バンダ島 北部のマロレビーチでシュノーケリング!
【バンダ島北部マロレビーチ:サンゴ礁と魚の群れ】
日本を出てから3日間移動続きだったので、初日は軽くバンダ島の様子見で済ませたいところ。
到着日の昨日はだいぶ雨が降ったので、この季節の天候も把握したかったのもある。
「ただしマロレは地元の人も来るからね。荷物をビーチに置いて泳ぎに行っちゃだめだよ。」
「ぜーったい一人ずつ交互に泳ぐんだよ。ボクが荷物番してもいいけど・・・。」
宿のオーナーウチュもデルフィカの親父も口を揃えてキッパリと言い切った。
ふたりの話を総合するとバンダ島周辺のシュノーケリング事情は次のような感じである。
まずバンダ島は北部にあるマロレビーチ。
バンダネイラの町からずーっと島の北部まで続く一本道ラツゥリリセロ通りをずーーーっと北上する。
ここは陸続きなのでボートをチャーターせずビーチエントリーでシュノーケリングが楽しめる。
ただし、このビーチを挟んで東西に2つの村があるため周辺の村人も遊びに来る。
だから無人の状態で荷物を起きっぱなしにはしないこと。絶対になくなる。
「行き方?オジェだと10,000ルピアだけど、歩けるよ?」
距離にして3~4キロくらい。多少の上り下りはあるが歩いても1時間かからない。一本道だから迷いようもない。
バンダネイラで暇をもてあましている旅行者の中には毎日のようにここまで歩いてくる人もいるらしい。
マロレビーチの次に近いのはバンダ島の向かいにあるグヌンアピ。
ここは半日ボートをチャーターして行くことになる。
火山の噴火でサンゴ礁が壊れたにもかかわらず、すっかり再生していて、
「もう、すんごい綺麗だよ」とみんな誇らしげにススメてくる。
その他のポイントはバンダ島の南にある大きな島バンダベサールの裏側や
さらに東にあるハッタ島。グヌンアピの西側にあるアイ島、ルン島など。
これらの島は遠いので船のボートチャーター料が張ります。
しかし、シュノーケリングを主催している宿の親父が人を集めてくれるので、
一人当たりの金額は高くならない。
自らムティアラやデルフィカカフェなどに顔を出すか宿のオーナーに電話してもらって便乗すればOKです。
(勿論貸し切りにもできる。1日5,000円くらいなので日本人には払えない金額ではない。)
というわけで、のんびりと朝食&お茶をした後、宿を出てマロレビーチに向かいました。
手段は徒歩。行きはオジェ、帰りは歩きで戻ろうかと思ったのだが、この日に限ってオジェが捕まらない。
行きが歩きなら帰りも当然の様に歩きです。同じ道を戻るのは芸がないので、行き帰りで道を変えてみました。
ガマラマゲストハウスの前の通りをずーっと北上。途中、滑走路を横断する以外は変化なくひたすらまっすぐ。
島の北端まで来ると道が西に曲がるので、右手に黒い岩場の海岸を見ながら歩きます。
そのうちに周辺の村人の洗濯場が現れてきて、洗面器を担いだ村人とすれ違います。その辺りがビーチです。
道の途中で島の東北にあるタナラタ村へ向かう曲がり道やマンコーバツ村の脇を通ったりしますが、
それらを気にすることなく、とにかくまっすぐ歩くのがポイントです。
バンダネイラ ジャランジャラン写真館 その2 バンダネイラからマロレビーチへ。
バンダ島をひたすら北上してマロレビーチを目指します。
★の辺りにある井戸がビーチに入る目安。 火山島のバンダは真水が出るのですが、島北端のラウタカ村には井戸がないようで、 村の人たちが洗面器に洗濯物を山盛りにしてこの井戸までやってきます。
その井戸の辺りから適当に海側に出ればすぐに海岸です。
手前の岩場で泳いでいる外国人もいましたが、ゴツゴツですよ。
海は繋がってるのでその辺りはお好みでどうぞ。
井戸は村人の貴重な水。桶とロープは設置されていないので、
観光客は遠慮したほうがよろしいかと思います。
左:離陸する飛行機はこの隙間を抜ける。中:滑走路横断、右:南北に抜ける道。
左:北部の村の測道、中:マロレビーチ、右:ボートでシュノーケリングに来る人もいる。
マロレビーチでシュノーケリング!お魚いっぱい。[ここの写真はクリックで拡大します。]
と淡泊なコメントだったので期待してなかった。でもお魚いっぱい。
雨期で水が少し濁っているのは、案の定プランクトンでした。
今回はラッシュガードを上下共に準備してきたので、楽勝です!
マロレビーチはちょっと大きめの砂と黒い岩が見え隠れしていて、手前の方は珊瑚が死んでいるのですが、 ビーチから100mくらい離れた海の色が変わるところにサンゴと魚がうわーーっとたくさんおりました。
波と戯れている地元の子供たち以外は時々大人が通り抜けるだけ。
観光客もバイクで島巡り中のジャワ人家族が記念撮影に来た他は、
西洋人が3人やってきて終わり。とても静かです。
こんな状況なので食べ物や水は必ず持参せねばなりません。
西洋人の兄さんは用意周到にハンモック持参。あったまいー。
海は湾状になっていて波も穏やかなので子供連れでも危なくないです。
バンダ島東海岸沿いの道をタナラタ村を抜けながら歩いてみた。
行きはまっすぐネイラから北上したので帰りは別のルート。
バンダ島の商業施設はバンダネイラの港の周辺に固まっているため、
北部や東北部の集落は基本的に民家のみです。
村民用の小さな店や教会、モスクなどは数カ所あるくらいです。
村の中を走る道も幅1メートルくらいの小道。
なんとなく南を目指しながら集落を抜け出ると海岸沿いに続く舗装のない獣道を抜けていきます。
不安はあるものの、船を造る村人や麻を植えている農家の人にあったり、 誰かが捨てたお菓子のゴミ袋が道に落ちてたりするので、
「たぶん抜けられる。」とドキドキしながら通り抜けました。
滑走路を横断するとバンダネイラの町の北端なので、 車も通れるくらいの広い舗装道路になります。(車などいませんが。)
つまりバンダ島は歩いて数時間で一周できます。小さい島です。
左から、タナラタ村の船着場、海岸沿いの麻畑、もうすぐ滑走路。獣道、滑走路を抜けてバンダネイラに入る。
インドネシア バンダ島に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。
100インドネシアルピア=約1円
■宿泊:ガマラマゲストハウス 150,000ルピア(エアコン付。なしだと110,000ルピア)
■雑貨類:冷えたコーラ 7,000ルピア(350ml)、水 7,000ルピア(1.5リットル)
■食事:アヤムセムール 20,000ルピア、茄子のケナリソース 20,000ルピア、ナシプティ 5000ルピア
■成田-ジャカルタ航空券 直行便で58,000円~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
ジャカルタ-アンボン航空券 片道9,000円~30,000円(予約クラスによる。)
アンボンは国際空港なのに外国からの直行便がないと現地人が嘆いていました。
2011年1月現在、駐機場を一生懸命増やしているので将来的にシンガポールあたりから来るかも?
ジャカルタ、マカッサルなどを経由してアンボンまで来ることになります。
ガルーダインドネシア航空の他、ライオンエアなどの格安航空会社の便もあるが時間が悪いです。
私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。