能かどうかを問い合わせ。
- 海外旅行はエイチ・アイ・エス≫H.I.S. オプショナル手配
- 最寄りの営業店もしくは鉄道予約専門の欧州エキスプレスに問い合わせをとのこと。
- 航空券手配がなくても列車のみで扱ってくれるかは不明。
- アショカツアーズ http://www.ashoka.co.jp/
- 仏教寺院団体参拝機関として創業した旅行会社でインドツアーにめっぽう強い。
- ただし、列車の手配は「航空券を手配した方のみ。」と言われたことがあります。聞いてみてください。
- ジーエストラベル http://www.gs-travel.com/
- 大阪にあるインド人がオーナーの旅行代理店。列車の手配は要問い合わせ。
- 西遊旅行 http://www.saiyu.co.jp/
- 秘境・辺境に強い旅行代理店。鉄道チケットは航空券を手配した場合に対応してくれます。
- 私は特典航空券だったので困ったなぁと思ったら、「ビザの取得代行でも可。」とのことでした。
- 大使館、領事館から遠かったり、行く時間がない場合はどこかに取得代行を頼むと思うのでアリかも。
- 私は特典航空券だったので困ったなぁと思ったら、「ビザの取得代行でも可。」とのことでした。
- その他の代理店を探す≫エイビーロード
- エイビーロードは自社で予約システムを持てない小さな代理店が利用します。
- インドツアーを扱っている代理店に問い合わせると手配してくれるかも。