デカン高原の避暑地マイソール。マハラジャパレスも美しい。
インドの公用語は15言語あると言われる。政府はヒンディ語に統一を試みたが、ヒンディを話さない地域に猛反発されて断念したとか。南インドは共通語はヒンディより英語って感じ。
マイソールで見つけた時計台は文字盤が数字ではなかった。腕時計があったらほしかったな。
たったの一日のバンガロール滞在であったが、ある意味期待を裏切らない都会の一日ではあった。
あとで聞いたところによると、バンガロールはインドでまれに見るくらいぼったくりの少ない街だそうで、リキシャも行き先を告げると、黙ってガシャンとメーターを倒して走っていくという。
何で、私はそんな街でたまたまいた変なのに引っかかってしまったのだろうか?悔しいっ。
バンガロール中央駅でマイソールまでの二等座席の切符を買い求めた。
1回目のインド旅行を含め、今まで列車移動と言えば長距離の寝台車だっただけに、昼間で二等座席に乗れるのがなんだか新鮮。マイソールまではバンガロールから所要約3時間である。
二等列車は、中国の列車で言うと「硬座」、タイで言うと「3等」。日本では見たことないタイプの座席なので例えられません。観光用の近距離トロッコ列車で見たことあったかなぁ。
要するに、公園のベンチみたいに座席が硬いのです。
インドの二等座席はとても混雑していて網棚に乗っている人がいるくらいだと聞いていたが、この路線はそれほどでもなく、みんな普通に座席に座っていた。
昼間のほどよい時間の便であることと、マイソールまではバスも頻繁に走っていることでそれほど利用頻度は高くないのだろう。バスの方が乗り降りが比較的自由な分使い勝手がいいのかもしれないし。
何事もなく3時間の列車の旅が終わり、マイソールに到着。バンガロールでのイタイ経験を胸に「やはり宿は自力で探さねば」とザックを背負い、テクテクと歩き出した。
途中で「そっちに行っても高いホテルしかないぞ!」なんて通行人にアドバイスを頂きながら、歩き回って見つけたのがHOTEL SRI GAYATHREE BHAVAN。
ハイダラバードやバンガロールの宿に比べれば綺麗とはいえないが、ちゃんと清潔。
そして広い!何てったって快適!
今までの宿は綺麗でそれなりの値段だったが、保温性が良すぎて暑くて眠れなかったり、窓がなかったり、綺麗なだけでくつろげはしなかった。
この宿は気温がちょうどよいのが最高!天井のファンもちょうどいい具合に働いてくれて、インドに来て一番くつろげる宿となった。
窓の外を見下ろせば、「ターンガ」という馬車が通り過ぎる。
ターンガとは一頭立ての二輪馬車で、馬はその首から大きなベルをつけている。
かぽかぽという蹄の音と、からんからんというベルの音のハーモニーがまたのどかで和む~。
他のインドの街の様に自動車やリキシャの騒音が少ないかも!日本と違ってクラクション鳴らしまくりの国だからねぇ。
うん。やっぱ、インドに来たらインド式の宿に限る!(場所柄っていう気もするが・・・)
翌朝、散歩がてらに観光に出かける。適当に見つけた食堂でマサラドーサとチャイの朝食。
ドーサというのはホットケーキを薄くしたような食べ物でヨーグルトソースやカレーソースを付けながら食べる南インドの軽食。小麦粉ではなく米を原料にしている。
マサラドーサは、このドーサにカレー味のマッシュポテトが挟んであるもの。かなりのボリュームになるが、これまた美味い!
ええつまり、暑さも和らいで食事する気力も戻ってきたということです。
朝食の後は、マハラジャパレスへと歩いた。マイソールの見所は半径2㎞以内に収まるくらいで、充分歩いて回れる。
それに、歩いて回れる程度の暑さなんです。日本人が夏に軽井沢に行く気持ちが何となく分かりました。高原って快適~。
パレス帰りに市場の中を冷やかしがてら通過。
ちっちゃな兄弟ふたりでやってるマンゴーやさん発見。かわいい呼びかけに引っかけられマンゴーを半㎏買う。
「甘くておいしーのお願いね」「もっちろん!」
二人で吟味に吟味を重ねて選んでくれたマンゴーは、ばっちりうまかったよん。
さらに王宮の中は博物館として一般公開されてます。マイソールに行ったら必ずいくべし!
マイソールで見つけた時計台は文字盤が数字ではなかった。腕時計があったらほしかったな。
たったの一日のバンガロール滞在であったが、ある意味期待を裏切らない都会の一日ではあった。
あとで聞いたところによると、バンガロールはインドでまれに見るくらいぼったくりの少ない街だそうで、リキシャも行き先を告げると、黙ってガシャンとメーターを倒して走っていくという。
何で、私はそんな街でたまたまいた変なのに引っかかってしまったのだろうか?悔しいっ。
バンガロール中央駅でマイソールまでの二等座席の切符を買い求めた。
1回目のインド旅行を含め、今まで列車移動と言えば長距離の寝台車だっただけに、昼間で二等座席に乗れるのがなんだか新鮮。マイソールまではバンガロールから所要約3時間である。
二等列車は、中国の列車で言うと「硬座」、タイで言うと「3等」。日本では見たことないタイプの座席なので例えられません。観光用の近距離トロッコ列車で見たことあったかなぁ。
要するに、公園のベンチみたいに座席が硬いのです。
インドの二等座席はとても混雑していて網棚に乗っている人がいるくらいだと聞いていたが、この路線はそれほどでもなく、みんな普通に座席に座っていた。
昼間のほどよい時間の便であることと、マイソールまではバスも頻繁に走っていることでそれほど利用頻度は高くないのだろう。バスの方が乗り降りが比較的自由な分使い勝手がいいのかもしれないし。
何事もなく3時間の列車の旅が終わり、マイソールに到着。バンガロールでのイタイ経験を胸に「やはり宿は自力で探さねば」とザックを背負い、テクテクと歩き出した。
途中で「そっちに行っても高いホテルしかないぞ!」なんて通行人にアドバイスを頂きながら、歩き回って見つけたのがHOTEL SRI GAYATHREE BHAVAN。
ハイダラバードやバンガロールの宿に比べれば綺麗とはいえないが、ちゃんと清潔。
そして広い!何てったって快適!
今までの宿は綺麗でそれなりの値段だったが、保温性が良すぎて暑くて眠れなかったり、窓がなかったり、綺麗なだけでくつろげはしなかった。
この宿は気温がちょうどよいのが最高!天井のファンもちょうどいい具合に働いてくれて、インドに来て一番くつろげる宿となった。
窓の外を見下ろせば、「ターンガ」という馬車が通り過ぎる。
ターンガとは一頭立ての二輪馬車で、馬はその首から大きなベルをつけている。
かぽかぽという蹄の音と、からんからんというベルの音のハーモニーがまたのどかで和む~。
他のインドの街の様に自動車やリキシャの騒音が少ないかも!日本と違ってクラクション鳴らしまくりの国だからねぇ。
うん。やっぱ、インドに来たらインド式の宿に限る!(場所柄っていう気もするが・・・)
翌朝、散歩がてらに観光に出かける。適当に見つけた食堂でマサラドーサとチャイの朝食。
ドーサというのはホットケーキを薄くしたような食べ物でヨーグルトソースやカレーソースを付けながら食べる南インドの軽食。小麦粉ではなく米を原料にしている。
マサラドーサは、このドーサにカレー味のマッシュポテトが挟んであるもの。かなりのボリュームになるが、これまた美味い!
ええつまり、暑さも和らいで食事する気力も戻ってきたということです。
朝食の後は、マハラジャパレスへと歩いた。マイソールの見所は半径2㎞以内に収まるくらいで、充分歩いて回れる。
それに、歩いて回れる程度の暑さなんです。日本人が夏に軽井沢に行く気持ちが何となく分かりました。高原って快適~。
パレス帰りに市場の中を冷やかしがてら通過。
ちっちゃな兄弟ふたりでやってるマンゴーやさん発見。かわいい呼びかけに引っかけられマンゴーを半㎏買う。
「甘くておいしーのお願いね」「もっちろん!」
二人で吟味に吟味を重ねて選んでくれたマンゴーは、ばっちりうまかったよん。
豪華絢爛!マハラジャパレス
地方の小さな王宮都市と言うが、どうしてどうしてこんなに立派である。さらに王宮の中は博物館として一般公開されてます。マイソールに行ったら必ずいくべし!
城内への入口から
入口で靴を預け、裸足のまま内部に進入。
床は大理石でできているため、ひんやり。とっても涼しい。外が暑いだけにこの冷たさが意外だし、畳になれた日本人には慣れない感覚で気持ちいい♪
豪華絢爛、マハラジャお金持ちだなぁてことはよく解ったし、数々の調度品に眼の保養をさせて貰いましたが、こういうのを見るといつも思うんですが、私は日本人だなと。豪華絢爛は落ち着かなくって、モノトーンがほっとするんです。
ここに住めと言われると速攻で断るでしょう。 (ぜったいに言われない!!)
豪華絢爛、マハラジャお金持ちだなぁてことはよく解ったし、数々の調度品に眼の保養をさせて貰いましたが、こういうのを見るといつも思うんですが、私は日本人だなと。豪華絢爛は落ち着かなくって、モノトーンがほっとするんです。
ここに住めと言われると速攻で断るでしょう。 (ぜったいに言われない!!)
宮殿正面
フレームに入りきらず下がる。覗く。また下がる・・・を繰り返してやっととったショット。
真ん中に突っ立っている豆粒の様なのは我が弟である。そのくらいでかい!
日本の城は縦長ですがインドは丘の上に建てることはあれども縦に長くは作らないようだ。
ここではインド人のカップルに写真を撮ってとカメラを渡されたりした。
なにが物珍しいのかというと、カメラを持っていると言うことは結構裕福な人たちで、しかも、夫婦じゃなくて熱々の恋人っていう雰囲気だったので「都会の進んだカップル」なのだろうと勝手に解釈した(この頃は未婚男女がデートしているのが珍しかったと思う。)
日本の城は縦長ですがインドは丘の上に建てることはあれども縦に長くは作らないようだ。
ここではインド人のカップルに写真を撮ってとカメラを渡されたりした。
なにが物珍しいのかというと、カメラを持っていると言うことは結構裕福な人たちで、しかも、夫婦じゃなくて熱々の恋人っていう雰囲気だったので「都会の進んだカップル」なのだろうと勝手に解釈した(この頃は未婚男女がデートしているのが珍しかったと思う。)
日曜、祭日はイルミネーション!
マハラジャパレスは日曜と祭日にイルミネーションが点灯する。
たまたま日曜だったため、夕涼みがてらにまたパレスに向かった。
イルミネーションを見るだけなので中には入らないから入場料はかかりません。だから城のあらゆる入り口が開けてありました。私たちは宮殿の真っ正面に当たる東側の入口で待機し、守衛さんが門を開けてくれると同時に中に入った。
19:00。城中の5万個の電球が一気にぱっと点く。びっくり。やるね。粋な演出じゃないですか。
城の正面では、インド音楽の生演奏をしている。正面を陣取り演奏を聞き入る人あり、芝生に寝ころんで惚ける人あり、おのおのが自分なりにくつろいでいた。
期待してなかっただけに、思いの外よかったで~す♪
イルミネーションを見るだけなので中には入らないから入場料はかかりません。だから城のあらゆる入り口が開けてありました。私たちは宮殿の真っ正面に当たる東側の入口で待機し、守衛さんが門を開けてくれると同時に中に入った。
19:00。城中の5万個の電球が一気にぱっと点く。びっくり。やるね。粋な演出じゃないですか。
城の正面では、インド音楽の生演奏をしている。正面を陣取り演奏を聞き入る人あり、芝生に寝ころんで惚ける人あり、おのおのが自分なりにくつろいでいた。
期待してなかっただけに、思いの外よかったで~す♪