ポルトガルおいしい旅日記 小波田えま/栗山真由美

料理のプロとイラストのプロが訪れたポルトガル旅行のイラストエッセイ。
ポルトガル料理のレシピも数点載っています。女子旅レポです。

この本のレビュー

ポルトガル好きの料理研究家とイラストエッセーが得意なイラストレーターの女性が、
ふたりでポルトガルを旅したレポートを親しみやすいイラストで表現した本。
写真が少なく、ポルトガルに行ったことのない物としてはイマイチ伝わりにくいが、
ポルトガルと言えば、日本とは鉄砲の伝来以来のつきあいであり、
マカオに行けばポルトガル料理が食べられるし、意外とつながりがあることがわかる。

カステラの原型であるポルトガル菓子の作り方なども載っているので
旅好きで、美味しい物好きの女性ごのみの本かなぁとは思います。
ただ、ページ数が少なく、情報量も少ないのに本は高い！これ売れてないだろ？

料理はイラストではなく写真で載せるか、料理の雰囲気がわかるような
緻密なイラストにしてくんないと、ちょっと美味しそうに見えないです。

ただ、以前、知人にポルトガルは素材の味を活かした料理法で美味しい！と聞いていたので、
記事の中に、「恐らくヨーロッパで唯一魚の塩焼きが食べられる国」とあって、
一度行ってみたいなぁという気分にはなりました。
旅先でポルトガル人に会ったこともないし、一体どういう国なんだろう？としみじみ思った。