旅してぐるぐる。 k.m.p.
k.m.p.でおなじみのなかがわみどり、ムラマツエリコさんのイラストエッセイ。
特定の地域の旅をまとめた物ではなく、いろんな旅のエピソードを引っ張り出した本。
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この本のレビュー
この方々の本はエジプトやベトナム、ポルトガルなど、どこかの国へ遊びに行った時にその様子をトータルにまとめて旅行記にしたものが多いのですが、
今回は様々な旅で起こったちょっとした出来事を4コマ漫画にまとめていたり、
簡単な文章とイラストでまとめたページがあったり、写真を豊富に使っていたり、
彼女たちの旅の仕方がかいま見れるような本に仕上がっています。
内容は薄いんだけど、k.m.p.ファンは相変わらずの楽しそうな姿を見ていて楽しいだろうし、
個人旅行をしたことがないひとは、「気の合うお友達との個人旅行は楽しそう」と思うはず。
なんつーか、とにかく楽しそうです。
正直私は最初の頃、彼女たちの著書があんまり好きではありませんでした。
「エジプトがすきだから」と「ベトナムぐるぐる」の時あたりなのですけども、
とにかく不平不満、悪口みたいなものが満載で、読んでいて楽しくなかったんですね。
実際にそういう思いをしたんだろうけど、確かに私もいやな思いをしたことはあるけども、
こういうのって端からみると、いやな気分が残ることがあるもんだと。
で、ふと思い出したのです。
そういえば私も一度旅行記の中でものすごーく罵詈雑言を書いたことがあり、
あのときは、本当に頭にきて、はき出したかったからそういうことを書いたんだけども、
多くの人が「うわー、運悪く、変な人に会っちゃったね」って賛同してくれたのに対し、
一人だけ「読んでいて気分が悪くなった。こんなところで書かずに本人にいえ!」と書き込んできた人がいました。
そのときは、匿名で見ず知らずの人から突然説教されて腑に落ちなかったんだけど、
しかもお金を取っているわけでもなく、読んでくれと頼んだわけでもなく。
今思えば、私が「ベトナムぐるぐる」等を読んでいやな気分になったなと。
以来、最近では若い頃に比べればオブラートに包んだ書き方をするようにはなりました。
でもまあ、その罵詈雑言を書いたことについては今でも思い出すとはらわたが煮えくりかえりますし、
だから気持ちを表現するにはそういう言葉しかなかったんすけどね。
こんかいのk.m.p.の本はほのぼのとしたエピソードが多いので楽しめると思います。
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